シャトー・ディケム | Chateau d'Yquem について

生産者詳細

シャトー・ディケム Chateau d'Yquem

シャトー・ディケム
Chateau d'Yquem

シャトー・ディケム(Chateau d'Yquem)のラベル

この生産者の取り扱い商品

データ
フランス
主AOC ソーテルヌ
格付け 特別第1級
畑面積 125ha
年平均生産量 110,000本
栽培ぶどう品種 セミヨン80%
ソーヴィニヨン・ブラン20%
公式サイト http://www.yquem.fr/

シャトー・ディケムの解説

ソーテルヌの別格『シャトー・ディケム(イケム)』
歴史家たちは、土地の譲渡証明に記されていることから、 1593年にはこのシャトーを取り巻く土地がディケム(イケム)と呼ばれていたことを実証しています。
シャトー・ディケム(イケム)、あるいはその一部は12世紀に建設されました。1785年にリュル・サリュース家が所有者になる頃には、ディケム(イケム)は既に世界的な評価を得ていました。特にロシアでは大変な人気で、皇帝たちはこの不老不死の薬の熱狂的なファンで、ディケム(イケム)の大口購入者でした。以来、ディケム(イケム)の名声は今日まで揺らいでいません。

ソーテルヌ地方の中心部に位置するシャトー・ディケム(イケム)は、たくさんの第1級シャトーに囲まれた畑を見下ろす小さい丘の頂に雄大に広がっています。1785年から1997年までに間、このシャトーは一家族によって所有されていました。アレクサンドル・ド・リュル・サリュース伯爵は、この広大なシャトーの経営責任者である一族の最も新しいメンバーで、1968年に叔父からこのシャトーを引き継ぎました。1997年に、このシャトーは巨大なコングロマリット、モエ・ヘネシーに売却されましたが、リュル・サリュース伯爵が売却に異議を申し立てていたために2004年までは彼が管理してましたが、シュヴァル・ブランを管理しているピエール・リュリュトンに代わりました。

シャトー・ディケム(イケム)の偉大さとユニークさには、いくつかの要因があります。まず第一に、独自の微気候を伴う完璧な立地条件があること。第二に、リュル・サリュース家は、97キロメートルにも及ぶパイプを用いた精巧な排水システムを設置したこと。第三に、ディケム(イケム)には、経済的な損失やトラブルを考慮せずに、最も良質なワインだけを生産しようという狂信的ともいえる執念が存在することです。シャトー・ディケム(イケム)が、近隣のブドウ園に比べてこれほど優れている最大の理由は、この最後の要因にあるのです。

 

ビジネスを超越した職人気質なワイン造り
ディケム(イケム)では、1本のブドウ樹からグラス1杯のワインしか造らないと誇らしげに語られます。多くの場合、ディケム(イケム)に6~8週間滞在し、最低でも4回に分けてブドウ畑を回る150人もの摘み手のグループによって、ブドウが完璧に成熟するのを待って一粒一粒摘まれます。1964年には、摘み手たちは13回にもわたって畑を回りましたが、不向きとみなされるブドウを収穫しただけで、結局このヴィンテージではまったく何も生産しないままディケム(イケム)を後にしました。ワイン醸造をしているシャトーの中で、収穫全体を自発的に格下のワインに回すところ、あるいはそれが経済的に可能なところは他にはありません。

シャトー・ディケム(イケム)は信じられないような熟成の可能性を持っています。ディケムのワインはあまりにリッチで、豪華で甘いために、その多くは10年以内に飲まれてしまいます。しかし、ディケムが最高の飲み頃になるには殆どの場合15~30の年月が必要であり、偉大なヴィンテージは、50年あるいは100年以上経っても、新鮮で退廃的な豊かさを備え続けるでしょう。

ロバート・パーカーJrのコメント
『私が飲んだことのある最も偉大なディケムは1921年だった。驚くほど新鮮で活き活きとしており、その贅沢さと豊かさは決して忘れることはないだろう。』

こうした品質への情熱的なこだわりは、何も畑に限ったことではありません。
ワインは新樽の中で3年以上かけて熟成され、全収穫量の20%が蒸発により失われます。シャトーの管理者が瓶詰め出来るとみなしたワインでも、最良の樽からだけ厳しく選別されます。1980年、1976年、1975年といった秀逸な年には、樽の20%が排除されました。1979年のような困難な年には、60%のワインが格下のワインに回され、1978年のような手に負えないヴィンテージでは、85%のワインがディケム(イケム)として売るのにふさわしくないと判断され排除されました。

シャトー・ディケム(イケム)は甘口の貴腐ワインがあまりに有名ですが、実は『Y(イグレッグ)』と呼ばれる辛口のワインも造っています。これは特色のあるワインであり、ディケムらしいブーケを持ちながら、樽香が強く、味は辛口で、通常は非常にフルボディで際立ってアルコール度数が高い。パワフルなワインで、フォアグラのようなコクのある料理とのマリアージュは最高です。

ディケムは他の有名なボルドーワインと違って、オン・プリムール、つまり先物で売られることはありません。ディケムは、通常はそのヴィンテージの4年後に、極めて高い価格で出荷されますが、肥やされた労力、リスク、そして厳格な選別過程を考えれば、成層圏に届くような値札に値する数少ない高級ワインの一つなのです。

 

シャトー・ディケム(イケム)の醸造及び育成
連続的に数回に分けてボトリティス・シネレア(貴腐菌)に冒されているブドウを一粒ずつ収穫します。最低レベルでも潜在的アルコール度数を20度としています。平均的には6週間にわたって、選果による収穫を6回行っています。
発酵と熟成は新樽100%で行います。ワインは3年から3年半熟成させてから瓶詰めされます。

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他の主要生産者

世界の最高峰に君臨する、偉大な 『プレミアム・ワイナリー』 を以下にリストしました。また成長著しい中堅・新鋭の優れた生産者もご紹介しております。

ボルドー地方

メドック

ボルドーワインの象徴「メドック格付け」。1~5級から成る序列で、高い品質とステイタスが保証されています。中でも特に偉大といえる生産者を選抜しました。

1級 シャトー・オー・ブリオン シャトー・マルゴー シャトー・ムートン・ロートシルト シャトー・ラトゥール シャトー・ラフィット・ロートシルト
2級 シャトー・グリュオ・ラローズ シャトー・コス・デストゥルネル シャトー・デュクリュ・ボーカイユ シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン シャトー・ブラーヌ・カントナック シャトー・モンローズ シャトー・ラスコンブ シャトー・レオヴィル・バルトン シャトー・レオヴィル・ポワフェレ シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ シャトー・ローザン・セグラ
3級 シャトー・カロン・セギュール シャトー・キルヴァン シャトー・ジスクール シャトー・パルメ シャトー・マレスコ・サン・テクジュペリ シャトー・ラグランジュ
4級 シャトー・タルボ シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト
5級 シャトー・カントメルル シャトー・クレール・ミロン シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト シャトー・ダルマイヤック シャトー・ポンテ・カネ シャトー・ランシュ・バージュ
ブルジョワ シャトー・シャス・スプリーン シャトー・ソシアンド・マレ
ソーテルヌ、バルサック

貴腐ワインの銘醸地。特別1級、1級、2級の3層から成る序列で、27の甘口白ワインが格付けされています。その頂点に立つシャトー・ディケム(イケム)と、2番手と名高いクリマン及びリューセックをあげました。

シャトー・クリマン シャトー・ディケム(イケム) シャトー・リューセック
グラーヴ

グラーヴ格付けは16のクリュが選ばれました。格付け内に階層はありません。16の内の1つは、メドック1級でもあるオー・ブリオンが含まれています。以下に特に偉大なシャトーをリストしました。

シャトー・オー・ブリオン シャトー・オー・バイイ シャトー・パプ・クレマン シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン ドメーヌ・ド・シュヴァリエ
サン・テミリオン

サン・テミリオンの格付けは、第1特別級A、第1特別級B、特別級、特級の4層からなりますが、別格として2つのシャトーが第1特別級Aに君臨します。格付けが見直されるサン・テミリオンでは競争原理が強く働き、野心を抱く生産者たちがしのぎを削っています。以下に特に偉大なシャトーをリストしました。

第1特別級A シャトー・オーゾンヌ シャトー・シュヴァル・ブラン
その他 シャトー・アンジェリュス シャトー・カノン・ラ・ガフリエール シャトー・ド・ヴァランドロー シャトー・ボーセジュール・ベコ シャトー・ラ・モンドット シャトー・ル・テルトル・ロートブッフ
ポムロール

ポムロールに公式な格付けはありません。しかし世界の富裕層から愛される、スーパーリッチなワインが多く産出されています。以下にポムロールを牽引するワイナリーをあげました。

シャトー・トロタノワ シャトー・ネナン シャトー・ペトリュス シャトー・ル・パン シャトー・ラフルール シャトー・レグリーズ・クリネ シャトー・レヴァンジル

ブルゴーニュ地方

コート・ド・ニュイ

小規模経営が多いため二流三流の生産者も多く、看板となるAOCよりも生産者の見極めが重要です。世界最高峰のピノ・ノワール・メーカーが綺羅星のごとく連なる産地です。

DRC アルマン・ルソー アンヌ・グロ アンリ・ジャイエ エマニュエル・ルジェ クロ・ド・タール/モメサン グロ・フレール・エ・スール コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ジョルジュ・ルーミエ デュジャック ドニ・モルテ ベルナール・デュガ・ピィ メオ・カミュゼ ルロワ
コート・ド・ボーヌ

世界最高峰の白ワイン(シャルドネ)で有名な地区ですが、近年では赤(ピノ・ノワール)の品質向上も目覚ましく、赤白ともに優れた生産者が活躍しています。

セバスチャン・マニアン ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ デ・コント・ラフォン ドーヴネ ニコラ・ロシニョール ルフレーヴ
ブルゴーニュその他

シャブリやコート・シャロネーズなど、コート・ドール以外からブルゴーニュの品質向上を牽引する注目の生産者をピックアップしています。

フランソワ・ランプ

世界の偉大な生産者

偉大なワインは世界中に存在します。フランス以外の注目すべき造り手をご紹介しております。

オーパス・ワン ヴィーニャ・エラスリス

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