今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

モルダヴィア

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回は日本人には馴染みの薄いモルダヴィアの話です。今回も勝手に語ります。

 

 

世界地図を見て、モルダヴィア、モルダビア、あるいは、モルドヴァ、モルドバといわれる地域がどこか、おそらく多くの日本人は指し示すことはできないでしょう。
国の単位でいえば、ルーマニア、モルドバ、ウクライアナにまたがる地域で、地理的には、ルーマニアの東北部でカルパティア山脈の東側、プルート川の西から、プルート川の東側のドニエプル川の西、ベッサラビア地方を含めたエリアになります。

 

これだけ聞いても、どの場所なのかイメージができないかもしれません。
この地域に住む人は、ルーマニア人が中心で、モルドバでも同様です。しかも言語も通貨の名称も同じです。しかしこの地はヨーロッパの内陸部ですから、領土問題は数多く経験しています。

 

モルダヴィアには、太古よりスラヴ人、ハンガリー人、タタール人などが進出してきました。征服した民族もバラバラでしたが、ようやく14世紀になってルーマニア人がモルダヴィア公国を建国しました。
しかし、次に攻めてきたのは強大な敵でした。オスマン帝国です。
オスマン帝国の従属国になってしまいましたが、何とかモルダヴィア公国は自治を認められるようになりました。

 

18世紀に、そんな従属国の扱いに激変が起きます。
その契機がロシア帝国です。キリスト正教会の保護を名目にして、モルダヴィアの領有権を主張し、オスマン帝国に宣戦布告したのです。
ここからの歴史を語ると、かなり複雑になりますので割愛しますが、現在は旧ソ連を構成していた時代を経たモルドバ共和国とルーマニアに別れ、その境目はよくわからないような関係になっているといえます。

 

このモルドバはワインで知られています。

 

ワインの歴史も古く、モルドバ北部のナスラヴチャ村近郊では、ブドウ葉の化石Vitis teutonicaが発見されています。ワイン醸造していたかどうかはともかく、少なくともブドウ栽培については、紀元前2,800年まで遡れるようです。
ドニエストル川とプルト川に挟まれた流域では、現在までブドウ栽培とワイン生産が続いているのだと思われます。

 

この地域の歴史やワインについては、まだまだ語りたい内容が多いので、次の機会に続くことにします。日本人が知らないワイン名産地の歴史です。

 

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