今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ヴァラジュディン(Varaždin)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はヴァラジュディン(Varaždin)について勝手に語ります。

 

 

クロアチアの首都ザグレブから北へ81kmの位置にヴァラジュディン(Varaždin)はあります。
クロアチアは沿岸部は急峻な山が多く、ワイナリーは小規模なものが集まっていますが、ヴァラジュディンは大陸側にあり、比較的平坦な地形となっていることから大規模なワイナリーも多くあります。
クロアチアのワインの飲み方は多様で、そのまま飲む人だけでなく、白ワインのスパークリングウォーター割り「ゲミシュト(gemišt)」、赤ワインの水割り「べヴァンダ(bevanda)」などもあります。
ザグレブからはヴァラジュディン方向にワインロードなどがあり、見学できるワイナリーも多くあります。クロアチア人だけでなく、ヨーロッパから大勢の人がやってきます。

 

さて、ヴァラジュディンですが、ここはクロアチア有数の都市史跡が残る町です。1991年のクロアチア紛争でも直接的な被害がありませんでした。
歴史的には温泉地として知られ、1181年にハンガリー王ベーラ3世により温泉地として公式に記録した場所です。その後、1209年には自由王立都市となり、経済・軍事で発展していきました。
要塞都市としても守勢の構造となり、聖ヨハネ騎士団による修道院なども建てられました。その後、支配者は転々と変わり、1756年にクロアチアの首都となりました。
しかし、1776年に大火があり、このとき町の大半が焼けてしまいました。このことから、行政機能がザグレブへと戻ることになりました。
都市として再建されたのは19世紀で、完全に再建されただけでなく、都市としても拡張し、それ以降、クロアチア北西部の産業中心地にまで成長しました。

 

大火を経たとはいえ、史跡としては保存状態が良く、旧市街の要塞などは中世そのもの状態となっています。
さらに、クロアチアならではの典型的なゴシック様式の円形塔などもあります。
街中には、バロック、ロココの邸宅などがあり、また、クロアチア国立劇場はウィーンのヘルマン・ヘルマー、フェルディナント・フェルナーによって設計されました。

 

 

20世紀にユーゴスラヴィアが崩壊し、クロアチア独立戦争は熾烈を極めました。
農地は荒廃、都市部は破壊され、ワイン生産には大打撃となりました。しかし、ここヴァラジュディンは被害がほとんどなく、貴重な都市となっています。
もし機会があれば、ぜひ訪問したい街です。

 

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