今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ファンラン-タップチャム(Thành phố Phan Rang – Tháp Chàm)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はファンラン-タップチャム(Thành phố Phan Rang – Tháp Chàm)について勝手に語ります。

 

 

以前に「ベトナム社会主義共和国のワイン」でも紹介したように、実はワインもつくられています。気候的にヨーロッパで栽培指されるブドウ品種には適していないものの、今では国際品種のブドウを使ったワインの生産も行うようになりました。
そんな中でワイン生産地として、南部海岸平野のニントゥアン省ファンラン-タップチャム(Thành phố Phan Rang – Tháp Chàm)付近があります。

 

ファンラン-タップチャムは、ニントゥアン省の省都でした。人口は21万人です。ベトナム戦争中には、米軍空軍の航空基地が有った場所でもあります。
歴史的にはチャンパ王国(Chăm Pa)の首都でもありました。この国は、現在のベトナム中部南端に居住するチャム族(người Chăm)の直接的な祖先の古チャム人が主要民族でした。彼らは航海技術に優れていて、周辺国家との交易で繁栄していました。イスラムの商船も中国に行くまでの寄港地になっていて、日本への輸出でもチャンパ産の沈香は重要な交易品目でした。正倉院にある香木蘭奢待も、チャンパから9世紀頃に日本に持ち込まれたといわれています。

 

チャンパはまた、かつて北インドにあった国家や都市の名前でもありました。中国史料では占城国で、日本の『続日本紀』に掲載される「崑崙国」もチャンパ王国だと考えられています。 中国の唐の時代までは、ベトナム北部までを支配していたことで、チャンパ王国は歴代の中国王朝に対して、略奪行為をしていました。そのため、逆に侵攻を受ける場合もありました。
ファンラン-タップチャムが首都だったのは、1485年から1832まででした。王国の崩壊のときも首都でした。
その後、ベトナム阮朝第12代の皇帝だった啓定帝により、ニントゥアン省の省都としました。1917年でした。しかし、時代は第二次世界大戦へと進み、日本により占領され、航空基地を設置しました。この基地は、終戦後にフランス、ベトナム戦争のときにアメリカがこの基地を使いました。
一方、ニントゥアン省はビントゥアン省と合併してトゥアンハイ省となりました。これによりファンラン-タップチャムは省都ではなくなりました。

 

 

ファンラン-タップチャムはチャム人の文化が残っています。
特徴的なのはアニミズム信仰が挙げられるでしょう。イスラム教との交易や、中国とのかかわりが強かったり、仏教地域にも近いといえましたが、原始的なアニミズム信仰というのは、何とも魅力を感じます。

 

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