今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

サラマンカ(Salamanca)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はサラマンカ(Salamanca)について勝手に語ります。

 

 

スペインのカスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県の県都であるサラマンカ(Salamanca)は、城壁に囲まれた旧市街全体が、ユネスコの世界遺産に登録されています。また、スペインを代表する大学都市であることでも知られています。日本ではあまり知られていませんが、実はワインの産地でもあります。

 

中世の雰囲気がそのまま残ったサラマンカは、古代ローマの時代に始まります。トラヤヌスがヒスパニアに建設した植民都市といわれます。また、この時代にローマ橋が建てられました。これはサラマンカの南側を流れるトルメス川にかかる橋で、19世紀まで、川に架かる唯一の橋だったのです。18世紀に再建築されたものの、現在でも現役の歩行者専用の橋として使われています。この橋からローマまでで約2000kmの街道が通じていたのだから驚きです。

 

しかし、ローマ帝国の分裂、西ローマ帝国の滅亡と続き、イベリア半島にはイスラム勢力が侵入してきました。そのため、サラマンカはイスラム化していきました。このイスラム化はルネサンス(Renaissance)へ続く流れに大きく関係しました。

 

【参考ページ】
キリストの血入門 29

 

古代ギリシア、古代ローマの叡智にイスラムの学問が加わり、サラマンカに集約されていきました。これがルネサンスへと繋がり、ローマへ、フランスへ、そいて神聖ローマ帝国へと伝播していきました。この学問的な集約と発信については、レコンキスタによって再びキリスト教圏になっても維持しました。それがサラマンカ大学の設立でした。アルフォンソ9世によってつくられた大学で、ヨーロッパ随一の大学となったのでした。ここで研究された天文学は、大航海時代に活用されたほどでした。その一方で、宗教改革の時代では対抗宗教改革や、異端審問の舞台にもなったのでした。

 

サラマンカの市街は様々な文化が混在する独特の世界となっています。イスラム様式、ゴシック様式、バロック様式などの建築文化が集積され、街には酸化鉄を含んだ石材で統一された建造物が並びました。スペインで最も美しいと誉れ高いマヨール広場は都市の中心部にあり、市庁舎もここにあります。現在のマヨール広場では様々なイベントが催されますが、中世の時代には闘牛が行われたり、今では考えられないものとしては、魔女の火あぶりがなども行われていたようです。このようなサラマンカの街並みは、世界遺産に登録されていることもありますが、スペインでも他に比較するものがないほど美しいといわれています。

 

 

こんな美しい街で、地元産のワインをぜひ飲みたいものです。

 

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