プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はヴィクトル・ユーゴーについて語ります。
「神は水を作ったが、人はワインを作った」
これはフランス・ロマン主義の詩人・小説家のヴィクトル・ユーゴーの言葉です。
ヴィクトル・ユーゴーといえば、『レ・ミゼラブル』の著者として有名です。また1965年までフランスの5フラン札紙幣の肖像画になっていたことでも知られます。
ヴィクトル・ユーゴーの父はナポレオン軍に属していたジョゼフ・レオポール・シジスベール・ユーゴーで、ヴィクトル・ユーゴーは父の任地だったブザンソンで誕生しました。
もともとユーゴー家は農民の家系ではあったものの、父だけがフランス革命以来の軍人で、母は資産家の娘でした。
ヴィクトル・ユーゴーの才能が世間に最初に知られたのは、17歳のときでした。アカデミー・フランセーズの詩のコンクールで1位になったのです。
23歳のときには、この若さでレジオンドヌール勲章を受けることにもなりました。
1822年刊行の『オードと雑詠集』では、国王ルイ18世に気に入られ、年1000フランの年金をもらえるようになりました。ヴィクトル・ユーゴーは、この年金があることで、結婚することを許可されたといわれます。
代表作とも言える『レ・ミゼラブル』は、1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンが、どのような劇的な生涯をおくったかの物語です。
この作品では、当時のフランスの状況がかなり記載されています。フランス革命語のナポレオン時代、7月革命、6月暴動など、時代背景も興味深い内容となっています。
そんなヴィクトル・ユーゴーの名言こそが、「神は水を作ったが、人はワインを作った」なのです。
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