今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

現存する世界最古の都市・エレバン

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はエレバンについて勝手に語ります。現存する世界最古の都市の一つであり、旧約聖書の「創世記」に登場する「エデンの園」の伝承地でもあります。

 

 

エレバンはアルメニア共和国の首都で、この国は以前に「非カルケドン派正教会の国」で取り上げたことがありました。
旧約聖書のエデンの園だけでなく、ノアの方舟が流れ着いたとされるアララト山があり、この山の麓にノアが初めてブドウを植えたという伝承から、アルメニアの人々は自らをノアの直系子孫であるともいっています。
旧約聖書だけでなく、ギリシャの歴史家ヘロドトスによる「歴史」でも、アルメニア商人がユーフラテス川を木材の骨組みに獣皮を張ったボートで下り、バビロンまでワインを運んでいたことが記述されています。
それだけワインとの関わりは古い国なのです。

 

さて、エレバンですが、現在でもワインは主要産業であり、他にブランデー製造の他、機械製造、金属業、たばこ製造も盛んな地域です。
人口は約106万人。
首都となったのは、ロシア帝国が崩壊したことが原因の一つとなっています。
1918年のことでした。
ただし、ロシア帝国が崩壊したことはソビエト連邦の誕生も意味し、アルメニアも1920年から共産化へと進みました。その2年後にはソビエト連邦構成共和国を構成する共和国の一つとなり、アルメニア・ソビエト社会主義共和国が誕生しました。
この段階でもエレバン首都でした。
そしてソ連も崩壊し、1991年9月21日、アルメニア共和国の独立が宣言され、エレバンはそのまま首都を維持しました。

 

日本人には馴染みがない、というより未知な国かもしれませんが、アルメニアとワインの関係はキリスト教を国教にしてからも続き、ワイン好きなら知っていて損はありません。
西暦301年にキリスト教を国教とし、ワイン生産は教会の中の慣習となりました。
しかし、中世に入ると、アラブ勢力、特にイスラム教の支配下になりました。それでもアルメニアでは儀式用に限りワイン生産が認められていました。
ワイン生産の最大の危機は、オスマン帝国時代の末期に訪れました。アルメニア人大虐殺です。このときにワイン生産は途絶え、醸造方法の文献も喪失しました。
それでも、かすかに残った文献をもとに伝統のワイン造り復活に期待がかかりました。

 

エレバンはアルバニア最大の都市であり、首都としての歴史もあり、アルメニアのGDPの過半数を生み出しています。
しかし繁栄しているかというと微妙で、深刻な経済不況が続いているといいます。
大都市であるがゆえ、空の玄関口はズヴァルトノッツ国際空港があり、国際列車はグルジアのトビリシ行きだけではあるものの中心駅としてサスンティダヴィト駅もあります。地下鉄も1路線あります。

 

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