今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

フィンガーレイクス(Finger Lakes)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はフィンガーレイクス(Finger Lakes)について勝手に語ります。

 

 

新型コロナウイルスが蔓延し、日常の光景が一変してしまったアメリカのニューヨーク州ですが、実はアメリカで4番目の規模を誇るワインの産地でもあるのです。
ニューヨーク州の北西部にあるフィンガーレイクス(Finger Lakes)こそが、ニューヨーク最大のワイン生産地す。ワイナリーの数は120あり、この地域のワイン生産量は州全体の90%を占めるほどです。
ここは冷涼な気候で、冬はかなり厳しい寒さです。それでも湖の水温によって気温の低下が抑えられことで、ブドウは霜の被害にあうことはありません。夏は湖からの涼しい風が吹き込むことで気温も上昇しません。

 

このように湖と密接に関係しているのは、フィンガーレイクスは、この地域にある11の湖の総称だからです。11の湖とは、オティスコ湖、スカネアトレス湖、オワスコ湖、カユガ湖、セネカ湖、キューカ湖、カナデーグア湖、ハニーオイ湖、カナダイス湖、ヘムロック湖、コニーシャス湖です。
この中でワイン生産が多いのが、カユガ湖、セネカ湖、キューカ湖、カナデーグア湖、ヘムロック湖、コニーシャス湖の周辺です。これらの湖が比較的水深が深く、気候に影響を与え、前述のように霜の被害を防いでくれます。
ブドウが多彩で、ヨーロッパ産だけではなく、野生種も栽培しています。

 

また、この地域の近くにはイロコイ連邦(Iroquois)もあります。ニューヨーク州のオンタリオ湖からカナダにまたがった地域にあります。
6つのインディアン部族により構成される部族国家集団です。
フィンガーレイクス周辺では、イロコイ族の居住地があり、セネカ湖の名前に由来するSeneca nation(セネカ族)と、カユガ湖の由来となるCayuga nation(カユガ族)がいました。
イロコイ連邦は欧州から人々が渡ってくる以前より成立していたようで、欧州から見て「新大陸発見」以前から連邦として機能していたといわれてます。
イロコイ族は先住民の中でも強く、ヨーロッパの侵略者との戦いでもかなりの抵抗をしていました。侵略開始から約200年近くも守り抜いたほどでした。
しかし、部族内の内部抗争などもあり、18世紀後半には勢力が衰え、しかもアメリカ独立戦争では、イギリス側とアメリカ側双方に味方することで事実上の分裂と内紛となってしまいました。
独立戦争が終結すると、このフィンガーレイクス周辺に、イロコイ族などの先住民の特別保留地が数多く作られ、その限られた地域に追いやられことになりました。
最終的には、19世紀にニューイングランド(New England)やペンシルベニア(Pennsylvania)からの移住者が、この地域を支配することになりました。

 

アメリカのワインというと、日本ではカリフォルニア産が中心になっていますが、イロコイ族の歴史に関係するニューヨークのワインにも注目したいと思います。
ちなみに、フィンガー・レイクスの代表的なワインは、フォックス・ラン、ドライ・リースリング、ハーマン・J・ウィーマー、ドライ・リースリング、ハート・アンド・ハンズ、ピノ・ノワール、レヴィーンズ ドライ・リースリングなどです。

 

コメントはありません

ワイン通販なら

想い出生まれ年ワイン、デザイン自由オリジナルワイン

スペシャルコンテンツ

オールドワインの魅力

最新のブログ記事

カテゴリー

タグクラウド

月別アーカイブ