今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

スラヴォニア(Slavonija)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はスラヴォニア(Slavonija)について勝手に語ります。

 

 

クロアチアで最大栽培面積を誇るのが、白ワインのグラシェヴィナです。これはクロアチア最大規模の生産地であるスラヴォニア地方を代表する品種です。クロアチア起源の品種といわれていて、オーストリアではヴェルシュ・リースリングとして栽培されています。この品種のワインは、独特の酸味と優雅な味わいがあります。

 

スラヴォニア(Slavonija)は、逆Uの字になっているクロアチアの国で、東部に位置しています。国境を接しているのは、ハンガリー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアです。南側はボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの国境になっていて、そこにサヴァ川が流れています。ハンガリーとの国境は北側のドラヴァ川になっています。周囲は平原地帯になっています。

 

このスラヴォニアは、中世には、クロアチア、スラヴォニア、ダルマチアを統一したクロアチア王国(Regnum Croatiae)の領土でした。この王国は神聖ローマ帝国と同じように、首都機能を持つ都市がないことでした。つまり、王が変わるたびに王宮の位置が変わっていたわけです。初代国王はトミスラヴで、ハンガリーやブルガリアの侵入との戦いがあり、これに成功しました。しかし、それでも王権が強かったわけではなく、正常不安定な国家でした。実際、その後には内紛もおきていました。
この時代は、ハンガリーやブルガリアだけでなく、東ローマ帝国、ヴェネツィア共和国などの周辺国家の影響を受けていて、クロアチア王国はどうしても安定する環境になかったといえます。

 

1202年にはハンガリー王国内の自治領となり、15世紀にはオスマン帝国の領域に組み込まれることになりました。これは1791年まで続きました。20世紀になってーゴスラビア王国に編入され、1941年にクロアチア独立国が成立しました。しかし、これもユーゴスラビア人民共和国成立して、独立国ではなくなってしまいました。
社会主義体制の崩壊から、1991年にユーゴスラビアから独立し、クロアチア共和国となりますが、クロアチア紛争も経験しています。

 

スラヴォニア地方はワイン生産地としてクロアチアを代表する地域ですが、それだけでなくワインの樽の産地でもあります。ワイン樽のオークの産地であり、ここで生産された樽はクロアチアだけでなく、イタリアなどにも輸出しています。イタリアでは、長期熟成の赤ワインには、スラヴォニア産の樽が多く使用されています。

 

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