今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

イタリア語入門(panoramica)

プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
フランス語に続き、今回はイタリア語入門について勝手に語ります。

 

 

ワイン生産量の国別ランキングでフランスを抑えてトップに君臨するのがイタリアです。
そのイタリアで話される言語がイタリア語になります。
しかし、もともとイタリア半島で使われていた言語はラテン語でした。そのラテン語も古代イタリア人の一派だったラテン人が、古代ローマによるイタリア統一があったからでした。古代ローマだけでなく、イタリア半島周辺の公用語がラテン語となり、やがてローマの拡大とともに広がっていきました。
ローマ帝国となってからは、支配する地中海沿岸部だけでなく、様々な地域でラテン語が広がっていきました。

 

しかし、ローマ帝国が東西に分裂し、版図内の各地ではローマとの直接的な結びつきに変化が生じ、民衆ラテン語の方言化を招くことになりました。イタリア半島ですらイタリア方言化したほどでした。その結果、方言の独自化が進み、いつの間にか、他地域の民衆ラテン語とは異なる言語にまで変化し、これが古イタリア語となりました。
この変化がどのような変遷を辿ったかは分かっていませんが、10世紀頃には民衆ラテン語とは別の古イタリア語が成立していたようです。

 

では、現在のイタリア語の基盤となったのは、いつごろなのでしょうか?
ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)の影響があったといわれます。彼は当時、都市国家だったフィレンツェ出身の詩人であり、哲学者であり、政治家だった人物です。フィレンツェはトスカーナ地方にあり、トスカーナ方言の言語でしたが、これにナポリ語やシチリア語の語彙を取り入れた言葉で文学作品を執筆しました。これが現在のイタリア語の中核をなしました。
共通語・標準語を求める動きに対して、このダンテの事績をもとにしたのでした。
ただこれも反対がありました。トスカーナ方言が標準語になるのに反対する人たちは、トスカーナ方言だけでなく、ガロ・イタリア語、ヴェネト語、ナポリ語、シチリア語、サルデーニャ語などを平等に配分することを主張していました。

 

最終的に標準イタリア語がダンテのトスカーナ方言を中心とするものとなりましたが、当初は上流階級の言語という扱いでした。そのため、一般民衆は相変わらず方言を話していました。
そのような状況の中で、フランスが方言を廃止する政策を取り、イタリア政府も国民意識の向上政策として、フランスを見習うことにしました。これで方言の廃止と標準語の浸透が国家政策となりました。
この言語の統一が民族主義とも結びつくことになり、イタリアの統一から世界大戦へと繋がることにもなりました。その一方で、イタリア国民は標準イタリア語を誰でも理解できるようになり、統一国家としては行政面をはじめ、あらゆる面での利便性もあることになっています。

 

では、日本人がイタリア語を学ぶとしたら、どうでしょうか?
発音については、子音と母音が一対一の場合はローマ字読みに近くなります。と、いうよりも、そもそもローマ字なので、ローマはイタリアで、その母音の表記に倣っているわけですから、当たり前の話です。
一般的にイタリア語は英語などと違って、発音が規則的といわれます。同じ綴りなのに発音が違うというイレギュラーが少ないといわれます。
ただ母音は7種類なので、単純にローマ字と同じではありませんので、念のため。

 

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