今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

スコーネ(Skåne)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はスコーネ(Skåne)について勝手に語ります。

 

 

スコーネ(Skåne)と聞いても、おそらく多くの人が知らないのではないかと思います。
ここはスウェーデン南部の地方で、中心都市はマルメ(Malmö)です。話されている言語はスコーネ語(skånska)ですが、これはスウェーデン語の方言のひとつだそうです。
ただ、もともとはデンマーク領であったことから、言語はデンマークの影響を強く受けているようで、文化全般についても同様のようです。そのためか。スコーネでは、スウェーデン国旗ではなく、デンマーク国旗に似た旗を掲げる人も多いといいます。

 

北方戦争の最中だった1658年に、ロスキレ条約は締結され、スコーネはデンマークからスウェーデンへ割譲されました。この際に、スコーネ住民の特権、古い法律と慣習の継続は保証されました。
しかし、スコーネの分離独立主義者が活発化し、ゲリラ活動が行われるようになりました。そのため、不穏な危険地域にもなってしまいましたが、徐々にスウェーデンの同化政策を続け、18世紀には完全なスウェーデン領となりました。
この地域こそが、ワインベルトの北限を超えるスウェーデンのワイン産地です。
ブドウ栽培に適さないといわれた地域でしたから、ワイン生産の歴史は浅く、15年ほど前にブドウ栽培が始まったほどでした。それでも、現在ではブドウ農園は6万㎡に達しました。
これは、スウェーデンの平均気温の上昇も関係しています。過去150年の間に世界平均の倍の速度で気温が上昇しているのです。冬の平均気温では2度近くまで上がりました。夏は北欧とは思えないほどの暑さを感じるようになりました。この温暖化によって、ワイン生産が産業として成り立つようになってっきたのです。

 

スコーネ(Skåne)とデンマークの間には海がありますが、オーレスン・リンク(Öresund Bridge)が開通したことで、かつての割譲前以上に経済的繋がりが強くなりました。
オーレスン・リンクとは、デンマークのアマー島 (Amager) とスカンディナヴィア半島のスウェーデンとの間にあるエーレスンド海峡が結ばれたものです。鉄道と道路を併用した橋に、海底トンネルまであります。デンマーク側のアマー島は、コペンハーゲンがあるシェラン島に隣接しているので、この橋の効果は絶大なものがありました。
これにより北欧最大の広域都市圏の通路という役割を担うことになっているのです。

 

ちなみにオーレスン・リンクは、日本の瀬戸大橋と姉妹橋提携となっています。

 

コメントはありません

ワイン通販なら

想い出生まれ年ワイン、デザイン自由オリジナルワイン

スペシャルコンテンツ

オールドワインの魅力

最新のブログ記事

カテゴリー

タグクラウド

月別アーカイブ