今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

バゼレハゴランワイナリー

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はゴラン高原について勝手に語ります。

 

 

中東の火種になっているゴラン高原は、トランプ大統領によって「イスラエル主権」という言葉が飛び出したことで、、より緊張がました地域といえます。
このゴラン高原はイスラエル、レバノン、ヨルダン、シリアの各国境が接する高原で、第三次中東戦争ではイスラエルが占領し、第四次ではシリアが奪還を試みた場所です。
イスラエル軍の占領は1967年から1981年まで続き、ゴラン高原法に基づいて軍部から民政の支配と変化しました。
しかし、イスラエルを除くと、国連も含めてこれを認めていません。国連安全保障理事会の決議497では「イスラエルの併合は国際法に対して無効である」となっています。

 

それだけ不安定な地域であり、シリアとイスラエルは現在でもゴラン高原の領有権を争っている状態ですが、第四次中東戦争停戦後は大規模な武力対決はありません。
そんな状態でのトランプ大統領の発言ですから、次の紛争を危惧してもおかしくないでしょう。

 

そのゴラン高原には、バゼレハゴランワイナリーがあります。
毎年約7万本のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネのワインを生産しているワイナリーで、ユダヤ教のコーシャの条件を充たしています。
ただし、これをイスラエルのワインといえるかどうかは別問題で、ゴラン高原はどこに帰属するのかという問題と関係します。

 

ユダヤの人々がこの地へ入植したのは1970年代からですが、それ以前からは多くのドルーズ派やチェルケス人の集落が存在し、今でも残っています。
またガリラヤ湖にも近く、この周辺は古代以来、交通の要衝でもあったことからエジプトとヨーロッパを結んでいたマリス街道もありました。
「聖書」の「福音書」では、使徒ペトロがガリラヤ湖の漁師だったという記述もあり、ゴラン高原ともども現在の政治状況とあわせて複雑な場所といえます。

 

トランプ大統領の発言はともかく、日本ではこの地域のイスラエルの主権を認めていない立場を続けています。
そのため、 バゼレハゴランワイナリーについては、イスラエル産と表現するのは間違いになります。もちろん味については全く関係のない話です。

 

コメントはありません

ワイン通販なら

想い出生まれ年ワイン、デザイン自由オリジナルワイン

スペシャルコンテンツ

オールドワインの魅力

最新のブログ記事

カテゴリー

タグクラウド

月別アーカイブ