今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

世界で4番目に大きな島(Repoblikan’i Madagasikara)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はマダガスカル共和国(Repoblikan’i Madagasikara)について勝手に語ります。

 

 

アフリカ大陸の南東部から約400km沖合いの西インド洋に浮かぶマダガスカル島は、日本の面積の約1.6倍の広さがあり、世界で4番目に大きな島です。
マダガスカルはフランスの植民地だったことからワインはそれなりに生産されています。しかし、現地の人はそれほど飲む習慣はないようで、ワイン需要は旅行客向け、その中でも特にフランスからの観光客相手のものといわれます。
比較的気軽に購入できるようで、多く流通しているのは赤とロゼの中間のグレイワインが中心だそうです。

 

マダガスカルの宗教は、キリスト教と現地の伝統宗教が中心で、イスラム教はごくわずかです。そのため飲酒を禁止しているわけではありません。
キリスト教はカトリックよりプロテスタントが若干多いといいます。
しかし過去には迫害もありました。ラナヴァルナ1世という女王の時代で、1835年のことでした。ただこの迫害は短く、2代のちの女王であるラナヴァルナ2世は、即位するとすぐにキリスト教に改宗したのです。
絶海の孤島ともいえる場所で普及したマダガスカルのキリスト教は、独自の変化を見せました。島の伝統的な信仰と統合されていったのです。その代表的な部分が先祖崇拝で、キリスト教による死者への祝福ののちに、マダガスカル伝統の葬儀もあわせて行われたりしているそうです。
これは島の伝統的宗教儀式で「ファマディハナ」と呼ばれる再葬儀礼を統合したもので、世界のどのキリスト教葬儀とも異質なものです。このファマディハナとは、先祖崇拝の現れとして、尊敬する先祖の記憶を寿ぐことを意味します。先祖尊崇をする限り、先祖たちは現在の生活者を守り、良い影響を及ぼすとされています。

 

また、マダガスカルは謎の島という側面もあります。
現在、未だマダガスカルに人がいつから居住していたのか謎のままなのです。
地球上にある主たる陸塊の中で、人が最後に定住した場所であるともいわれています。
ほぼ確実視されているのは、1世紀前後にボルネオ島から人が移り住んだのは間違いないようです。カヌーでインド洋を横断したわけですが、のちにアフリカ大陸からも人が移住し、マレー・ポリネシア系の人と混血していったようです。
文献に登場するのは、最古のものとしては古代ギリシャのプトレマイオスによるもので、マダガスカルは「メヌティアス」という名称で記述されているという説があります。ただ異論も多くあり、確実とはいえません。
マルコ・ポーロの『東方見聞録』では、ソマリアのモガディシュ(Madageiscar)と勘違いしたようで、耳で聞いた音を転写するときにマダガスカルと誤ってしまい、それがマダガスカルの国名の由来になったといわれています。

 

全島を統一した政権はなかなか現れず、16世紀に成立したメリナ王国(Fanjakan’Imerina)が19世紀前半になって初めて島の大部分を統一しました。
この王国の神話は天孫降臨型で日本と同じように、天から降りてきた神によって王国が始まったというものです。
しかしフランスが侵攻し、1897年にフランス植民地帝国に吸収されてしまいました。
独立したのは1960年代になってからで、70年代には社会主義政権になりました。ただ、10年程度で社会主義路線を廃止しました。

 

マダガスカルは動植物の固有率が多く、観光に行くならそれらが目的になる方も多いといえます。
多様性に富む珍しい動植物を見ながらグレイワインを飲むのも、機会があればぜひしてみたいと思います。

 

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