今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

フランス語入門(Vue d’ensemble)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はフランス語入門について勝手に語ります。

 

 

ワインといえばフランス、フランスで話される言語はフランス語。
このフランス語ですが、単にフランス国内だけでなく、フランスの旧植民地だったアフリカ西北部なども含め、全世界で1億2300万人の母語であり、2億人以上が公用語・第二言語(第一外国語)として使用しています。
しかし、実をいうとフランス国内で話される言語はフランス語だけでなく、オック語やアルピタン語などもあり、いわゆるフランス語というのはフランス北部のオイル語が母体のことで、必ずしもこの言語を日常的に話す人が多いわけではないのです。

 

では、オック語ですが、これはどこで話されているかというと、フランスの南部です。厳密にはロワール川以南の地域で、ローヌ=アルプ地域圏一帯になります。ただし、この地域にはバスク語圏やカタルーニャ語圏がありますので、それらを除いた地域になります。
このオック語はフランス語でないばかりか、方言の派生語でもありません。ロマンス語の一種といえます。このロマンス語はフランス語と同様に俗ラテン語から派生していますが、むしろカタルーニャ語に近いといわれます。

 

アルピタン語は、フランコ・プロヴァンス語やフランコ・プロヴァンサル語などともいわれます。イタリアやスイスの国境付近で話される言語で、一般的にはフランス語の方言とされています。しかし、方言としては違いがあまりにも多く、別の言語といったほうが的確といえます。
アルピタン語はイタリアのヴァッレ・ダオスタ州ではアオスタ語とも呼ばれています。

 

オイル語は現代のフランス語の母体といわれ、オック語と同じように俗ラテン語からの派生です。ただしオック語が南フランスなのに対して、オイル語は中世の時代では北フランスで話されていました。オイル語にも諸語あって、フランス語はその中の一方言でした。
オイル語の派生語としてワロン語などもあり、最初はこれもフランス語の方言という扱いでしたが、現在では独立言語として捉えることも多くあります。
これはフランスの言語政策によるもので、現代フランス語を除いた他の言語は地方で母語として使われているにすぎません。しかしこれは裏を返すと、フランス語という統一したものは、ある種の幻想ともいえるわけです。

 

別言語ではなく方言という扱いでも、ワインと密接な繋がりがあるものとしては、シャンパーニュ語、ブルゴーニュ方言、ロレーヌ方言などもあります。シャンパーニュ語もロマンス語の一つです。
フランシアン語というのもあります。これはフランス語が確立する以前にパリ周辺で話されていた言語です。

 

フランス国内やその周辺でも、これだけ多岐にわたるわけですから、これがアフリカ諸国、カナダなどになると、独自の発展をした方言になっているのが、むしろ当然といえます。
では、日本人が学ぶフランス語は何か、というと、これは標準フランス語になります。ただし、この標準のフランス語を実際に話す人はどのくらいの割合なのかは分かりません。それでもフランスのテレビなどで話される言語ですから、まずはこれをマスターして、それぞれの地方で、もし暮らすことがあれば、徐々にその言語を受け入れていくのが一般的かもしれません。
そして日本人にとっては、母音が5つしかない環境で育ってきたことから、13の口腔母音と4つの鼻母音で構成されるフランス語は、最初に発音で苦労するかもしれません。子音でも、二重子音字が多いにも関わらず、長子音が少なく、英語とも異なる独特のものですので、まずは慣れるのが大事かもしれません。
それでもフランス語を話せるようになりたい方は、ぜひ頑張ってください。ワイン屋の店長ですが、フランス語は苦手です。フランス語入門はこの概要だけで終わるかもしれません。

 

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