今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ドイツ語入門 番外(Amerikanische Deutsch)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はドイツ語入門の番外編を勝手に語ります。

 

 

前回は「ドイツ語入門2(Deutsche Verbstellungen)」で、ドイツ語らしい動詞の位置についてを取り上げました。今回は、番外編としてアメリカ・ドイツ語(Amerikanische Deutsch)についてです。

 

ドイツ語が日常的に使われている地域は、当然ながらドイツやオーストリア、スイスなどですが、ヨーロッパから遠く離れたアメリカでも、ドイツ語が使われている地域があります。その代表格といえばアメリカのペンシルベニア州です。そこで使われるドイツ語は「ペンシルベニア・ドイツ語(Pennsylvania-Dutch, Pennsilfaani-Deitsch)」ともいわれ、ドイツ語の一変異言語という扱いにもなっています。カナダからアメリカ中西部で。約15万から25万人が話者だといわれます。系統としては、高地ドイツ語の上部ドイツ語で、アレマン語の一方言です。しかし、実際には複数地域の方言が融合して、独特な言語になったとも考えられています。
17世紀から18世紀にかけて、ドイツ、スイス、フランスのアルザス・ロレーヌ地方から移住してきた人々の子孫だといわれています。そのほとんどはキリスト教ルーテル派を起源とする信徒で、「アーミッシュ」や「メノナイト」といわれる人々です。

 

このペンシルベニア・ドイツ語ですが、「transeuro Academy」というサイトのブログに、「主の祈り」というキリスト教の主祷文での例文が掲載されていました。引用させて頂きたいと思います。

 

ペンシルベニア・ドイツ語
Unser Vadder im Himmel,
Dei Naame loss heilich sei,
Dei Reich loss komme,
Dei Wille loss gedu sei, uff die Erd wie im Himmel.

 

標準ドイツ語
Vater unser, der Du bist im Himmel.
Geheiliget werde Dein Name.
Zu uns komme Dein Reich.
Dein Wille geschehe wie im Himmel also auch auf Erden.

 

日本語訳
天にまします我らの父よ
汝の名を讃えよ
汝の国は我々に来た。
あなたの御心は、天にあるように地上でも行われる。

 

かなり難しいというのが、正直な感想です。
やはり、独自に発展した方言は分かりにくいといえます。
次に、Wikipediaで調べてみると、アメリカのドイツ語について、かなり面白くまとめてありましたので、こちらも紹介したいと思います。この中で「特徴」として、「文末に来る動詞も前に来る」「過去形と同じ意味の完了形(haben+過去分詞)を現在形のように用いる」「ウムラウト記号を無視する」などは、興味深いといえます。
これらの中で、過去分詞の扱いが、完全に英語のような扱いになっている例が、じつに分かりやすいといえました。

 

アメリカ・ドイツ語
Ich habe gekauft das auto.

 

まず「auto」ですが、名詞なのに大文字にしないのも英語的ですが、何といっても「gekauft」の位置です。ドイツ語らしくない語順なので、違和感だらけです。
普通のドイツ語にしましょう。

 

標準ドイツ語
Ich habe das Auto gekauft.

 

ただ、2格を使わずvonを使うというのは、それほど違和感はありませんでした。

 

標準ドイツ語
Ich habe das Auto gekauft.

 

Ich bin ein bürger von der Europaisch Bund.
Ich bin ein Bürger der Europäischen Union.

 

おそらく、「von」は標準ドイツ語でも決しておかしくないし、むしろ2格を使わないほうがスマートな気もします。でも、実際はどうなのでしょうか。
少し調べただけですが、かなり興味を持ちましたので、今後も情報を集めようかと思う次第でした。

 

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