ソーテルヌの貴腐ワインについて

貴腐ワイン

3大貴腐ワインの筆頭

ボルドー地方内陸部のガロンヌ河流域にある、ソーテルヌ村周辺から生産される貴腐ワインは、フランスで最も評価が高く、同時に世界中で貴腐ワインの最高銘醸地として誰しもが認める産地です。

ソーテルヌでは古くから格付け制度が設けられており、高い品質と知名度は他の貴腐ワインと比べ群を抜いています。特に有名なのがシャトー・ディケム(イケム)で、このソーテルヌでは他のシャトーとは別格扱いの唯一の格付け、「ソーテルヌ特別第1級」を有します。
他にも27のシャトーがステイタスシンボルとなる格付けを与えられており、貴腐ワイン=ソーテルヌといえるほど、甘口白ワイン生産地では世界最高峰と認知されています。

ソーテルヌの栽培面積は1650ha、土壌の特徴は厚い砂利が推積した大きな丘。品種はセミヨン種が主体です。ワインの特徴は芳醇さと優美さの極みといわれます。

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厳格な統一規格や格付け

ソーテルヌ

多くの格付けシャトーが存在するソーテルヌですが、現在では新興の優れた貴腐ワインメーカーも多く存在します。特に同地区の中でも、ガロンヌ河流域のバルサック村や、これらの対岸にあるサン・クロワ・デュ・モン村からも貴腐ワインは造られ、こちらは甘味がいくぶん大人しいのと、価格もソーテルヌに比べれば控え目で消費者にはうれしいワインが多く生産されています。

また、貴腐ワインで有名なソーテルヌ地区ですが、最近では同地区何でも躍進目覚ましい新興産地が出来上がってきています。
ここでは辛口ワインも多く生産されます。

ドルドーニュ河とガロンヌ河に挟まれた土地は、2つの河を海に例えて、その間にあることからアントル・ドゥ・メール地区(2つの海の間)と呼ばれます。

かつてはAOCボルドーとして販売される並級品の大産地でしたが、地区中央部に辛口白ワインのAOC「アントゥル・ドゥ・メール」、両河川の沿岸部に貴腐や赤の原産地名が開発されています。
個性確立の動きが徐々に進み始めており、AOCボルドーを名乗るプレミアム級のワインを手掛ける生産者も登場し始めています。

バルサックの栽培面積は620ha、土壌は砂利が薄く推積した起伏の小さな丘。品種はセミヨン種が主体です。ワインの特徴はソーテルヌに比べると、繊細で引き締まったスタイルといわれます。

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また、他のフランス産地ではロワール河流域のAOCコトー・デュ・レイヨンで、シュナン・ブラン種を使った貴腐ワインが造られてます。ソーテルヌのセミヨン種とは別の個性が楽しめます。
こちらはソーテルヌのような高級志向ではなく、貴腐ワインの並級品としてリーズナブルなプライスでリリースされるものが大半ですので、貴腐ワインのお試しには持って来いです。

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