今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

カラガンダ(Қарағанды)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はカラガンダ(Қарағанды)について勝手に語ります。

 

 

極寒の地の動物園で、赤ワインをサルに与えているというニュースが以前にありました。赤ワインを与えることで、インフルエンザなどの呼吸器感染症を予防できるいうのでした。
サルに与えるワインには、刻んだフルーツや蜂蜜、レモン、砂糖、お湯などを加えるそうです。

 

その動物園があるのがカラガンダ(Қарағанды)です。
カザフスタン共和国のカラガンダ州都で、カザフスタンでは、4番目に人口の多い都市です。 極寒の地といわれるのは、亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属するからで、冬季はマイナス40度を下回る気温になります。その一方、夏季は日中では30度を超えます。
住民はカザフ人とロシア人が同じくらいの割合で、他にドイツ系、ポーランド系、チェチェン人などで構成されています。特にドイツ人との関係は深く、1940年代は70%がドイツ系住民だったようです。
これはヒトラーのポーランド侵攻が関係していて、ソ連のスターリンは、ヴォルガ・ドイツ人をシベリアやカザフスタンに追放した結果でした。第二次世界大戦終が結後したあとも抑留は続きましたが、その後、10万人以上のドイツ系住民がドイツに帰還していきました。それでもまだ残ったドイツ系住民の子孫がガラガンダにはいるわけです。

 

カラガンダの都市に成立ちは、石炭採掘の拠点としてつくられました。その労働力に強制収容所の人々を利用し、彼らを酷使していました。この石炭産業は現在でも重要な産業となっています。しかし、最初の都市建設時代の石炭採掘場は堀つくしてしまい、破棄されました。そこで現在の市街地は南へ10kmほど移っています。
ソ連崩壊後の1990年初頭、カザフスタン共和国として新たな独立国家となりましたが、カラガンダも首都の候補になっていました。

 

カザフスタン最大の収容地区だったカラガンダですが、シベリアに抑留された日本人捕虜も多く連行されてきました。その中では通称「スパスク」と呼ばれる収容所がありました。宿舎は仕切り板によって二段、三段に分けられた寝台で、廊下を挟んで左右両側に取り付けられていたようです。簡素な寝台で、とても人の生活する空間ではありませんでした。 
衛生環境も劣悪で、多くの収容所でチフスが流行したそうです。しかも感染しても薬の投与もなかったといいます。チフスだけでなく結核などの感染症患者が多く収容されていたそうです。
現在では、郊外には収容所博物館もあります。

 

 

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