今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ヨーロッパ(Europa)の基礎知識 4

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
不定期連載のヨーロッパ(Europa)の基礎知識ですが、今回は第4回になります。

 

   

 

前回は古代ヨーロッパのエーゲ海文明について触れました。今回は、古代ギリシアを話題にします。

   

 

エーゲ海文明は青銅器時代で、その次に鉄器時代へと移っていきました。
紀元前1200年にカタストロフの襲来によりミケーネ文明は崩壊し、ここで一旦、歴史は空白の時代となりました。考古学的にも史料的にも空白の時代です。
紀元前8世紀になって、都市国家ポリスが誕生し、再び歴史の表舞台に立ちました。
文字の資料がない時代から、文字が現れてきたのは、フェニキア人の影響によるものといわれています。これがアルファベットの成立です。
アテネを中心とするポリスなどで、ギリシアは大いなる発展を遂げました。
紀元前508年からアテネでの民主制の基盤が整えられていき、アテネはペルシア戦争に勝利し、デロス同盟の盟主となりました。エーゲ海世界の支配者であると同時に、民主化された国家として全盛期を迎えました。
ライバルとして現れたのはスパルタでした。紀元前431年のペロポネソス戦争の影響で、紀元前403年にアテネはスパルタに破れてしまいました。これでアテネは凋落したのでした。
アテネに代わったスパルタでしたが、覇権国はテーバイ、そしてマケドニアへと移っていきました。

   

 

紀元前4世紀前半には、勢力争いが繰り広げられたものの、結局はどのポリスも覇権を握ることができず、各ポリスの力が弱まるだけの状況となりました。
そこで登場したのが、マケドニアのフィリッポス2世でした。第三次神聖戦争では隣保同盟の主導権を握り、ギリシア本土へと迫っていきました。そしてアテネ・テーバイ連合軍破り、ギリシア征服に達しました。
勢いに乗るピリッポス2世はコリントス同盟(ヘラス同盟)を結び、次にペルシア遠征へと向かう予定でした。しかし、紀元前336年、ピリッポス2世は志半ばの状態で暗殺されてしまいました。
その次に登場したのが、アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)でした。

   

 

紀元前356年にペラで生まれたアレクサンドロス3世が、、父であるピリッポス2世の王位を継承したのは20歳のときでした。
他に例をみない規模での東方遠征を行い、30歳になったときには、ギリシャからインド北西にまたがる大帝国にしていました。連戦連勝を誇るほどの、戦術・戦略の天才だったといわれ、しかも征服した異民族の統治でも独創的でした。
史上初めての世界征服者であり、異文化の地との融合策まで行い、通貨のドラクマを全地域で流通させました。従って、彼の登場によって世界は一変したのです。

   

 

紀元前326年、アレクサンドロス3世は、当時の「ヨーロッパ世界」では「世界の果て」だったインドまで侵攻していました。パウラヴァ族に勝利したものの、インド征服をすることなくマケドニアへと引き返しました。
そして新たな首都を建設する予定地だったバビロンで、紀元前323年、熱病により死去しました。このときまだ32歳でした。
その後、巨大な世界帝国は内戦により分裂し、アレクサドロス一代で築き上げた帝国は、彼の死により終焉を迎えました。

   

 

アレクサンドロスにより、ギリシア文化を東方へと伝達し、古代ギリシアと古代オリエントの文明が融合しました。これはヘレニズムと呼ばれる新たな文明ともえいます。
そして、ギリシアからローマの時代へと変遷していきますが、続きは次回にしましょう。

   

 

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