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ヨーロッパ(Europa)の基礎知識 6

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
不定期連載のヨーロッパ(Europa)の基礎知識ですが、今回は第6回になります。

 

   

 

前回はヨーロッパ主要都市について触れてみました。今回はさらにヨーロッパの都市圏にフォーカスしてみます。

   

 

都市圏の定義というと、実は色々とあって、何が正しいというものではないのですが、原則として400人/km2以上の人口密度を有し、建物が連続する地域のこととするのが無難な定義かもしれません。労働人口の自由な移動が前提ですが、国境を超えた場合には都市圏としないのが一般的です。しかし、これはEUは例外で国境を越えた都市圏が存在します。

   

 

この都市圏の規模を大きい順からランキングしていくと、上位はアジア諸国が多く、ヨーロッパは少ないことが良く分かります。では、Demographiaによる順位からヨーロッパの都市圏を見ていきましょう。

   

 

まず、1位は東京=横浜都市圏です。
2位がジャカルタ、3位がデリー、4位がマニラ、5位がソウル=仁川、6位がムンバイ、7位が上海と、ここまですべてアジアです。8位にニューヨーク、9位にサンパウロで、10位がメキシコシティとなり、南北のアメリカ大陸の都市圏が占めます。
11位からは再びアジアになり、11位が広州=仏山、12位が北京、13位がダッカ、そして14位に日本の 大阪=神戸=京都となります。
15位はアフリカのカイロで、16位になって初めてヨーロッパのモスクワになります。以下、イスタンブールは純粋にヨーロッパではないですが23位に入り、33位にパリ、35位にロンドンとなります。
Demographiaによる順位では、ロンドン都市圏よりパリ都市圏のほうが規模が大きいとしています。しかし、前回述べたように、都市の人口だけで見た場合、ロンドンは898.2万人なのに対して、パリはわずかに215万人で、名古屋市の232万人より少なくなります。

   

 

オルデンブルク大学のトーマス・ブリンクホフ教授(Thomas Brinkhoff)による順位や、The World Gazetteer、リチャード・L・フォースタル氏 (Richard L. Forstall) などの順位ではパリ都市圏よりロンドン都市圏のほうが上になっています。
いずれにしろ、日本人が思い浮かべるヨーロッパの主要都市であるロンドン、パリでもアジアの主要都市圏とはくらべものにならならいくらい小さいことが良く分かります。

   

 

では、イギリス、フランスを除く他のヨーロッパの都市圏規模の順位はどうなっているでしょうか。
ドイツではベルリンが85位、フランクフルトが170位、ケルンが194位、ハンブルクが200位、オランダではロッテルダムが187位、アムステルダムが354位、スペインではバルセロナが75位、イタリアではローマが128位、ギリシアではアテネが82位、ウクライナではキエフが141位、ポーランドではワルシャワが196位、デンマークではコペンハーゲンが261位などです。
日本での知名度と都市圏の規模とは必ずしも一致しないといえるでしょう。

   

 

ただ言えるのは、フランスはパリ都市圏への一極集中で、隣のドイツはかなり広範囲にそれぞれの都市圏が散らばっているのが分かると思います。ともにフランク王国を構成する国でしたが、見事に異なっています。
アジアの都市圏のような規模はなくとも、成熟した中心都市と周辺の経済圏は、これもヨーロッパらしいといえるのかもしれません。

   

 

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