至高の熟成ワイン、オールドヴィンテージワインを語る4

時を超えたドラマ

対談フォト

結局は主観

山岸:
いやぁ~~、しかし今日は楽しかったです。
私はフランスでチーズ商を営んでいるわけですけど、オールドヴィンテージワインとマリアージュするチーズの研究に励もうと思いました。
八田:
ぜひぜひ。研究結果は教えてくださいね。
木崎:
私は仕事上、数百種類のワインをテイスティングしてきましたが、ヴォギュエやムートンの、しかもこのレベルの古酒となるとそうそう飲めませんので今日は心がホクホクです。
対談フォト2
山岸:
それにしてもワインは会話を弾ませ、心を幸せにしてくれる最高のアイテムですね。
木崎:
ホントそうです。ワインを楽しんでいるときに、愚痴や説教なんかされたらワインの美しさが台無しですから。
私は、ワインはすべからく「美しく」なくてはならないと思っていますから。
八田:
日本酒やビールだと愚痴や説教ってマッチするんですけど、ワインは合わないですね。日本酒、ビール好きの方からは反論あるかも知れませんが。(微笑)
木崎:
大丈夫ですよ。この記事を見られる方はきっと皆さんワイン好きでしょうから。
ワイン対談カット1
ワイン対談カット2
八田:
ワイン好きの人ってある程度共通のパターンを経て、最終的に
自分好みのワインに辿り着くケースが多いと思うのですが、
味覚である以上、結局は主観なんですよね、好き嫌いって。
山岸:
そうですね、好みの問題というのはありますね。
良くピークという表現がされますが、「ここがピークだ!」という
のは結局人それぞれなんですよね。
ワイン対談カット3
八田:
はい、でもいわゆる「ワイン通」と呼ばれるような方が、更にワインの深みにハマって行くとき、熟成ワインから若いワインへと好みが逆行していくことはないと思いますけど。
木崎:
それはないでしょうね。今、若いワインが好きって方も、ゆくゆくは「飲み頃」を求めるでしょうし、ワインを飲むほどに向かう方向はオールドヴィンテージなのかも。オールドヴィンテージワインというのは、結局飲み頃ワインのことですから。
やっぱりワインは「飲み頃」が一番です。
山岸:
ところで八田さんのお店では、フランスワインが目立ちますが、他国のワインには手を出されないんですか?
八田:
いえ、別にフランスワインだけにこだわっているわけではありません。ただやみくもに世界中のワインを取り扱うといっても財務的に限界がありますし、コツコツと選択眼を持ってゆっくり品揃えを積み上げていければと考えています。今、特に面白いなと思っているのはチリワインです。フランス・グラン・ヴァンとはある意味対極にあるかも知れませんが、だからこそ取り扱うことに意味があると思っています。最高や感動を求めてフランス・グラン・ヴァン。コストパフォーマンスはチリワインという感じですかね。ただ今は手が回らないので、将来の宿題としています。乞うご期待ください。

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