今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ドン・ピエール・ペリニョン(Dom Pierre Pérignon)伝説

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はドン・ペリニヨンについて勝手に語ります。

 

 

世界で一番有名であり、しかも高級シャンパンの代名詞ともいえるのがドン・ペリニヨンです。
これはベネディクト会の修道士だったドン・ピエール・ペリニョン(Dom Pierre Pérignon)に由来します。彼が所属していたオーヴィレール修道院は、ドン・ペリニヨンの貯蔵所を兼ねているほどです。
彼の功績により今日のシャンパーニュが生まれたといわれ、いわば伝説化しています。彼がオーヴィレール修道院に入ったのは1668年、発泡性のシャンパーニュが発明されたのが1680年ごろとされています。
しかし、実は本当にそうだったのかというと、その確たる証拠は皆無なのです。

 

ドン・ペリニヨンの果たした実績として、例えば黒ブドウから澄んだ果汁を得る方法、産地の異なるブドウをミックスすることで高品質にする方法などは、たしかに、その発展に貢献した人物であるのは間違いないようです。
しかし、発泡性ワインについては、証拠がありません。
伝説だけが独り歩きしてしまった可能性も捨てきれません。

 

面白いことに、調べてみると、発泡性ワインはフランスではなく、イギリスで飲まれていた記録のほうが古いようです。1663年以前からなのは確かなようです。
ただし、生産されていたのはフランスのシャンパーニュで、フランスでの流通となると、1728年以降です。
つまりフランス産シャンパンはイギリスに輸出することが先にあり、その後に国内に知れ渡ったようなのです。
19世紀には、北欧やロシアにも輸出が拡大され、一方で産地偽装問題も起こり、「シャンパーニュ」と名乗れるのものは、シャンパーニュ地方で収穫、醸造された発泡性ワインのみと決められることになりました。

 

この「シャンパーニュ」という名称ですが、フランス語の古語でCampagneに由来します。意味としては「田舎」です。
地名としては1065年からで、ブロワ伯ティボー3世がシャンパーニュ伯となったことによります。
「シャンパーニュ地方で収穫、醸造された発泡性ワインのみ」という決定も、厳密にどこからどこまでの地域なのか、という問題も起こったりしました。

 

ドン・ペリニヨン伝説にしても、シャンパーニュ地方の境界問題にしても、それだけブランド価値のあることが原因といえます。
発泡性ワインをスパークリングワインといいますが、日本人の中でにはどれもシャンパンと言ったりする人もいるほどなので後世への影響力も絶大というのも頷けます。

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