以下の記事を見つけました。
09プリムール、前年より4割増の参加者 : ワインニュース : ドリンク&ワイン : グルメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ボルドーの2009年プリムールは、前年より43%多い約2万人が3日間の試飲に参加した。 メドック、ポムロール、サンテミリオン、グラーブ、ソーテルヌ&バルサックの約130の格付けシャトーが加盟する「ユニオン・デ・グランクリュ・ド・ボルドー」(UGCB)によると、UGCBが主催した3日間の試飲会に、30か国から約2万人の参加登録があった。 フランス国内以外では、英国、米国、中国、ドイツ、ベルギーからの参加が目立ったという。とりわけ、高級ワインブームが過熱する中国人バイヤーの増加が注目された。シルヴィ・カーズ会長は「プリムールの成功は、ボルドーのワイン産業が経済危機の後に待望していた力強いシグナルを発信した」とコメントした。 (2010年4月9日 読売新聞)
リーマンショックから約2年。そろそろ世界経済も強気な見通しが伺えるようになってきましたが、高級ワインの代名詞『ボルドーワイン』は、完全に反発しそうですね。
何せ対象マーケットは世界なわけで、日本ではワイン業界全体的にグラン・ヴァンが失速し、今や『旨安ワイン』が主流といえる勢いですが、世界にはいくらでもお金持ちはいるわけで、特にニューリッチ層が爆発的に増えているアジアの需要がある限り、ボルドー経済はビクともしないようです。。
今まで買わなかった人が買うようになる ⇒ 当然需給のバランスで価格は上がる。
フランスのワイン業界でこんなことをいう人がいます。
『格付けボルドーなどは後10年もすれば、美術品のような価格にまで値上がりするだろう。』
ワイン好きには恐ろしい話ですね。
でも理論的に考えると、有り得ない話ではありません。
いちワインラヴァーとしては、余り値上がりしないことを祈るばかりです。。
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