今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ドイツワインの格付け

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はドイツワインの格付けついてに語ります。

 

 

ドイツはブドウ栽培の北限地域に位置しているため、主要なブドウ産地は南部に多いと言えます。
特にライン川沿いが中心地で、支流でもモーゼル川、ザール川、ルーヴァー川の3つの流域ではモーゼルワインとして日本でも馴染みがあるかもしれません。

 

フランスと同じようにワインの制度や格付けは行われていますが、こちらは馴染みがないでしょう。
法的には「ドイツワイン法」というのがあり、地域指定優良ワインを2つに分けています。
具体的には「QmP」と「QbA」です。
またテーブルワインについても、「Landwein」と「Deutscher Tafelwein」に分けられています。

 

QbAとは
日本語では「特定産地上質ワイン」、ドイツ語で略さないと「Qualitätswein eines bestimmten Anbaugebietes」になります。
ドイツは合計で13の生産地域が決められていますが、生産地でない他の地域のワインをブレンドするのを許されていないワインになります。
等級も決められ、Amtliche Prüfungにより合格することで決まります。

 

QmPとは
日本語では「肩書付上質ワイン」、ドイツ語で略さないと「Qualitätswein mit Prädikat」になります。
これはいかにもドイツらしいもので、ブドウが発酵する前に補糖の必要がないほどの天然糖分を有するブドウで醸造されたワインです。モスト量により等級が決められ、カビネット、シュペトレーゼ、アウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼ、アイスヴァイン、トロッケンベーレンアウスレーゼの6等級になります。
さらにブドウの成熟度(つまり糖度のこと)によっても6段階に分類されています。

 

上記のような格付けとなると、いってみればブドウの糖度が最も大きな基準であることがわかると思います。まさにこそがドイツ特有の特徴なのです。
それを裏付けるように、隣国のフランスと異なり、全ワイン生産量の中でQmP・QbAが占める割合は実に95%になるといいます。
このドイツ基準で比較すると、フランスでは36%程度、イタリアに至っては13%だそうです。(イアン・ジャーミソン「ポケットブック ドイツワイン」鎌倉書房1991年)

 

それでもワイン法が改正されたことにより、QmPの辛口ワインに新たな等級が生まれました。ClassicとSelectionの2等級です。
世界的なワインの辛口指向を反映したのかもしれません。

 

フランス語と違ってドイツ語は馴染みがあったせいか、格付けを調べてもフランスよりはるかにわかりやすいと感じます。ただ世間ではフランス語のほうが人気があるのかな、とも思います。
それはともかく、ドイツワインの葡萄成熟度について考えてみるのは良い気もします。

 

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