今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

世界最大の島

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回は世界最大の島について勝手に語ります。

 

 

世界最大の島がどこかご存じでしょうか。日本の面積の5.73倍もある島です。
それがグリーンランド(Kalaallit Nunaat)です。
独立した国ではなく、デンマークの一部となっています。

 

グリーンランドというと、白ワインベースのカクテルの名にもなっています。 白ワインにメロンリキュールとトニックウォーターを合せたものです。爽快感のある甘口なカクテルなせいか、ワインを飲まない人にも飲みやすいといえます。
では、島としてのグリーンランドとは、どんな場所でしょか?

 

巨大な島ではありますが、内陸部のほとんどは厚い氷で覆われているため、人間が居住できる面積は少ない島です。
また、ヨーロッパに属しますが、北極海と北大西洋の間に位置するため、カナダの北東に島が広がっています。島の北西部では、ネアズ海峡をはさんでカナダのエルズミーア島に隣接していて、その距離はわずかに約30kmです。逆にデンマークには南東方向で約300km離れています。
気候は、島の大半が北極圏になり、準北極圏もあります。ただし、最北部は氷に覆われていません。それは、空気が乾燥している地域のため、寒くても雪が降らないからです。

 

デンマークの支配になる前はエスキモー系の先住民族カラーリット(Kalaallit)がいました。イヌイットと同一民族といわれます。
ヨーロッパ人として初めてグリーンランドに入植した人物とされるのが赤毛のエイリーク(Eiríkr hinn rauði)で、彼がグリーンランドと名付けました。その後もヴァイキングが入植していきましたが、15世紀にはいなくなり、カラーリットだけが残りました。そのため、ここから百年以上の期間は、ヨーロッパの歴史から完全に姿を消しました。
再びグリーンランドが歴史に現れたのは、16世紀半ばで、18世紀初頭になると植民地が作られ、キリスト教の布教も始まりました。それ以降はデンマークによる植民地となりました。
北極圏という厳しい気候だけでなく、資源もあるわけではないグリーンランドとしては、ヨーロッパの一員として自立するのは不可能でした。そのため、デンマークの植民地として、支援されることは必然的な流れともいえました。

 

現在でもグリーンランドの90%近くはカラーリットが占め、その比率は大きく変化していません。大きく変化したのは、意識かもしれず、かつてのカラーリットは政治的勢力がありませんでしたが、現在は異なります。
1953年にデンマーク本国の県と同様の自治権を得て、その後、1979年には自治政府が発足しました。これでグリーンランドはデンマークの自治領となったのです。
それ以降は、カラーリットの人々は支持政党を持つようになり、地名についてもイヌイット語にするようになりました。自立の道を進んでいます。

 

EUとの関係でいうと、1985年にグリーンランド自治政府は当時のECを離脱したことから、グリーンランド自体はEUに属さないことになっています。しかし、グリーンランドの人たちは、EUに加盟するデンマークの国籍を持っているため、EUの市民権を持っていることになります。 ただし、EUの欧州議会等の選挙権については、グリーンランドが選挙区外という扱いですから、選挙権を行使することはできません。

 

白ワインベースのカクテルの名になっていますが、実物のグリーンランドは厳しい環境で、EUとも複雑な関係になっています。
なかなか行く機会のない島でしょから、せめてカクテルでも飲みましょうか。

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