今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

世界最古の共和国、世界で5番目に小さな国

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はサンマリノ共和国(Repubblica di San Marino)について勝手に語ります。

 

 

国土面積が十和田湖とほぼ同じというサンマリノ共和国(Repubblica di San Marino)は、君主のいない共和国として世界最古の国です。

具体的な面積は約61平方キロメートルで、十和田湖以外だと、ニューヨークのマンハッタン島や東京の世田谷区ほどの広さになります。

世界で5番目に小さな独立国であり、建国以来1度も戦争をしたことのない平和の国であるのも特徴です。

しかもサンマリノ共和国で初代執政が就任したのは、アメリカ大陸発見よりも前の時代なのです。

 

小さな国土ではありますが、温暖な気候の地域で、恵まれた豊かな土壌もあり、ワインの生産には確かな技術が受け継がれています。

場所はイタリア半島の中東部にあるため、全てイタリアに囲まれています。と、いうよりも、イタリアの中にサンマリノという国が同居しているような印象です。ローマの中にバチカン市国があるのと似た感じです。

 

建国は西暦301年といわれています。

イタリア半島の対岸でクロアチアのアドリア海沿岸地域にあるダルマツィア出身のマリヌス、ローマ皇帝ディオクレティアヌスによるキリスト教迫害から逃れてきました。このときにチタン山(現在のティターノ山)に立てこもり、そのまま建国したといわれています。

ただし、文献上に初めてサンマリノの存在が記述されたのは951年でした。
1463年には、アドリア海沿岸のリミニが侵略してきましたが、他に助けを求めることなく撃退に成功し、さらに追撃までして領土拡大に至りました。
正式にローマ教皇から独立を承認されたのは1631年で、そのときの教皇はウルバヌス8世でした。

1739年にはアルベロニ枢機卿が占領しますが、ローマ教皇クレメンス12世の勧告により独立を維持することができました。

その後、1815年には、ナポレオン戦争後のウィーン会議でサンマリノの独立が再確認されました。

19世紀のイタリア独立運動(リソルジメント)では、義勇軍を派遣したりしました。その後、1862年にイタリアとのあいだに友好善隣条約、1897年に友好条約を締結しました。

 

第二次世界大戦中にはサンマリノは武装中立を宣言しました。

そのためか、イタリア戦線による約10万人もの難民が国内に流入してきました。しかも1944年6月26日にはイギリス空軍により69名の民間人が死亡しました。これは誤爆でした。

同年9月17日にはドイツ軍が占領し、その3日後までにサンマリノの戦いが起こり、連合軍がドイツを撃退しました。そのため、連合軍によってサンマリノは約2ヶ月間占領された状態となりました。

 

イタリアの中にある独立国ということもあり、戦火に巻き込まれただけでなく、1943年以来、独自の紙幣を発行していません。イタリア通貨が流通していました。

現在では、EU加盟国ではないものの、ユーロが流通することが認められています。

重要な基幹産業としては、観光業とコインや切手の発行になっています。ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産もあります。

 

サンマリノのワインを飲む機会はなかなかないでしょうが、イタリア旅行の際にはここまで足を運ぶのも良い選択かもしれません。

 

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