今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ワイン密輸事件

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はワイン密輸事件について勝手に語ります。

 

 

密輸というと、ワインのような合法的なものと結びつかない気がするかもしれませんが、実はワイン密輸事件は頻発しています。そもそも密輸とは、違法に輸出入することなので、輸入禁止の拳銃や麻薬などが代表的ですが、ワインの場合は関税や各種手続きから逃れるために違法に輸入することになります。
そこでワイン密輸事件が多く発生しているのが中国となります。

 

中国本土にワインを直接輸入する場合、加算されるのが、消費税・関税・付加価値税(VAT)などになります。ところが、中国でもで香港やマカオの場合は、ワインに関する全ての税金が撤廃されています。そのため、中国本土と香港・マカオの間では、税金等の関係で、50%程度の価格差が生じてしまったのです。
この税制による価格差を利用した密輸事件が起こるようになったわけです。特に高級ワインであれば、税金等も高額になりますから、密輸するには最適なものとなりました。
特に香港やマカオと接する広東省では日常的に密輸ワインが入ってくるようになり、人口1千万人を超える広東省の深圳市などでは、市場で流通する高級ワインのほとんどは密輸ワインではないかといわれるほどになりました。

 

その結果、2017年6月12日には、中国の税関当局により密輸ワインの一斉摘発が実施されました。この摘発により29人の逮捕者が出て、押収されたワインは約4000本、総額にして230万人民元(約4000万円)となりました。
2018年5月14日には、約2億人民元(約33億円)相当のワインを密輸したとして17人が逮捕されました。

 

中国だけでなく、実はシンガポールにも密輸ワインの疑惑があります。
東南アジアの物流のハブとして機能しているシンガポールですが、ワインの関税率はかなり高額です。1ℓ当たり約800円という税金になっています。当然ながら街中で販売されるワインは、関税にあわせて高額にあるはずですが、出回っているのワインにはかなり安価なものが多くあります。
まともに輸入していたらあり得ない価格のワインは、マレーシアの闇ルートにより密輸されているのではないかといわれています。しかし、事実はわかりません。

 

さすがに日本ではワインの密輸はないと思われます。
そもそも日本の関税率は低く、2019年2月1日からはヨーロッパ産のワイン関税などは撤廃されています。密輸するメリットもありません。むしろ日本のワインの価格の場合、関税より運賃や資材のコストのほうが高いといえるでしょう。

 

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