今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • 失われたカルメネールの再発見

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はチリの英語サイト「ロッジカーサチュエカ」の中から「カルメネール」についてご紹介したいと思います。英語だけでなくドイツ語ページもありましたので、翻訳はそこから行うことにしました。勝手に翻訳して語りますが、専門の翻訳家ではないので、間違いがありましてもご容赦ください。

     

     

    In Chile wurde die längst verloren geglaubte Rebsorte Carmenère wieder entdeckt.

    チリで、長い間失われていたブドウ品種「カルメネール」が再発見されました。

     

    Im chilenischen Zentraltal herrscht ein gemäßigtes, mediterranes Klima mit sehr warmen, trockenen Sommern. Tagsüber klettert das Thermometer bis auf 32 Grad Celsius, während nachts die Nähe zu den Anden immer für Abkühlung sorgt. Die Böden haben sehr unterschiedliche Eigenschaften und werden mit mineralreichem Schmelzwasser aus den Anden bewässert – ideale Bedingungen für gesundes Rebwachstum. Die starke Erosion durch die Andenschmelze und die natürliche Begrenzung Mittelchiles durch die Berge und das Meer verhindern Infektionen und Insektenbefall der Reben, vor allem das Eindringen der Reblaus, einer Vertreterin der Phylloxeriden. Im 19. Jahrhundert zerstörte die Reblaus andernorts fast den gesamten Rebenanbau, zunächst in Europa, dann in Übersee, indem sie sich in den Wurzeln der Weinstöcke festfraß und diese zersetzte. Heute müssen daher in allen wichtigen Weinanbaugebieten der Alten Welt, Nordamerikas und Australien Weinstöcke „gepfropft“, d.h. auf reblausresistente Wurzeln aufgepflanzt werden. Nur in Chile gedeihen Trauben noch auf wurzelechten Reben. Chile ist außerdem das einzige Land, in welchem heute Carmenère-Trauben angebaut werden. Bis vor einigen Jahren wurde die Carmenère-Rebe mit der verwandten Merlot-Rebe gleichgesetzt.

    チリの中央谷は、穏やかな地中海性気候で、夏は非常に暖かく、乾燥しています。日中は温度計が32℃まで上昇しますが、夜はアンデス山脈に近いため気温が一気に落ちます。土壌の特徴は非常に特徴的で、アンデス山脈からのミネラル豊富な雪解け水を灌漑しています。ブドウの成長には理想的です。アンデスの雪解け水による強い浸食と、山と海によるチリ中央部の自然が境界線となっていて、ブドウの木の感染や害虫の侵入を防ぎ、特にフィロキセラの侵入を防ぐことができます。19世紀、フィロキセラはヨーロッパを皮切りに世界へと、ブドウの木の根に食い込んで腐敗させていきました。ほとんどのブドウ栽培を壊滅状態にしました。そのため、今日では、旧世界、北米、オーストラリアの主要なワイン生産地では、ブドウの木は「接ぎ木」、つまりフィロキセラに耐性のあるものを植えるようになりました。チリだけが、今でも根に強いブドウの木で繁栄しています。また、現在カルメネール種のブドウが栽培されているのはチリだけです。数年前までは、カルメネールの木は、関連するメルローの木と同じものと思われていました。

     

    Im 19. Jahrhundert von Bordeaux nach Chile gekommen, entfaltete die Carmenère sich hier prächtig, während die Reblaus sie in Europa ausrottete. Heute bemühen Önologen in Chile sich darum, aus dem Carmenère einen ganz besonderen, unverwechselbar „chilenischen“ Wein zu machen. Chile hat eine weitaus geringere Weinanbaufläche als das Nachbarland Argentinien, erzeugt aber sehr guten, international anerkannten Wein. Auf den Rebflächen um die Hauptstadt Santiago und in den verschiedenen Flusstälern der Anden (siehe Weinregionen) werden heute größtenteils europäische Edelreben für Exportweine und gute bis sehr gute Inlandsweine angebaut. Nur für sehr einfache Tischweine wird noch die traditionelle País-Traube verwendet. Cabernet Sauvignon, Merlot und Carmenère sind die wichtigsten roten Reben, Sauvignon Blanc und Chardonnay die herausragenden Weißweintrauben. Das wichtigste Weinanbaugebiet Chiles ist das Flusstal Valle de Maipo nahe der Hauptstadt Santiago. Vor allem die Cabernet-Weine erregen internationale Aufmerksamkeit, und der berühmteste unter ihnen, Don Melchor vom Weinproduzenten Concha y Toro, schafft es regelmäßig auf Spitzenplätze bei internationalen Wettbewerben. Die chilenischen Rotweine verfügen über eine sehr fruchtige, aber auch würzige Note und enthalten zumeist einen eher geringen Tannin-Anteil. Die Weißweine sind frisch, fruchtig und zeichnen sich durch ihre außergewöhnliche Fülle aus.

    カルメネールは19世紀にボルドーからチリに来ました。ヨーロッパでは、フィロキセラを見事に駆逐していました。今日、チリのワイン醸造家たちは、カルメネールを特別な、紛れもなく「チリの」ワインにしようとしています。チリは隣国のアルゼンチンよりもブドウ栽培面積が小さいものの、国際的に認められた非常に良いワインを生産しています。首都サンティアゴ周辺やアンデスの様々な川の谷間にあるブドウ畑(略)では、ほとんどがヨーロッパ産の高貴なブドウの木です。輸出用のワインだけでなく、良質な国産ワインのために栽培されています。テーブルワインにのみ、伝統的なパイス地方のブドウが使用されています。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カルメネールは赤ブドウ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネは卓越した白ワイン用ブドウです。チリで最も重要なワイン生産地は、首都サンティアゴの近くにあるヴァレ・デ・マイポ川の谷です。特にカベルネワインは国際的な注目を集めており、その中でも特に有名なのが、ワイン生産者コンチャ・イ・トロのドン・メルチョールで、定期的に国際的なコンクールで上位入賞を果たしています。チリの赤ワインは、非常にフルーティーでありながらもスパイシーな香りがあり、ほとんどの場合、タンニンの含有量はかなり低低めです。フレッシュでフルーティーな白ワインは、並外れたコクが特徴です。

     

    見出しが気になって中身を読むと、肩透かしとなる内容です。
    再発見の経緯や、どのような人々がカルメネールの醸造をしようとしているのか、その方法は、など、知りたいことはたくさんあります。
    新たな内容に更新されるのを期待したいところです。

     

  • チリ共和国(República de Chile)のワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はチリワインとチリについて勝手に語ります。
    チリワインは長年「安ワインの国」というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそれだけでなはく、世界各国に認められるワインも多数あります。

     

    チリ(アンデス)

     

    チリは「3Wの国」とも呼ばれます。

     

    綺麗な女性が多く(Women)
    天候に恵まれ(Weather)
    ワインが美味しい(Wine)」

     

    この3Wに恵まれた国だというわけです。
    新世界ワインの中でも安価だというのは事実で、ワイン生産に適した自然環境であるのは当然として、大資本による効率的な生産方法と人件費の安さなどにより実現できています。

     

    チリの人件費の安さは国民の所得格差が大きいことが関係しています。
    しかし、南米の中では最も経済・生活水準が安定しているといえます。政治面でも労働環境でも他の諸国と比較すれば恵まれているため、自由度も高いといえます。
    チリは、大航海時代までは欧州では未知な地域で、ヨーロッパから南米大陸へ人が訪れて以降、キリスト教の布教と戦争、さらに征服へと続く歴史になります。それ以前の時代には先住民のマプチェ族やピクンチェ族などが暮らす地域でした。
    ヨーロッパからの侵略以前にも、インカ帝国による征服もありましたが、南部地域は支配地に入ることなく、マプチェ族を中心とする居住地域でした。

     

    文化の面でも、スペインの征服以前はインカ帝国とマプチェ族によるものでした。
    スペイン征服後はスペイン人の文化的影響を強く受け、さらに19世紀初頭にはイギリス、フランスなどのヨーロッパ諸国の文化の影響を大きく受けることになりました。
    南部の地域、特にバルディビアやプエルト・モントなどは、19世紀後半にドイツからの移民が多く、このことからドイツのバイエルン地方の文化の影響が強くなりました。
    現在でも移民のコミュニティがあり、そこではドイツ語、イタリア語、クロアチア語が話されたりしています。公用語はもちろんスペイン語ですが、チリ最大の非公用語言語としてマプチェ語も残っています。

     

    ブドウ栽培にとっては理想的環境を誇るチリですが、ただ単に安くて美味しいワインという側面だけでなく、様々な面でチリを見ていくのも良いのではないかと思っています。機会があれば続きを考えています。

     

  • カサブランカ・ヴァレー(Casablanca Valley )

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はカサブランカ・ヴァレー(Casablanca Valley ) について勝手に語ります。

     

     

    かつて日本では、フランスやイタリアから最も多くワインを輸入していました。
    チリワインがトップになったのは2015年のことでした。
    2007年から続く経済連携協定が大きく影響した結果だといえます。これは、関税が年々減っていくという内容で、ついに今年の4月1日で無税となりました。欧州ワインと比較して、最初から手頃な価格だったチリワインが、さらに安くなったことで、日本の輸入量が1位になったわけです。

     

    そんなチリのワインですが、ワイン産地のカサブランカ・ヴァレーはかなり活気があるといわれます。
    歴史がある産地ではなく、1980年代に森や牧草地くらいしかなかったカサブランカに、ランデがブドウ園をつくったのが始まりです。ランデはチリの大牧場主でした。
    ワイナリーはカサス・デル・ボスケ(Casas del Bosque)です。

     

    その後、この地域が白ワイン用ブドウ栽培の理想的条件下であることが知られ、1990年代に入ってからワイナリーが多くつくられることとなりました。その結果、現在ではワイナリーは数十という規模にまでなりました。
    さらにカサブランカ・ヴァレーは「チリの白ワイン」という代名詞にまでなりました。

     

    ブドウ品種は、代表的なものがシャルドネとソーヴィニヨン・ブランです。
    赤ワインもつくられていないわけではなく、ピノ・ノワールもあります。

     

    カサブランカ・ヴァレーは、太平洋からも遠くない場所で、そのためフンボルト海流の影響を受けています。
    フンボルト海流は寒流なので、気候的に冷涼な地域になっています。また、一年中海から吹く風は冷たく、朝は霧に覆われる日が多いといいます。ブドウはゆっくりと成熟し、酸味のある味に育ちます。
    この冷たい風が吹き付ける地形的要因としては、ここだけ沿岸山脈が途切れていることが挙げられます。

     

    最後にもうひとつ、この新しいワイン産地ならではのことがあります。
    実は、カサブランカ・ヴァレーはチリの首都であるサンティアゴから、クルマで1時間程度で行くことができます。このアクセスの良さを売りにして、チリ国内での知名度が飛躍的に高まりました。
    戦略的なプロモーション活動も活発で、2002年にはカサブランカ・ワイン街道と名付けた観光名所にもなりました。

     

  • マウレ・ヴァレー(Maule Valley)

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はチリのマウレ・ヴァレーについて勝手に語ります。

     

     

    マウレ・ヴァレー(Maule Valley)はチリ最大のワイン産地です。
    チリは南北に細長い国で、北からの縦列で7番目に当たるのがマウレ州です。
    マウレ川に由来する地名で、その川が渓谷を成す地方がマウレ・ヴァレーになります。
    マウレ川はアンデス山脈が源流の川で、流域面積20,600km2あり、1/3がアンデス山脈内を流れています。
    そしてこの渓谷でチリワインの60%を生産しているのです。

     

    年間降水量はわずかに735mm程度と少なく、しかも雨が降るのは主に冬であることから、ブドウの生育期は雨がなく、乾燥し、気温も高めになります。そのため、ブドウの果実はしっかりと育ちます。
    また1日の寒暖差も激しく、その差が大きい時には18℃にもなるといいます。
    そのような条件が整い、ブドウの糖度が高くなっています。

     

    ブドウ栽培地は約30,000haもあり、ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールなどの国際品種が中心です。
    しかし、かつては黒ブドウのカリニャンが中心だったようです。

     

    この地域はインカ帝国南境になり、マウレ川については、チリ文学に影響を与えた「最も優れた」川といわれています。
    マウレ州としても、人口の割に多くの著名人を輩出している州として知られます。日本人にはあまり馴染みのない人たちですが、チリでは著名な作家、詩人、ミュージシャンなどの芸術分野に限らず、大統領も科学者なども輩出しています。

     

    チリワインはある研究機関によると、ポリフェノール含有量が一番多く含まれるという研究結果を出しています。
    日照時間の長さがポリフェノール含有量に関係しているという研究のようですが、それはともかく、日本ではチリワインは比較的購入しやすい価格で販売されていて、その中でマウレ・ヴァレー産はたくさんあります。
    こんな背景を知りながら飲むのも良いかと思います。

     

  • フランシスコ・デ・カラバンテス司祭から始まるチリワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回語るのは、チリワインです。入院生活3日目ですが、いつものように勝手に語ります。

     

     

    ワインの「新世界」と「旧世界」について語ったことがあります。
    新世界と旧世界
    新世界といっても大阪の通天閣周辺のことではなく、ヨーロッパ以外の新興ワイン国のだと述べました。日本で多く流通しているチリワインもこの新世界ワインです。

     

    チリのワインはヨーロッパから伝わったので、関係するのは大航海時代のスペイン人です。
    単に征服者というだけでなく、宣教師も帯同して、キリスト教を広める目的もありました。その宣教師の一人が、フランシスコ・デ・カラバンテス司祭です。1548年にフランシスコ・デ・カラバンテス司祭がチリにブドウの苗木を持ち込んだという記録が残っています。
    ブドウの苗木を農園に植えたのはフランシスコ・デ・アギーレといわれ、栽培、収穫した記録もあるようです。

     

    17世紀に入ると、スペインは新大陸の新たなブドウ植樹を禁止しました。これは本国でのワインの独占貿易を保護することが目的でしたが、チリでは有名無実な禁止令でした。

     

    チリワインに大きな変革が訪れたのは19世紀に入ってからでした。
    フランス系品種が持ち込まれたのです。この時代、ヨーロッパでは害虫によってブドウの生産に大打撃が加えられました。ブドウの主要生産地は軒並み全滅へと向かう悲劇的な状況でした。
    このような背景で、職を失ったワイン醸造家たちが、が新天地を求めて南米へと向かったのです。その際にフランス系の品種がチリに入ってきました。今までとは異なる高級品種でした。これにより、現在のチリワインの基礎が出来上がりました。

     

    20世紀は激動の時代になりました。
    酒税の増税、新アルコール法によるブドウの新植禁止、さらには第二次世界大戦により、農業機械や醸造機械の輸入禁止などがあり、チリワインの停滞期ともいえる時期となりました。

     

    皮肉なもので、アルコール法が撤廃されると、今度は生産過剰によって価格急落になったりしましたが、1990年代には新自由主義改革があり、その後はチリワインは発展しました。

     

    現在のチリワインは、ブドウ産地・ワイン銘醸地の中心地がセントラル・ヴァレーを中心とした地域になります。
    もともとは北部からブドウ栽培がスタートし、やがてペドロ・デ・バルディビアにより、中央部でのブドウ栽培も始まったようです。
    ちなみにセントラル・ヴァレーといえば、一般的にはアメリカのカリフォルニア州の中央部を占める広く平らな谷を指しますが、チリのセントラル・ヴァレーは首都サンティアゴ周辺のマイポ・バレー、カチャポアル・バレー、コルチャグア・バレー、クリコ・バレー、マウレ・バレーを含む地域を指します。この地域はアンデス山脈と太平洋沿いの山脈に囲まれた盆地です。ブドウ栽培に適してた盆地と言われます。

     

    現在のチリワインは日本では比較的安価で販売され、コストパフォーマンスに優れているといえます。味は好みがありますから、新世界のワインのほうが好きだという人も多いかもしれません。

     

  • クゥ~~、カッコイイ!ついに着ましたエラスリス☆★

    永らくお待たせしました。

     

    ついに、

    ついに着ました「エラスリス」!!

     

     

     

     

    左がドン・マキシミアーノ、右がラ・クンブレ

     

    しかし、、カッコイイですね。。

     

    さすがチリのウルトラプレミアム。

    木箱も一工夫あり、ラグジュアリー感がプンプン匂います。

     

     

     

     

     

    おまけに1本1本薄紙で包んであって・・・はがすとやっとボトルが姿を現しましたが、

     

    これまた 

    クゥ~~、異様なたたずまい、重厚感。

    悪魔を連想させるほどの威圧感には圧倒されます。

     

     

    エラスリスのこのプレミアムワインが、世界のブラインドコンテストで、ボルドー1級シャトーやスーパーセカンズ、イタリアのスーパータスカン、カリフォルニアのファインワイン達を泣かせているわけです。。

     

     

    大切な商品ですけど、、、美味そうだなぁ~~。。

    (ダメダメ、大切な商品だから・・・まぁ1本だけはね、ホラ、試飲が必要ですから・・・。

     

     

    早速アップしますねぇ~~。

     

     

     

  • エラスリスのその後

    本日、エラスリスの正規インポーターさん

    『ヴァンパッシオン』の担当者様とお会いしました。

     

     

     

    焦点の

    『エラスリス・カイ』ですが、テイスティングでトップを取った2006ヴィンテージは既に完売とのこと。。

    今後は2007ヴィンテージが現行ヴィンテージになるということです。

     

    お話を伺いますと、2007の方が生産元での評価は高いらしく、今までのヴィンテージの中でも最強の出来ではないかとおっしゃっていました。

     

    この2007年は現在輸送中で、日本への納入が来月半ばになるとのことです。

    到着次第、即仕入れて皆さんにお届けさせていただきますので、今しばらくお待ちくださいね。

     

     

    一点、ユーザー様にとってはヨロシクない情報が・・・

     

    2006のエラスリス・カイは、インポーター希望小売価格、いわゆる定価が8500円だったのに対し、2007は9800円とのこと。。

    出来が良いということで、ワイナリー(ヴィーニャ・エラスリス)からのリリース価格自体が値上げされたようです。

     

    このワイナリー、インポーターさんのお話では、本気で『世界一』のワイン造りを目指しているらしく、カイ以外にもプレミアムなファインワインがズラリ。

    それでも高いことは高いですが、最上級モデルでも2万円台と、フランスやカリフォリニアの高級ワインと比べれば随分とリーズナブル。

    今後、この生産者は注目して見ようと思います。

     

  • アキタニア・アガパント・カベルネ・ソービニョン2004

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    久しぶりの旨安ワインのレビュー。

     

    アキタニアという造り手は、シャトー・コス・デストゥルネルの元オーナー「ブルーノ・プラッツ」と、シャトー・マルゴーのキュヴェニスト「ポール・ポンタリエ」が手がけたワイナリー。

    彼らがチリという新しい土地の可能性に賭けて設立したワイナリーで、名前からしてワクワクさせられます。

     

    価格は2300円と低価格だが、フランチオーク樽12ヶ月熟成と、中々の上級キュヴェ仕様。

    ここら辺はチリワインの強みですね。

     

     

    はっきりいって、「複雑でバランスが良い」。

    ワンクラス上の価格帯のワイン!

    旨い☆★

     

     

    エキス分がパンパンに詰まったようないつものチリワインとは別で、色調は明るめで微かに(ホントに微かに)褐色化したディスク。

    カシス香、スパイス香、トースト香、ミントの爽やかなニュアンスのハーモニーで素晴らしいんですが、何と熟成した還元香などとても複雑な味わいが楽しめる。

     

    テクスチャーもチリワインの噛めるんじゃないかと思ってしまうような厚くコクのあるものではなく、滑らかでこれも熟成したワインのニュアンスを感じる。

    タンニンも丸く、適正範囲に上手く納まっています。

     

    はぁ、何これ?

    これってチリワインなのか??

    相当旨いよ、これ。。

     

    濃厚で饒舌で陽性のわかりやすく親しみやすいチリワインの旨さではなく、高級ワインの持つニュアンスがあるのです。

     

     

    私が推測するに、チリワインはリリース後直ぐに飲んでおいしい構成ですが、このワインは既に熟成5年目。

    もしかすると若干エキス分がくたびれかけており、でもそのくたびれ感がピンポイントでマッチし、ど真ん中だったのかも知れません。

     

    真意のほどはわかりませんが、いずれにしてもこのワインが美味かったことは確かです。

     

    100点!

     

  • アロモ・カベルネ・ソーヴィニヨン・プライベート・リザーブ2007

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    旨安ワインのレビューです。

     

    さてさて、1千円台の旨安ワインのレビューは実は初めて。

     

    あらゆるワインを飲んで来て、売り手がどんなキャッチコピーを歌おうが「1千円台で満足できるものなどない」という持論から、すべて2千円台を基本としてきましたが……。

     

    このワイン、

    アロモ・カベルネ・ソーヴィニヨン・プライベート・リザーブがその考えを覆してくれるのを期待して、ポンッっと栓を抜きましたが。。

     

     

    NG

    やっぱり無理なんですかね、1千円台じゃ。。

     

     

    アロマという響きは、「それなりに美しく芳しい香り」に対して使いたいもの。

    であるならこのワインにアロマがどうのこうのという論評はできない。

     

    安っぽいカシスの香りに安っぽい飲み口。

    そして典型的な安カベルネ・ソーヴィニヨンの証である青野菜臭さ。

    さらに妙に甘い・・・。

     

    抜いて1時間ほどすれば、その薄っぺらい構成が更に如実に姿を現す。 

     

    すみません、ケチョンケチョンにいったしまいましたが、価格は1600円。

    この価格を考慮すれば、ここまで酷評することはできないのかも知れません。

    大勢でワイワイ、カジュアルに飲んで騒ぐのなら十分価値のあるワインではあります。 

     

    でも純粋に味わいを愉しむためなら、いくら安くてもこのワインをチョイスできません。

     

    旨安ワイン度=50点。

     

     今回は散々な結果でしたが、やはり1千円台で「旨い!」といえるワインこそ旨安ワインの真髄。

    まだまだ挑戦は続けます。。

     

  • チリ・ピノの雄、レイダのピノ・ノワール

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    さて、久しぶりの旨安ワインのレビューです。

    今回もチリワインを候補に挙げており、セパージュは難し目のピノ・ノワール100%。

     

    新世界ワインの台頭は目覚ましいのですが、ピノ・ノワールの繊細なアロマやテクスチャーとなるとブルゴーニュには……う~~ん、正直まだまだ追いついたとはいえないですね。

     

    カリ・ピノ(カリフォルニア・ピノ・ノワール)などは”商業的”に成功してはいますが、あくまでも商業的な成功であり、品質的にはブルゴーニュがやっぱり上です。

    「カリフォルニアのロマネ・コンティ」や「ニュージーランドのロマネ・コンティ」など???なキャッチコピーで紹介されるワインもありますが、私にいわせれば「そんなわけないやん。。」ですし、多くの愛好家も同意見でしょう。。

     

    あっ、勘違いがないように、、、決して新世界ピノをNGといっているのではありません。

    事実私も飲みますし、素晴らしいワインもたくさんあります。

    しかし1万円前後のワインを、「どこどこのロマネ」や「どこどこのペトリュス」などという有り得ない宣伝文句に白けてしまうのです。

    価格が何倍もする超高級ワインは、伊達に高いわけではありません。

    基本的なポテンシャルがまったく違うのに、事実に反することを堂々と発信する姿勢はどうかと。。

     

     

    さて、余談が過ぎましたがこのワインはいかがなものか?

    レイダ・ラス・ブリサス・ピノ・ノワール 2007 レゼルバ

     

     

    生産者レイダからの解説をそのまま引用すると、「生育されるブドウ畑の区画は南西向きで日当たりが限られ、海の冷涼な風が直接当たる場所でシャルドネやピノ・ノワールといったブルゴーニュのセパージュが奇跡的に成功している」とのこと。

    また2千円後半とリーズナブルなのに、フレンチオーク樽熟成10ヵ月。

    くぅ~~、心を揺さぶられます。。

     

     

    色調は相変わらずの濃いダーク・ルビー。

    凝縮感があり、エキス分がパンパンに詰まっていそうな色です。

    ただ前回のカサマリンよりは、明るい色調。

     

    ピノ・ノワールの定番、ラズベリーのアロマが前面に香ります。

    強めの酸臭もあり、これは好印象……旨安ですから。。

     

    テクスチャーは固めですが、これは悪い意味ではなくミネラリーということです。

    凝縮感はありますが、このミネラルの固さが幸いし結構さわやかです。

    タンニンも強すぎず、後味の余韻も長め……うん、旨い!

     

     

    さすがチリで評判のピノ・ノワールですね。。

     

    しかし価格の安さを無視して難癖を付けるなら、やっぱり少し重たい。いつもチリワインは後半飲み疲れするのです。

    バルサム質の豊かな構成エキスが、饒舌でわかりやすい美味さを与えてくれるのですが、ブルゴーニュの繊細さにもう少し近づいて欲しいところ。。 

    やはり涼しい区画といえど、フランスの銘醸地と比べれば温暖だということですね。

     

     

    さてさて、2千円後半という価格とこの品質を相対的に評価すると、やはり優れた旨安ワインだといえます。

    80~90点。

     

    これが2千円前半で買えれば……プラス10点かも。。

    しかし、相変わらずチリワインは安くてうまいワインの宝庫ですね。。

     

    美味しかったです。

     

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