今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ブルゴーニュのクリマ(Climat)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はブルゴーニュのクリマについて勝手に語ります。

 

 

2015年の7月4日に「ブルゴーニュのクリマ」はにユネスコの世界遺産に登録されました。
ディジョン、ボーヌ、マランジュなどのブドウ畑が世界遺産になったのです。ブドウ畑の景観だけでなく、建築物、そして、ブドウ畑を開墾する独自ノウハウまでを文化遺産として認定されました。

 

登録名の「クリマ」(Climat) とは何かというと、ブルゴーニュのブドウ畑の小さな栽培区画のことになります。
世界遺産の認定は、1,247カ所のクリマが選ばれ、ボーヌ市街、ディジョンの歴史地区も含まれています。
クリマという栽培区画ですが、これは単にブドウ畑の区割りという以上に、それぞれの区画のテロワールを意味しています。しかも区画は数世紀をかけて画定されたもので、それぞれの区画に名前があり、歴史があります。
当然ながら、テロロワールの違いは味の変化にも繋がり、格付けにも関係してきます。
世界遺産認定のクリマには、世界的に有名なものが多く含まれ、例えば、シャンベルタン、ロマネコンティ、クロ・ド・ヴージョ、モンラッシェ、コルトン、ミュジニーなどもあります。

 

ブルゴーニュ地方でのブドウ栽培からワイン醸造は、修道院との関係が深いのですが、フィリップ2世 (ブルゴーニュ公)の影響もあるといえます。
フィリップ2世は、ヴァロワ家の初代ブルゴーニュ公で「豪胆公」(le Hardi)と呼ばれます。
フランス王ジャン2世(善良王)とボンヌ(ボヘミア王ヨハン(盲目王)の王女)の四男です。
彼は武勇に優れ、権勢拡大をした人物です。
ブルゴーニュ公領を与えられたのは1363年ですが、それだけでなく、フランドル、アルトワの伯領も領有し、欧州最大規模の裕福な領土を有していました。しかも1390年にはシャロレー伯領も獲得し、この伯位はブルゴーニュ公の相続人に与えられるようにもなりました。

 

そんなフィリップ2世は、当時ブルゴーニュで栽培されていた赤ワイン用ブドウ品種の中で、最も質の良いピノ・ノワールだけを栽培させることにしました。他の品種の栽培を禁じたのです。
これは現代でも続いているわけではなく、19世紀にはピノ・ノワールよりガメのほうが多く栽培され、コート・ドールの栽培面積を85%以上を占めたりもしました。しかし、現代では、コート・ドールで使われる赤ワイン品種はピノ・ノワールになっています。

 

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