今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ハーメルンの笛吹き男(Rattenfänger von Hameln)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はハーメルンの笛吹き男(Rattenfänger von Hameln)について勝手に語ります。

 

 

今回も緊急事態宣言による外出自粛を受けて、自宅でワインを飲みながら読書をする際に、最適な書籍を紹介していきます。
今回は誰もが知る「グリム童話」の中の「ハーメルンの笛吹き男(Rattenfänger von Hameln)」です。一説には黒死病と恐れられたペストと関係するともいわれるものなので、感染拡大を防ぐために自宅で静かに読書するには最適かもしれません。

 

舞台となったは、現在のドイツにあるニーダーザクセン州のハーメルン (Hameln) です。ハノーファー(Hannover)から217号線を南西方向に進んだ場所にある都市です。ヴェーザー川が市内を流れていて、ハーメル川とフンメ川が合流する位置にあります。
言語は標準ドイツ語に近いので、ドイツ語の初級学習者には向いている都市といえます。人口は6万人に満たない典型的な地方都市ですが、かつてはハンザ同盟都市であり、三十年戦争までは経済的に発展していました。

 

さて、物語ですが、これは1284年の出来事でした。
ハーメルンにネズミが大繁殖し、町の人々は大変困っていました。そんなある日、ネズミ退治をするから報酬をくれ、という男が現れました。ハーメルンの人々はその男の提案を受け入れ、報酬を与えて、ネズミ退治をしてもらうことにしました。そして、男は笛を吹いて町を歩くと、町じゅうのネズミが男のところに集まってきました。男はそのままヴェーザー川まで歩き、ネズミを川で溺死させていきました。
男は約束通りネズミを退治したので、ハーメルンの人々に報酬をもらいに行きましたが、彼らは笛吹き男との約束を破ってしまいました。報酬を払わなかったのです。
笛吹き男は町の人たちの対応に怒り、ハーメルンからいったんは姿を消しましたが、再び町に戻り、笛を鳴らしながら通りを歩きました。このとき、住民たちは教会に行っていたため、家には子供たちだけがいて、笛の音とともに男のあとをついていってしまいました。総勢130人の少年少女たちでした。
子どもたちは笛吹き男を追うようにハーメルンの町の外に出ていき、市外の山腹にあるほら穴の中に入っていきました。子供たちが穴に入ると、岩で出入り口はふさがれ、笛吹き男も子供たちも二度と戻ってきませんでした。

 

この消えた子供たちについては、いくつかの仮説があります。代表的なものを挙げてみましょう。
まずは冒頭でも触れたように、黒死病のペスト説です。
ペストの感染源はネズミということもあり、ネズミがペストを表すものとする説です。恐ろしい伝染病だったペストがハーメルンで集団感染危機を迎え、感染した子供たちを隔離したというものです。
次に少年十字軍説です。
少年十字軍運動は1212年からですから、この事件より少し前ですが、この説によれば、笛吹き男は新兵募集員として町から子供たちを連れ去ったというものです。
子供たちが自ら進んで町を去ったという説もあります。
両親とハーメルン市を見捨て、東ヨーロッパの植民地で新たな村の創建者となる目的で町を出たというものです。この場合、笛吹き男はそのリーダーということになります。
これとは別に、同じく東ヨーロッパやバルト地方に関係しますが、植民請負人に売られという説もあります。当時は児童売買は珍しいことではなかったからです。
他にも、笛吹き男は精神異常の小児性愛者だったという説もあります。

 

どれが正解なのかは分かりませんが、外出を自粛している今、ワインを飲みながら推理していくのも良いのではないでしょうか。

 

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