今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

パウルスの領地

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はポーイヤックについて勝手に語ります。

 

 

ラテン語の「Paulus actium」に由来するポーイヤック(Pauillac)は、、ボルドーワインの中でも特に優れたワイン産地であることで知られています。「Paulus actium」の意味は「パウルスの領地」です。
ボルドーから北に約50kmの位置にあり、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ジロンド県のコミューンです。
コミューンというと分かりにくいですが、日本では市町村に相当するもので、規模からすればポーイヤック村というのが良いかもしれません。
フランスは基礎自治体のことを市も町も村もすべてコミューン(commune)といい、日本語に翻訳する際に、規模に合わせたり、その自治体のイメージから使い分けているのが普通です。したがってマルセイユは「マルセイユ市」と訳し、ポーイヤックはやはりポーイヤック村になるでしょう。

 

このポーイヤックはヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ジロンド県で、メドック地区になります。
ジロンド川の左岸に位置し、ブドウ畑の広さは1,200haあります。ここに有名なシャトーが点在しています。
このジロンド川は、ガロンヌ川とドルドーニュ川が合流したもので、全長は65kmあります。ビスケー湾に注ぐ川ですが、一般的にイメージする「川」とは違い、川幅と水深は「川」というより「湾」と表現しても良さそうな規模です。具体的な数値でいうと、川幅は短いところでも3kmあり、長い場所では11kmにも及びます。大型船が航行できるので、水深はかなり深いので、「三角江」というのが正確なようです。
ボルドーワインを語る上では外せない川、いや、三角江です。
さて、ポーイヤックの名のAOC認証ですが、実は単独のコミューンだけではなく、隣接するシサック、サンソヴ―ル、サンテステーフ、ジュリアンまで含まれます。いずれもコミューンを日本語に訳す場合は「村」が適当と思われます。

 

三角江の岸には砂利が積もり、その上にブドウ畑が広がっています。かすかな起伏のある平野にあるブドウ畑で、土壌は小粒の砂利が多いせいか、海洋性気候による降雨があっても水はけが良いといわれます。
ブドウ品種はカベルネソーヴィニヨンが主体になっています。

 

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そんなブドウ畑の広がる光景の一方で、ポーイヤック港には石油ターミナルがあります。
人口はわずかに5,200人程度ですが、ドイツのプラッハ・イム・イーザルタール(Pullach im Isartal)と姉妹都市になっていて、学生やスポーツ選手、それに高齢者も文字通りの交流があり、イベントもドイツ・フランス友好祭が毎回開催されています。

 

パウルスの領地もワインだけでなく、様々な方面に情報を発信しているということです。

 

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