今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

キリスト受難劇にワイン

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はキリスト受難劇で有名なオーバーアマガウについて語ります。

 

 

10年に一度、世界最大規模の「キリスト受難劇(パッションプレイ)」が開催される小さな村をご存知でしょうか?
ドイツの南側・バイエルン州ガルミッシュ=パルテンキルヒェン郡で、山々に囲まれたオーバーアマガウ(Oberammergau)です。次回の公演は2020年5月16日から10月4日の期間です。東京オリンピックと重なる期間があります。

 

受難劇とは、イエス・キリストが十字架で殺される場面を受難として、そこに至る過程を劇化したものです。日本では名古屋の南山大学の野外宗教劇で知られます。
行われるのは基本的には聖週で、これはカトリックでは聖週間、プロテスタントでは受難週、東方正教会では受難週間といいます。オーバーアマガウは世界規模であり、最も有名な受難劇となっているため、現在では観光的要素もあり、聖週だけでなく行われます。

 

このキリストの受難は次に復活祭へと繋がります。
エルサレムでの苦難から、復活するまでの聖なる週が受難であり、「神は、すべての預言者たちの口を通して、キリストの受難をあらかじめ語っておられた」(使徒言行録 3:18)というように、使徒によって広められた思想ともいえます。

 

では、なぜオーバーアマガウという小さな村が受難劇を行うようになったのか?
それは1633年までさかのぼります。

 

その時代はドイツ30年戦争の頃です。
オーバーアマガウはペストの蔓延によって大多数の村人が死亡するという状況になっていました。このままだと村が全滅するのではと、恐怖を抱く村人たちは、神にお願いをしました。
「ペストの蔓延を終わらせ、この村を助けてほしい」
村人たちはその祈りとともに、村を救ってくれたなら、
「イエス・キリストの受難と死と復活の劇を10年に一度上演します」
と誓ったのです。
その結果、ペストはおさまりました。村人は神への約束を守り、1634年の聖霊降臨日にペストで亡くなった人々の墓の上を舞台として、初演を開催したのでした。それ以来、10年に1度を厳守して、村人総出の受難劇が繰り返し上演されてきたのです。

 

オーバーアマガウの人口はわずかに5,000人程度です。
この中で、半数の約2,500名が、この受難劇に関わっています。
現在はこの受難劇のチケットが発売され、期間中には数十万人が訪れます。旅行会社も宿泊付きのパッケージツアーも用意します。

 

受難劇を観たあと、ホテルに宿泊し、ドイツのワインを飲むのも良いでしょう。

 

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