今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

リオグランデ・ド・スル州

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はブラジルのリオグランデ・ド・スル州について勝手に語ります。

 

 

南米のワインは日本でも一般的になりましたが、チリやアルゼンチンが中心で、ブラジルのワインはあまり馴染みがないかもしれません。
しかもブラジルというと熱帯ジャングルのアマゾン川流域や、派手なカーニバルを思い浮かべたりして、あまりワインという印象は薄いかもしれません。
しかし、ブラジルは広大な面積を誇る国家で、熱帯もあれば山岳地帯や高原などもあり、気候のバリーエーションは豊富です。必然的にブドウ栽培に適した地域も存在することになります。

 

そのブドウ栽培最適地の一つがリオグランデ・ド・スル州です。
ブラジルワインの90%近くがこの州で醸造されているほどなのです。

 

では、このリオグランデ・ド・スル州とはどんな地域なのでしょうか。
ブラジルの最南端に位置する州で、北部はブラジル高原の丘陵地帯で、それほど標高の高くない山脈が連なっています。南部はラ・プラタ盆地です。
気候としては亜熱帯になりますが、四季がはっきりしていて、しかも降水量はどの月もほぼ均等という恵まれた条件になっています。
寒暖差が激しい地域もあり、氷点下の気温や雪が降る場所もありつつ、夏は 30℃を超えることもあります。

 

リオグランデ・ド・スル州の歴史もイエズス会が関係しています。
先住民族はグアラニー族で、言語はグアラニー語。農耕民だったことから、植民地支配を進めるポルトガル人に対して、攻撃的な対応ではありませんでした。
そのため比較的な早くポルトガルとの同盟が進み、さらにはポルトガル人との混血が進んでいきました。

 

17世紀に、この地を伝導したイエズス会の教父はロケ・ゴンザレス・デ・サンタ・クルスで、サン・ニコラウ伝道地を建設しました。彼こそが欧州の人間として、また白人として、世界で初めてリオ・グランデ・ド・スルの地域を訪れた人物です。
1738年には王領カピタニアとなり、リオデジャネイロの属領になりました。
スペイン植民地との国境紛争もあり、一時的にスペイン側に占領されたこともありましたが、1776年にポルトガル領に戻りました。
この地は、ポルトガルの侵攻は比較的に平和的だったものの、スペイン領との紛争により、血塗られた場所となってしまいました。

 

それが今ではアルゼンチンやウルグアイとの国境近くでは、欧州からの移民により多くのワイナリーができています。
新世界ワインですが、その出来栄えは伝統ある欧州のワイナリーに引けをとらないほどになっています。しかもバラエティ豊かで、この地域だけで多種多様な味のワインが出来上がっています。
それはまるで、ブラジル人がそのまま多種多様で陽気ラテンというイメージと重なるようです。

 

コメントはありません

ワイン通販なら

想い出生まれ年ワイン、デザイン自由オリジナルワイン

スペシャルコンテンツ

オールドワインの魅力

最新のブログ記事

カテゴリー

タグクラウド

月別アーカイブ