Livining in Wineby シエル・エ・ヴァン

今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • ボジョレー・ヌーボーと江古田浅間神社

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今年もボジョレー・ヌーボーの時期になりました。気軽に購入できるものもありますが、プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長としては、やはりこだわりたいものです。そこで今年、取り扱ったのがブルゴーニュの名門メゾン・ヴィラージュ・ヌーヴォーです。(詳細はこちら
    そんなわけで、今回は江古田氷川神社に行って、ボジョレー・ヌーボーを堪能してみます。

     

     

    浅間神社といえば、木花佐久夜姫命を祀る富士信仰の神社です。
    メゾン・ヴィラージュ・ヌーヴォーにはお似合いの神様です。

     

    木花佐久夜姫命は天照大神の孫・瓊瓊杵尊(邇邇芸命)の妻で、大山積神(大山津見神、大山祇神)の娘です。
    姉は石長比売(磐長姫)で、瓊瓊杵尊との間に海幸彦と山幸彦を生んでいます。
    また、木花佐久夜姫命は一夜で身篭るといわれ、産屋に火を放たれたエピソードもあります。このときに誕生したのが海幸彦と山幸彦で、火中出産といいます。

     

    浅間神社は、富士山を神格化した浅間大神を祀る神社ですが、この神が木花咲耶姫命と同一視された神社です。
    西武池袋線の江古田駅の駅前に鎮座する氷川神社には富士塚もあり、国の重要有形民俗文化財に指定されています。実際に富士山登山ができなくとも、富士山の溶岩で覆われた富士塚に「登山」することで、実際の富士山に登頂したのと同じことになります。

     

    駅前の繁華街にありながら、貴重な文化財のある江古田氷川神社は、ありきたりなボジョレー・ヌーボーの中でも本物志向のヴィラージュ・ヌーヴォーが似合います。なので、今日はここで堪能します。

     

  • リヒテンシュタイン公のワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はリヒテンシュタインについて勝手に語ります。

     

     

    スイスとオーストリアに囲まれた小さな国を紹介します。
    リヒテンシュタイン公国です。
    正式名称は「Fürstentum Liechtenstein」。首都はファドゥーツです。
    日本語では「リヒテンシュタイン侯国」と表記することもあります。
    人口はわずかに34,761人(2009年)、面積は160km2。これは四国の小豆島とほぼ同じ大きさです。
    言語はドイツ語です。

     

    1866年にドイツ連邦から離れ、翌年から「非武装国」になりました。そのため、現在でも軍隊はありません。
    リヒテンシュタイン家の当主による男子世襲制国家で、統治形態としては絶対君主制といえます。しかし、実際には国民投票によって君主制の存廃を決めることができたり、法の支配、議会民主制が確立されている関係で、立憲君主制ともいえます。

     

    タックスヘイブンの国としても知られています。
    法人税率が12.5%で、会社設立の手続きも容易なことから、本店所在地としてリヒテンシュタインに置いている外国の企業が多くあります。そのため人口よりも法人企業数が多いと言われています。

     

    そんなリヒテンシュタインはワインも知る人ぞ知る国です。
    現在の国家元首である侯爵家がワイナリーを保有していて、そこで生産されたワインは、紋章入りです。
    しかし日本でお目にかかる機会がないのは、輸出されていないからです。現地でしか買えません。
    このワイナリーでは、併設のレストランもあり、試飲もできます。観光化されているので、リヒテンシュタインに行った際はぜひとも立ち寄りたい場所です。

     

    日本では想像できないかもしれないことは、リヒテンシュタインと国境を接する国はすべて内陸国のため、海に行くためには少なくとも2つの国境を越えなければならない「二重内陸国」でもあります。
    そんなリヒテンシュタイン。実はかなり魅力のある小さな国家です。

     

  • カイザーブルクでワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はカイザーブルクについて勝手に語ります。

     

     

    ドイツで人口50万人を超えるバイエルン州第2の都市がニュルンベルク(Nürnberg)です。ナチス政権の人を裁いた「ニュルンベルク裁判」が行われた都市として知られていますが、中世からの伝統と何よりソーセージでも有名な街です。
    そしてこの街の象徴的な城がカイザーブルク城です。

     

    丘の上にそびえたつ要塞で、カイザーブルクとはドイツ語の意味としては「皇帝の城」になります。中世から聳えている歴史ある古城はニュルンベルクの街を眼下に見下ろしています。
    中心街からは少し距離があり、まさにこの都市の象徴です。

     

    ニュルンベルク中央駅は、市の中心部より少しだけ離れています。
    ここからマルクト広場に向かうと賑やかな都市の様子がわかってきます。
    中堅クラスの都市の規模ですが、繁華街はこの周囲で、他のドイツ都市の繁華街より賑わいを感じるかもしれません。
    カイザーブルク城へは、徒歩で20分ほどです。
    この都市では、歩いて向かうのがベストです。道中の雰囲気もバイエルンの都市らしい雰囲気で溢れています。ただし、夜の繁華街はいくらドイツとはいえ、日本の感覚で歩くのはおすすめしません。自己責任ですが、

     

    城に着いたら、まずはジンヴェル塔です。
    高さが30mで、しかも高い丘の上に聳えているため、ランドマークとしては最適です。ここからはニュルンベルクの街並みが一望できます。
    茶褐色に近い落ち着いた色合い建物が猥雑に建ち並んでいるのが旧市街です。まさに絶景で、このジンヴェル塔は見張り台ったということなので、まさにこれも最適だと想像できます。

     

    しかし、このニュルンベルクで忘れていけないのは、第二次世界大戦の被害です。街は90%以上が破壊されたのです。
    したがってここから一望する街並みは、戦後に復元されたものです。その復元も中世の街並みそのもののように甦ったのです。これは驚きです。

     

    カイザーブルク城には博物館もあり、皇帝礼拝堂などの中世遺物も残っています。ここでワインを飲んだら気持ちいいこと間違いなしです。

     

  • 日本のワイナリー(香川)

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は日本のワイナリーから、香川県について語ります。

     

    日本のワイナリー(東京)

    日本のワイナリー(埼玉)

    日本のワイナリー(神奈川)

    日本のワイナリー(新潟)

    日本のワイナリー(大阪)

     

    香川県といえば日本の県の中では面積が一番小さく、人口も約96万人です。東京の世田谷区が約90万人ですから、それよりも多いものの、県としては人口も少ないといえるでしょう。
    そして香川県といえば讃岐うどんと弘法大師でしょう。
    北は瀬戸内海、讃岐平野を挟んで南に讃岐山脈が連なる香川県にもワイナリーはあります。

     

     

    四国で唯一といわれるワイナリーは「さぬきワイナリー」です。
    大串自然公園にあり、ここは瀬戸内海が一望できる場所です。瀬戸内海に大きく突き出した大串半島にある総面積100ヘクタールに及ぶ自然公園です。
    この園内にあるワイナリーは、地元特産のブドウからワインを生産しています。

     

    このワイナリーのあるさぬき市は、姉妹都市にアイゼンシュタット(Eisenstadt)があります。
    あまり日本人には馴染みがないかもしれませんが、オーストリア東部の都市で、ブドウ畑に囲まれたきれいな都市です。北側にはヨーロッパ最大の遠浅湖であるノイジードル湖があります。
    ハンガリーのエステルハージ家が支配していた地域だったことから、現在はオーストリアですがハンガリー色が強い都市です。ハンガリー語では Kismartonです。
    また、ハイドンゆかりの地としても知られています。

     

    個人的にアイゼンシュタットは特別に思い入れのある都市で、そこの姉妹都市にあるさぬき市は、弘法大師・空海との結びつきとは別に興味を惹かれます。そんな場所でのワイナリーですから、一度訪れていみたいと思っています。

     

  • そもそもヴィンテージとは

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はヴィンテージについて勝手に語ります。

     

     

    日本人は、「ヴィンテージワイン」と聞くと、それだけで価値のあるものという印象を持つかもしれません。
    長期間経たことで、新しいワインより熟成され、プレミアの付いたワインというイメージになるかもしれません。
    シエル・エ・ヴァンでもヴィンテージワインを取り扱っていますが、プレゼント専門店ですから、必ずしもその一般的なイメージのものばかりを取り扱っているわけではありません。

     

    むしろシエル・エ・ヴァンで本来的な意味で取り扱っているといえます。
    要するにヴィンテージというのは、熟成ではなく、ブドウの収穫年のことになるからです。だからこそプレゼントを贈る相手の生まれ年に収穫されたブドウのワイン、これがヴィンテージワインになるわけです。
    そのブドウ収穫年を表記しているのがヴィンテージ表記で、に「1975」となっていれば1975年に収穫されたブドウを使っていることになります。

     

    だから実際にイメージする高級感より、贈る相手に絡む親近感のあるものがヴィンテージワインといえなくもありません。
    簡単にいえば、ブドウの収穫年が特定できるものがヴィンテージワインであり、熟成や高級とは別の尺度になります。したがって、中には古いワインでもお手頃のものもあります。
    何より、贈る相手に喜んでもらえることが一番です。

     

  • ワイン温泉

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はワイン温泉について勝手に語ります。

     

     

    温泉大国の日本には全国各地にそれぞれの効能の温泉があります。その温泉に、さらにワインを加えた浴槽もあるので、温泉もワインも好きな人にはたまらないかもしれません。
    ワイン風呂の場合、浴槽が真っ赤に染まっているイメージが強いと思います。つまり赤ワインが使われていることになります。

     

    ワイン風呂で最も有名なのは箱根小涌園の「ユネッサンリゾート」かもしれません。ここは単なる温泉施設ではなく複合型で、1日いても飽きない施設です。
    ワインの効能が、ブドウの成分により、肌の弾力性やコラーゲン繊維を保護してくれるといわれます。
    またここは酒風呂、コーヒー風呂、ドクターフィッシュ風呂など個性的なものもあり、まさにテーマパークです。

     

    日本のワインの本場といえば山梨県ですが、ここにもワイン風呂のホテルはいくつかあります。
    石和温泉ではさくら温泉通りにあるホテル八田では、赤ワインのワインエキスが入って浴槽があり、甲州の山並みを望む浴室にワインの甘い香りが広がっています。アルコール分はないので、酒に弱い人や子供にも安心です。
    また、山梨県では県都・甲府市にもあります。しかも甲府駅のほぼ駅前という立地です。
    ホテル内藤です。ただし、ワイン風呂は男性専用とのことでした。

     

    千葉には12歳以下の子供とペットはお断りという大人限定の隠れ家的なホテル「オーベルジュ・オーパヴィラージュ」にもワイン風呂があるそうです。
    千葉にありながら南仏の香り漂う演出で、一度は宿泊してみたい場所です。

     

    おそらく探せば日本には数多くのワイン風呂があると思います。
    ワイン好きな人は、そんな温泉を巡る旅をしてみるのも良いかもしれません。

     

  • ワイン産地の方言

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は方言について勝手に語ります。

     

     

    当然ですがワインはブドウからつくられます。
    そしてブドウは畑で栽培されます。
    したがってワインの産地は都市部ではなく地方の農村地帯が中心になるといえます。
    そのため、各ワイン産地では都市部とは明らかに異なる方言も多くあります。

     

    例えば、フランスのブルゴーニュ。
    フランス語の場合、単語の語尾を発音するかしないか、という問題もあります。特に「s」です。これが方言にも影響していて、ブルゴーニュで発音しないのにパリでは発音するのもあるといいます。
    おもしろいのはブルゴーニュではファーストネーム、つまり名前であるにも関わらず定冠詞をつけて言う人がいるそうです。定冠詞なので、男性には「le」、女性には「la」が使われます。
    ブルゴーニュに行くと、自分の名前が変わってしまう印象になるかもしれません。

     

    ヨーロッパの方言といえば、フランス語よりもドイツ語かもしれません。
    ドイツのドイツ語とスイスのドイツ語は、全く異なる言語のようにも感じます。東京の人間が津軽弁を聞き取れないような感じでしょうか。
    ただスイスでもドイツ語圏では、学校の授業では、読み書きはすべて標準ドイツ語です。日本の学校でも全国で標準の日本語が使われるのと同じです。ただ、各地方の学校では日常生活で方言を使うのが当たり前なように、スイスでも日常生活では方言になります。

     

    日本は同一の国なので、方言は方言として各地方の特色といえますが、ドイツ語の場合、国家も異なるため、方言で話されたスイスのTV番組や映画などをドイツ人向け放送したりする場合、標準ドイツ語の字幕スーパーが付くほどです。
    しかもこの方言の違いは微妙なものも多く、単語のごくわずかな変化にも関わらず、語感で印象が大きく変わってしまうのです。
    具体例を出すと、駐車はドイツ語で「Parken」です。日常会話でよく使う単語です。これがスイスでは「Parkieren」となります。単語が微妙に変わっていますが、これを発音すると「パルケン」と「パルキーレン」となり、語感がかなり違ってしまいます。

     

    我々日本人が仮にドイツに留学し、かなりのレベルのドイツ語をマスターできたとしても、スイスのドイツ語を理解しようとしたら、またさらにもう一カ国語をマスターする気にならないとならないかもしれません。
    なので、今日は出身地の方言を思い出しながらワインを飲むこととしましょう。

     

  • ポルシェ70週年にワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はポルシェについて勝手に語ります。

     

     

    ポルシェといえば、誰でも知る世界的な自動車メーカーですが、第1号車の誕生を知っている人は少ないでしょう。ときは西暦1948年、オーストリアのグミュントで356が産声をあげました。
    そして2018年で70周年を迎えたのです。

     

    ポルシェは、この70年間、スポーツカーだけを世に出してきました。かつてのポルシェの代名詞ともいえる「RR」という独特の駆動方式から、現在の「FR」「MR」に変更されてもなお、その情熱を燃やし続けています。
    そして、70周年を記念して、様々な企画が実施されています。日本でもそうです。

     

    その701周年記念の企画の中でワインも発表されていました。
    そのワインの名は「Cuvée 356」という白ワインです。
    そうです、ポルシェの記念すべき第1号車である「356」にちなんだ名称です。

     

    さすがにポルシェも自社にワイナリーがあるわけではないので、オーストリア「Weingut Tement」というワイナリーとの提携によるものです。ブドウ品種はシャルドネ、ソーヴィニヨン、グリなどの複数種をブレンドしたワインです。

     

    実はスポーツカーのメーカーとワインに組み合わせは珍しくなく、イタリアではランボルギーニやアルファロメオ、マセラティなどでも手がけています。

     

    ちなみにポルシェ70周年記念のコンセプトは「Sportscar Together」です。
    ワインを飲んでの運転はやめましょう。

     

  • グレゴール・ザムザにワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はカフカについて勝手に語ります。

     

     

    滋賀県のワイナリーで「ヒトミワイナリー」というのがあります。
    そこには「Kafka Blanc」という名のワインがあります。
    この「Kafka」は、チェコ出身のドイツ語作家であるフランツ・カフカ(Franz Kafka)が名の由来だそうで、彼の代表作「変身」にちなんでいるそうです。
    日本でもよく読まれる名作で、現在ではカフカはジェイムズ・ジョイス、マルセル・プルーストと並ぶ20世紀文学を代表する作家になっています。

     

    しかし、一般の人にとって、「変身」は設定の不条理さとストーリーの単純さを加味しても、よくわからない作品なのではないでしょうか。
    ストーリーを知らない人に少しだけ紹介しましょう。

     

    ある朝、販売員をしているグレゴール・ザムザは、自宅のベッドで目覚めます。しかし、そのとき自分が巨大な毒虫になってしまっていることに気が付きます。
    戸惑いつつも、もう少し眠ることにしたものの、姿勢を変えるのが難しくなっています。そのまま、グレゴール・ザムザは、現在の仕事に対する様々な不満に思いを募らせます。その不満の中には朝が早いのも含まれています。しかし、両親の多額の借金もあり、いくら不満があっても仕事を辞めるわけにはいきません。

     

    結局、毒虫に変身したことで、グレゴール・ザムザは、その後、部屋に閉じこもる生活になります。妹のグレーテでは彼の姿を嫌悪するようになったものの、世話をしてくれます。
    この生活が続くと、グレゴール・ザムザは、部屋の壁や天井を這い回るようになりました。しかし、壁際にかかっていた雑誌の切り抜きにへばりついた姿を見た母親は気を失ってしまいました。そのときに帰宅した父親は、グレゴール・ザムザにリンゴを投げつけます。
    グレゴール・ザムザは傷を負い、満足に動けなくなってしまいました。

     

    傷を負った生活の中で、家族では妹が就職し、彼の世話もしなくなりました。さらに変化したのは、自宅の一部屋を貸し出したことで、グレゴール・ザムザの部屋は物置となってしまいました。
    ある事件から、グレゴール・ザムザの姿が関係して間借りしていた人たちを怒らせることなってしまい、家族は失望することになりました。その結果、グレゴール・ザムザは家族から見捨てられてしまいます。彼はやせ衰え、家族への愛情を思いながら息絶えてしまいました。

     

    翌日、グレゴール・ザムザの死体は片付けられました。

     

    この物語では、グレゴール・ザムザが毒虫に変身したことを不思議に思うことはなく、また、なぜ変身したかもありません。
    また、毒虫はドイツ語の原文では「Ungeziefer」となっており、毒虫だけでなく害獣の意味もあります。大きさを考えると、虫より有害な小動物をイメージしたほうが良い気もします。さらにいえば、この作品が実存主義的は評価を得ているのも、原文で冒頭のシーンにドイツ語特有の再帰動詞を使っている点も指摘できる気がしますが、これはドイツ語では一般的だと反論されるかもしれません。しかし、個人的には、この使い方こそがこの作品のポイントと考えています。
    ただし、独りよがりの勝手な解釈です。
    さて、そんな「変身」を読みつつ、ワイン片手に秋の読書をしましょうか。

  • カナダのワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はカナダについて勝手に語ります。

     

     

    アメリカではカリフォルニアがワインの生産地であることは有名かもしれませんが、隣のカナダではワインというイメージがあまりないかもしれません。
    実はカナダもスイスなどど同じように自国消費が中心だからです。そのため、カナダのワインは輸出がほとんどされていません。日本で馴染みがないのも当然といえます。

     

    カナダは「新世界」ワインです。
    新世界と旧世界
    他の新世界と同様にワインはキリスト教と一緒に入ってきたものです。カナダでも16世紀にイエズス会等の教会からワイン生産が始まったといわれます。
    カナダはまたヨーロッパからの移民でできた国ですから、ワイン文化で育った移民が増えれば、必然的にワイナリーも増加していきました。

     

    現在のカナダのワインは少量生産で品質重視です。
    この意味でもスイスのワインと共通する基本姿勢といえます。(高品質・少量生産 スイスのワイン
    またカナダの場合、ヨーロッパから実績のある醸造家も移住して来たことで、世界トップレベルの高評価を誇るワインも生産しています。
    面積に対してワイナリーの数は多くはないものの、それでも550以上はあるようです。ただし、大規模なものより家族経営が多く小規模・少量生産で、その分、高品質のワインが多いのが特長といえるかもしれません。

     

    カナダでブドウ栽培に適した場所は、オンタリオ州とブリティッシュコロンビア州ですが、ケベック州やノバスコシア州でもワイン生産が増えているそうです。

     

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