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ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
DRC
| データ | |
|---|---|
| 国 | フランス |
| 主AOC | ロマネ・コンティ |
| 畑面積 | 25.3ha |
| 年平均生産量 | 80,000本 |
| 栽培ぶどう品種 | ピノ・ノワール シャルドネ |
| 公式サイト | なし |
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの解説
ワインの王『ロマネ・コンティ』を産み出すドメーヌ
ド・ヴィレーヌ家、ビーズ・ルロワ、そしてロック家によって所有されているドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが、ブルゴーニュで最も有名なワイナリーであることに疑問の余地はありません。いや、世界で最も有名なワインかも知れません。
略称の「DRC」は、実業界での「IBM」や「GE」と同じように、ワイン界ではとても重要なワードなのです。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの歴史は、1760年7月18日の記録にさかのぼることができ、サン・ヴィヴァン大寺院の文書には、後にロマネ・コンティとして知られる畑が「ロマネのブドウ樹」として言及されています。
DRCは、1867年に、様々な区画のワインをアッサンブラージュしていたサントネのネゴシアン、J.M.デュヴォー・ブロシェによって買い取られました。1942年に、デュヴォー・ブロシェの子孫であるオーベール・ド・ヴィレーヌの父親は、DRCの所有権の半分をオーセー・デュレスのネゴシアン、アンリ・ルロワに売却しました。アンリ・ルロワにはラリー・ビーズ・ルロワとポーリーヌの二人の娘がいて、現在のDRCの大株主となっています。
ド・ヴィレーヌ家の所有権は、さらに分割されています。(最近の集計では、約10人の所有者がいます。)
天にも届く名声と高額な価格は、王を超え神の領域へ?
一体何が、DRCのワインをこれほどまでに有名にし、高価で崇拝されるものにしたのでしょうか?
紛れもなく、偉大なヴィンテージにおいてはDRCのワインには文字通り並ぶものがありません。2003年や1999年、1990年といったヴィンテージにおいては、DRCが成し遂げたものに、ほんのわずかでも近づけたピノ・ノワールは世界のどこにもありません。
しかしながら、ドネーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティという名高いワイナリーは、一般に信じられているよりも遥かに浮き沈みの激しい記録を持っています。
特定のヴィンテージにおける一貫性のなさは、いささか衝撃的です。2000年や1998年、1995年といったヴィンテージにおいては、いくつかのワインは、最上のブルゴーニュの標準に達していないと思われます。さらに、1980年代半ばを通しては、樽毎に瓶詰めされていたために、はなはだしい瓶差がありました。
しかし、それでもDRCのワインを総括すると、「素晴らしい」、「見事な」、「偉大な」、「珠玉の」、「至高の」 ワイン、といったこれ以上はない褒め言葉でしかまとめ上げることができません。
そのアロマや風味は奇跡ともいえるレベルであり確かに驚くほど美味く、好みという個人差を超えたレベルで、誰にでも感動を与えるワインを産出しています。
DRCが手掛けるワインはどれをとってみてもブドウの平均樹齢が極めて高くなっていること。また、ビオ・ディナミを採り入れてはいませんが、その考え方を採り入れ、その結果ブドウの実にはそれぞれの畑の個性が凝縮されていること。そして醸造においては驚くほどシンプルに徹していること。ブドウは殆ど、場合によっては全く除梗しないこと。色合いを強めよう、あるいはアロマを引き立たせようといった理由で温度調節をすることなども決してしません。
熟成には新しい木樽が使われており、また1年目はかつてサン・ヴィヴァンの修道士達が使っていた立派なカーヴで寝かせられ、その間に新鮮なアロマが際立つようになります。
各ワインの特徴を概観すると、「エシェゾー」及び「グラン・エシェゾー」は繊細微妙なテクスチャーが前面に出た造り、「ロマネ・サン・ヴィヴァン」は最良の区画から取られた実をさらに惜しげもなく選別して造られるもので、その優雅さは神々しいほどです。
「リシュブール」はすこぶる芳醇、「ラ・ターシュ」はこの畑の個性を忠実に守っており、ブルゴーニュでも最もテロワールを再現している造り。
そして「ロマネ・コンティ」は、世界でここにしかない独特のブーケと、成分には何の不足もないのに、このうえなく軽やかで繊細なボディは神がかりなほどです。
最後に「モンラッシェ」ですが、これ以上は望めないほど見事に熟した実から造られ、若いうちは大袈裟なほど豊潤ですが、10年経つと驚くほどバランスがとれ、他のモンラッシェがどれもかすんで見えるほどの傑作となります。
このように、ただただ称賛するしか術がないDRCですが、唯一そして最大の欠点は余りにも取引価格が高いこと。ここまでくると、『一生に一度の贅沢』と意気込んだとしても、残念ながら一般の愛好家がおいそれと手を出すことはできません。だからこそ王のワインという称号が与えられているのかも知れません。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の醸造及び育成
オーベール・ド・ヴィルヌーブは、それぞれのヴィンテージがその独自の状況を示していると、明確に説明しています。また、常に自然のニュアンスを持たせるためには、人は柔軟でなければならないと明言しています。
DRCは、何年も前からバイオダイナミクス農法で栽培を行ってきました。ただし、所有者たちは他のワイナリーのようにこのことを宣伝していません。彼らは、ドメーヌ所有の畑固有の素材で植え替えを行い続けており、新種のクローンは決して導入しません。現時点でのブドウ樹の平均樹齢は少なくとも45年以上です。
醸造については、ブドウは決して徐梗せず、また発酵が始まる前に5~6日間の低温マセラシオンを行います。ポンピング・オーバーと、回数は少ないがピジャージュを毎日実施。マセラシオンの期間は比較的長いが、タンニンの過剰な抽出は避けています。
所有者たちは、それが濾過せずにワインを造るための最も衛生的な条件と考えています。
グラン・エシェゾー
ル・モンラッシェ
リシュブール
ロマネ・コンティ
ラ・ターシュ
世界の最高峰に君臨する、偉大な 『プレミアム・ワイナリー』 を以下にリストしました。また成長著しい中堅・新鋭の優れた生産者もご紹介しております。
メドック
ボルドーワインの象徴「メドック格付け」。1~5級から成る序列で、高い品質とステイタスが保証されています。中でも特に偉大といえる生産者を選抜しました。
| 1級 | シャトー・オー・ブリオン シャトー・マルゴー シャトー・ムートン・ロートシルト シャトー・ラトゥール シャトー・ラフィット・ロートシルト |
|---|
| 2級 | シャトー・グリュオ・ラローズ シャトー・コス・デストゥルネル シャトー・デュクリュ・ボーカイユ シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン シャトー・ブラーヌ・カントナック シャトー・モンローズ シャトー・ラスコンブ シャトー・レオヴィル・バルトン シャトー・レオヴィル・ポワフェレ シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ シャトー・ローザン・セグラ |
|---|
| 3級 | シャトー・カロン・セギュール シャトー・キルヴァン シャトー・ジスクール シャトー・パルメ シャトー・マレスコ・サン・テクジュペリ シャトー・ラグランジュ |
|---|
| 4級 | シャトー・タルボ シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト |
|---|
| 5級 | シャトー・カントメルル シャトー・クレール・ミロン シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト シャトー・ダルマイヤック シャトー・ポンテ・カネ シャトー・ランシュ・バージュ |
|---|
| ブルジョワ | シャトー・シャス・スプリーン シャトー・ソシアンド・マレ |
|---|
ソーテルヌ、バルサック
貴腐ワインの銘醸地。特別1級、1級、2級の3層から成る序列で、27の甘口白ワインが格付けされています。その頂点に立つシャトー・ディケム(イケム)と、2番手と名高いクリマン及びリューセックをあげました。
| シャトー・クリマン シャトー・ディケム(イケム) シャトー・リューセック |
グラーヴ
グラーヴ格付けは16のクリュが選ばれました。格付け内に階層はありません。16の内の1つは、メドック1級でもあるオー・ブリオンが含まれています。以下に特に偉大なシャトーをリストしました。
| シャトー・オー・ブリオン シャトー・オー・バイイ シャトー・パプ・クレマン シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン ドメーヌ・ド・シュヴァリエ |
サン・テミリオン
サン・テミリオンの格付けは、第1特別級A、第1特別級B、特別級、特級の4層からなりますが、別格として2つのシャトーが第1特別級Aに君臨します。格付けが見直されるサン・テミリオンでは競争原理が強く働き、野心を抱く生産者たちがしのぎを削っています。以下に特に偉大なシャトーをリストしました。
| 第1特別級A | シャトー・オーゾンヌ シャトー・シュヴァル・ブラン |
|---|
| その他 | シャトー・アンジェリュス シャトー・カノン・ラ・ガフリエール シャトー・ド・ヴァランドロー シャトー・ボーセジュール・ベコ シャトー・ラ・モンドット シャトー・ル・テルトル・ロートブッフ |
|---|
ポムロール
ポムロールに公式な格付けはありません。しかし世界の富裕層から愛される、スーパーリッチなワインが多く産出されています。以下にポムロールを牽引するワイナリーをあげました。
| シャトー・トロタノワ シャトー・ネナン シャトー・ペトリュス シャトー・ル・パン シャトー・ラフルール シャトー・レグリーズ・クリネ シャトー・レヴァンジル |
コート・ド・ニュイ
小規模経営が多いため二流三流の生産者も多く、看板となるAOCよりも生産者の見極めが重要です。世界最高峰のピノ・ノワール・メーカーが綺羅星のごとく連なる産地です。
| DRC アルマン・ルソー アンヌ・グロ アンリ・ジャイエ エマニュエル・ルジェ クロ・ド・タール/モメサン グロ・フレール・エ・スール コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ジョルジュ・ルーミエ デュジャック ドニ・モルテ ベルナール・デュガ・ピィ メオ・カミュゼ ルロワ |
コート・ド・ボーヌ
世界最高峰の白ワイン(シャルドネ)で有名な地区ですが、近年では赤(ピノ・ノワール)の品質向上も目覚ましく、赤白ともに優れた生産者が活躍しています。
| セバスチャン・マニアン ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ デ・コント・ラフォン ドーヴネ ニコラ・ロシニョール ルフレーヴ |
ブルゴーニュその他
シャブリやコート・シャロネーズなど、コート・ドール以外からブルゴーニュの品質向上を牽引する注目の生産者をピックアップしています。
| フランソワ・ランプ |
偉大なワインは世界中に存在します。フランス以外の注目すべき造り手をご紹介しております。
| オーパス・ワン ヴィーニャ・エラスリス |









