今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ワインは「ギルガメシュ叙事詩」から

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
ワインの歴史は古く遡ることができます。今回は「ギルガメシュ叙事詩」です。

 

 

ワインに関する文献として最も古いものが「ギルガメシュ叙事詩」だといわれています。
「ギルガメシュ叙事詩」は、古代メソポタミアの文学作品です。古代メソポタミアの伝説的な王ギルガメシュを巡る物語で、現在の時点で人類史上最も古い作品の1つです。

 

主人公のギルガメシュは実在の王で、紀元前2600年ごろにウルクという国家の王でした。
国家といっても都市国家で現在の感覚での国家とは異なります。このシュメールの都市国家の王が、伝説化したようで、物語の主人公になったようです。

 

主人公のギルガメシュは英雄であり、同時に暴君でした。
市民たちは王の横暴を嘆き、その訴えを天神アヌは聞き入れました。女神アルルにギルガメシュの競争相手を造るよう命令します。そこで女神アルルは、粘土からエンキドゥを造りました。
ウルクから少し離れた場所でエンキドゥは野獣のように暮らし始めました。狩人がエンキドゥに狩りを妨害されるようになり、ギルガメシュに助けを求めました。
そこでギルガメッシュはエンキドゥのもとに神聖娼婦シャムハトを遣わしました。
エンキドゥはシャムハトの魅惑に惹かれ、6夜と7日を共に過ごすことになりました。
エンキドゥは野獣のような生活から変化し、人間らしい作法とともに、姿も人間らしくなっていきました。
シャムハトからはギルガメシュのことが聞かされ、エンキドゥはギルガメッシュを仲間にしようとウルクに向かうことになりました。
一方、ギルガメシュもエンキドゥと友人関係になることを夢で見ていました。

 

しかしエンキドゥは、ギルガメシュが国の花嫁を奪い去るという噂を耳にし、その瞬間に憤激してしまいます。
二人は出会って早々、大格闘を繰り広げることになりました。
大格闘は決着がつかず、二人はお互いの力を認め合うようになります。その後、親友となりました。

 

ギルガメシュとエンキドゥは様々な冒険を繰り広げることになります。
暴君から変貌したギルガメシュと、野獣を消し去ったエンキドゥは、ともに英雄となり、冒険を続けていくのでした。しかし、その先に彼らを待っていたのは──。

 

ちなみにですが、「ギルガメシュ叙事詩」の頃のワインは、現在ほど糖度が高くなく、しかも酸化していたようです。そのためワインに水や蜂蜜を混ぜて飲むのが一般的だったようです。

 

さらに余談ですが、「ギルガメシュ叙事詩」で有名な部分として大洪水の話があります。

 

エア神から伝えられた話により、船をつくり、家族、船大工、全ての動物を船に乗せました。
嵐が6日間続き、人間は粘土になってしまいました。船がニシル山の頂上に着地して7日目、鳩、ツバメ、カラスを放ち、乗船者を解放し、神々に生贄を捧げ、多くの神が集って来ました。

 

旧約聖書の「創世記」(6章-9章)に登場するノアの方舟と共通する部分が多いのは、おそらく当時から語り続けられた大洪水があったのであろうと思われています。
実際にメソポタミア地方周辺の地質調査の結果、実際に洪水跡と推測される地層の存在が確認されているそうです。ただし、このときの洪水がそこまで大規模であったのかどうかは分かりません。もしかしたらローカルなレベルではあっても、この当時の大惨事の記憶が衝撃的で、文字を持つ人々によって後世に残されたのかもしれません。

 

ワインから逸脱しましたが、時には歴史に触れるのも良いのかもしれません。

 

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