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シャトー・レヴァンジル
Chateau l'Evangile
| データ | |
|---|---|
| 国 | フランス |
| 主AOC | ポムロール |
| 畑面積 | 14ha |
| 年平均生産量 | 60,000本 |
| 栽培ぶどう品種 | メルロ78% カベルネ・フラン22% |
| 公式サイト | http://www.lafite.com/ |
シャトー・レヴァンジルの解説
(ラフィット)ロートシルト家により更に偉大なワインへ
レヴァンジルは1741年、ファジローの名前で土地が登録されていたころに登場しています。
19世紀への変わり目には、このシャトーは既に現在と似たような構成にあり、13ヘクタールの畑が広がっていました。その頃、ここはイザンベールという法律家に売却され、「レヴァンジル」と名前を変えました。
1862年、レヴァンジルはポール・シャペロンに買い取られ、彼の子孫であるデュカス家はその後1990年までここを所有しました。レヴァンジルを有名にしたのはこのポール・シャペロンです。1868年までには、レヴァンジルは「ポムロール北部の1級ワイン」と見なされ、登録されました。1900年頃にシャペロンが亡くなると、1960年代初めにルイ・デュカスが引き継ぐまで彼の子孫がシャトーを経営しましたが、その時点でのシャトーは1956年の霜害によって哀退の道をたどっていました。デュカスはブドウ畑を植え替え、レヴァンジルの名声を復活させるために相当な努力を傾けました。1982年の彼の死後は、未亡人となったシモーヌ・デュカスが一家の役割を引き継いでシャトー経営を行っています。
1990年には、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシル(ラフィット)がデュカス家からレヴァンジルを買い取りました。ロートシルトが最初に行ったのは、最上のロット選別をもっと厳しくすることと、セカンドワインであるブラゾン・ド・レヴァンジルを生産することでした。また、ブドウ樹の健康を保つための努力を重ね、追加的な修復およびリニューアル計画を実行し、それは1998年について完成しました。更に2003年にはタンクの格納場所、2004年にはワイン蔵の全面的な修復が終了し、これでシャトーの最終服はすべて完了したのです。
輝かしい土地が完熟した見事なブドウを産み出す
シャトー・レヴァンジルは、壮厳な豊かさと人を動かさずにはおかない個性を持ったワインを産み出します。ブドウ畑の紳士録ともいえるような、ラ・コンセイヤント、ヴィユー・シャトー・セルタン、そしてペトリュスと北の境界線を接し、偉大なサン・テミリオンのシュヴァル・ブランと南の境界性を接するこのシャトーの14ヘクタールの畑は、深い、砂利質の土壌が粘土と砂と混じり合った、輝かしい場所に位置しています。これらの利点があるからこそ、レヴァンジルは現在のようにペトリュス、ラフルール、そしてシュヴァル・ブランと肩を並べるグラン・ヴァンを産み出すことができるのです。
(ラフィット)ロートシルト家は、1990年にシャトー・レヴァンジルの支配権を買い取りましたが、2000年にはアルベール・フレール(シュヴァル・ブランにも出資している裕福なベルギー人)とともに100%の所有者となりました。彼らはこのシャトーの無限の可能性に十分気づいており、レヴァンジルはそのうち品質、そして嘆かわしいことに価格の点でも、ペトリュスやラフルールに肩を並べるようになるかもしれません。
今は亡きルイ・デュカスは自分のブドウ畑の独自性を強く信じており、訪れるワイン評論家たちに、レヴァンジルは隣のペトリュスと同じくらい良好で、さらに複雑だという自説を述べて怒鳴りつけることもしばしばあったようです。非凡なマダム・デュカスは数年前、90代半ばで亡くなるまで、日常的にレヴァンジルの運営を仕切っていました。
今ではシャトー・レヴァンジルは完全に(ラフィット)ロートシルトの所有となり、このシャトーが年々ペトリュスやシュヴァル・ブランに追いついていくことは間違いないでしょう。
選別もせずに、勘と経験に頼った醸造法と育成法で何年にもわたって造られてきた偉大なワインが実証しているように、このブドウ園は魔法のような畑なのです。ロートシルト家の完璧主義体制のもとではすべてがさらに良い方向へと変わるはずです。
この偉大な実績を持つポムロールは、さらに偉大になろうとしています。
シャトー・レヴァンジルの醸造及び育成
レヴァンジルは伝統的な栽培手法をとっており、収穫を手摘みで行い、厳格な選果をしています。小さめのサイズの、セメント及びステンレス製の発酵槽で醸造を行います。ほとんどのヴィンテージでは18~20ヵ月間熟成します。樽は新樽が主体のオーク樽ですが、これはデュカス家が所有者だった頃はあまり見られなかったことで、現在のロートシルト家の所有になってから変わったことです。
ファーストワイン : シャトー・レヴァンジル
セカンドワイン : ブラゾン・ド・レヴァンジル
世界の最高峰に君臨する、偉大な 『プレミアム・ワイナリー』 を以下にリストしました。また成長著しい中堅・新鋭の優れた生産者もご紹介しております。
メドック
ボルドーワインの象徴「メドック格付け」。1~5級から成る序列で、高い品質とステイタスが保証されています。中でも特に偉大といえる生産者を選抜しました。
| 1級 | シャトー・オー・ブリオン シャトー・マルゴー シャトー・ムートン・ロートシルト シャトー・ラトゥール シャトー・ラフィット・ロートシルト |
|---|
| 2級 | シャトー・グリュオ・ラローズ シャトー・コス・デストゥルネル シャトー・デュクリュ・ボーカイユ シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン シャトー・ブラーヌ・カントナック シャトー・モンローズ シャトー・ラスコンブ シャトー・レオヴィル・バルトン シャトー・レオヴィル・ポワフェレ シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ シャトー・ローザン・セグラ |
|---|
| 3級 | シャトー・カロン・セギュール シャトー・キルヴァン シャトー・ジスクール シャトー・パルメ シャトー・マレスコ・サン・テクジュペリ シャトー・ラグランジュ |
|---|
| 4級 | シャトー・タルボ シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト |
|---|
| 5級 | シャトー・カントメルル シャトー・クレール・ミロン シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト シャトー・ダルマイヤック シャトー・ポンテ・カネ シャトー・ランシュ・バージュ |
|---|
| ブルジョワ | シャトー・シャス・スプリーン シャトー・ソシアンド・マレ |
|---|
ソーテルヌ、バルサック
貴腐ワインの銘醸地。特別1級、1級、2級の3層から成る序列で、27の甘口白ワインが格付けされています。その頂点に立つシャトー・ディケム(イケム)と、2番手と名高いクリマン及びリューセックをあげました。
| シャトー・クリマン シャトー・ディケム(イケム) シャトー・リューセック |
グラーヴ
グラーヴ格付けは16のクリュが選ばれました。格付け内に階層はありません。16の内の1つは、メドック1級でもあるオー・ブリオンが含まれています。以下に特に偉大なシャトーをリストしました。
| シャトー・オー・ブリオン シャトー・オー・バイイ シャトー・パプ・クレマン シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン ドメーヌ・ド・シュヴァリエ |
サン・テミリオン
サン・テミリオンの格付けは、第1特別級A、第1特別級B、特別級、特級の4層からなりますが、別格として2つのシャトーが第1特別級Aに君臨します。格付けが見直されるサン・テミリオンでは競争原理が強く働き、野心を抱く生産者たちがしのぎを削っています。以下に特に偉大なシャトーをリストしました。
| 第1特別級A | シャトー・オーゾンヌ シャトー・シュヴァル・ブラン |
|---|
| その他 | シャトー・アンジェリュス シャトー・カノン・ラ・ガフリエール シャトー・ド・ヴァランドロー シャトー・ボーセジュール・ベコ シャトー・ラ・モンドット シャトー・ル・テルトル・ロートブッフ |
|---|
ポムロール
ポムロールに公式な格付けはありません。しかし世界の富裕層から愛される、スーパーリッチなワインが多く産出されています。以下にポムロールを牽引するワイナリーをあげました。
| シャトー・トロタノワ シャトー・ネナン シャトー・ペトリュス シャトー・ル・パン シャトー・ラフルール シャトー・レグリーズ・クリネ シャトー・レヴァンジル |
コート・ド・ニュイ
小規模経営が多いため二流三流の生産者も多く、看板となるAOCよりも生産者の見極めが重要です。世界最高峰のピノ・ノワール・メーカーが綺羅星のごとく連なる産地です。
| DRC アルマン・ルソー アンヌ・グロ アンリ・ジャイエ エマニュエル・ルジェ クロ・ド・タール/モメサン グロ・フレール・エ・スール コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ジョルジュ・ルーミエ デュジャック ドニ・モルテ ベルナール・デュガ・ピィ メオ・カミュゼ ルロワ |
コート・ド・ボーヌ
世界最高峰の白ワイン(シャルドネ)で有名な地区ですが、近年では赤(ピノ・ノワール)の品質向上も目覚ましく、赤白ともに優れた生産者が活躍しています。
| セバスチャン・マニアン ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ デ・コント・ラフォン ドーヴネ ニコラ・ロシニョール ルフレーヴ |
ブルゴーニュその他
シャブリやコート・シャロネーズなど、コート・ドール以外からブルゴーニュの品質向上を牽引する注目の生産者をピックアップしています。
| フランソワ・ランプ |
偉大なワインは世界中に存在します。フランス以外の注目すべき造り手をご紹介しております。
| オーパス・ワン ヴィーニャ・エラスリス |









