今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

ウルグアイ東方共和国(República Oriental del Uruguay)のワイン

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はウルグアイ東方共和国(República Oriental del Uruguay)のワインについて勝手に語ります。

 

 

日本で南米のワインといえば、圧倒的にチリワインの流通量が多く、気軽に購入できるワインとしても人気です。
他にもアルゼンチンワインなどありますが、ウルグアイのワインと聞いて、すぐに分かる人は少数派といえるでしょう。
南米の国というと広大な面積を想像しますが、ウルグアイはかなり小規模で日本の半分程度しかありません。また南米の中では生活水準が安定しているといわれています。
日本から行こうとすると、1日では着かない国です。例えばフランスやアルゼンチンなど、最低でも2回の乗り換えが必要な国だからです。

 

ウルグアイはインカ帝国の影響が及ばない地域でした。そのためスペイン人の探検により発見されたときまで、原始的な農耕民が居住し、国家ではなく、部族の小規模な集団が各地に点在する場所でした。
また、鉱山資源もなかったことから、ヨーロッパの人たちの殖民もそれほどありませんでした。
ただ、この地に放牧された家畜が野生化し、大繁盛し、ガチョウまで住み着くようになると、これらの家畜を奪うためにスペインとポルトガルが侵入してきました。
最終的にスペインが植民地化することになりました。

 

ヨーロッパの各国の思惑が、この辺境の地にも飛び火し、その中からスペインとの独立戦争にも至りました。しかし、ブラジルからポルトガル軍が侵攻し、この地はブラジルに併合されることにもなりました。
次の独立への動きは、相手がブラジルとなり、ラテン・アメリカでは初の本格的な域内戦争といわれるシスプラティーナ戦争(Guerra da Cisplatina) などにも発展しました。
最終的に1828年になって、イギリスの仲介によりモンテビデオ条約がブラジルとアルゼンチンの間で結ばれました。この条約により「ウルグアイ東方共和国」という独立国が誕生したのです。

 

そんなウルグアイは南米大陸で2番目に面積が小さな独立国となり、現在では国土の約88%が可耕地となっていて、森林は国土の約5%程度しかありません。
この国のワインでは、まず最初に押さえておくべきものが「タナ」(Tannat)という品種です。黒ブドウ品種で、ウルグアイワインの全生産量の約35%まで占めています。
フランスの南西部の土着品種ですが、ウルグアイで栽培されるタナは、フランスより濃厚な味わいとなり、コクもあります。
ウルグアイの地に適応したことで、ウルグアイのタナを略して「ウルタナ」と呼ばれるようになり、ウルグアイを代表するブドウ品種になりました。

 

ウルグアイの人口は336万人で、首都のモンテビデオ(Montevideo)には130万人が住んでいます。ヨーロッパ系白人が87.7%、黒人が4.6%という割合で、言語もスペイン語なので、現在の国のデータだけ見るとヨーロッパにある国のような印象です。
教育水準も高く、南米の他の国と異なり、カトリック教会の影響力も低いのが特徴です。
そんな国で適合したウルタナのワインを飲んでみたいと思う次第です。

 

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