今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • シャトー・マルキ・ド・テルム1994

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    旨安ワインばかりを飲んでいたここ最近。

     

    久しぶりにフランスはメドック格付け第4級シャトーの逸品です。

     

    格付けワイン……「グラン・クリュ・クラッセ」

    懐かしい響き。。

     

    AOCマルゴーのこのワインは、1855年の格付け以後、そのステータスにふさわしいワインを造っていた。

    しかし90年代の10年間ヴィンテージの評価ははっきりいって低く、日本での知名度も低い。

     

     

    実は私はワインにハマりだした頃、マルキ・ド・テルムの97年を飲んだ。

    評価の低い90年代だ。

     

     

     

    感動した。

     

    「こんなに旨いワインは初めて飲んだ!」

     

    心の中でそう想った。

     

     

    以後、96年と98年も飲む。

    やっぱり旨いと思った。

     

    もちろんそれ以後、更に素晴らしいワインに数多く出合ってきたが、当時の私にとって、あの時あの瞬間の感動は、今も色あせることはない。

     

    AOCマルゴーの真髄を、教えてくれたワインである。

     

     

     

    この94年は、自己でフランスから空輸したもの。

     

    色調は濃く、肉厚で素晴らしいブーケを放つ。

     

    瓶詰から15年近くが経過しているが、トースト香と樽香が前面に香る。

    非常に長期の熟成能力が伺える。

     

    香りはかなり立つ。

    カシス、ミント、枯れた草に、若干青臭さもある。
    味わいは、タニックにも関わらず、かなり軽い感じがする。
    それは「中身が詰まっていない」という意味で、ライトボディということではない。
    ボディとしてはミディアムボディ。

    酸味はあまり感じられない。

     

    良くも悪くもAOCマルゴーの特徴を兼ね備えており、古典スタイルのワインだ。

     

     

    私のようにカベルネ主体物の最高頂は「ボルドー」だと信じて疑わない者には、非常に面白みに富むワインだ。

     

    このワインと美味しく付き合うには、それなりのエスコートが必要である。

     

  • そろそろ恋しい…ヴィンテージワイン

    最近はブログの通り、旨安ワインばかりを飲んでます。

     

    満足できる物も結構ありましたが……

     

     

     

     

    しかし……そろそろ仏グラン・ヴァン

    プレスティージュなヴィンテージワインが恋しくなってきましたね。

     

     

    渇望、渇望……

    この渇望感が、次回のヴィンテージワインとの時間をより素敵なものにしてくれるはず。

     

     

    ボルドーの高貴さ……

     

     

    ブルゴーニュの奇跡のアロマ……

     

     

     

    次回は旨安じゃなく、「とっておき」にしようと思います。

     

  • 白のオールドヴィンテージワイン

    マルキ・ド・マク・マオン - ピュリニィ・モンラッシェ・プリミエ・クリュ

     

    マルキ・ド・マク・マオンのピュリニィ・モンラッシェ・プリミエ・クリュ1996。

     

    「シャルドネ種のワインが、オールドヴィンテージワインとして機能するのか??」

     

    そんな声が聞こえてきそうですが……。

     

    これを見てください。

    ↓  ↓  ↓  ↓

     

    とても美しい黄金。

     

    モンラッシェのワインは、芳醇な果実味とミネラルの硬質感が混在するのですが、熟成により硬質感は抑えられ、まるでムルソーのような果実味や甘味あふれる仕上がりへと変貌している。

     

    キリッとシャープな切れ味はなく、円熟したテクスチャー。

    シルクのような舌ざわりという言葉で称えられるシャルドネのグラン・ヴァンですが、これはシルクというよりはビロードのタッチ。

    深い厚みがあります。

     

    弱い酸味を表すアカシアのアロマ、そしてモンラッシェの白の特徴でもあるバターのアロマがはっきりと感じ取れる。

     

    白の古酒へ偏見をお持ちの諸氏は、この偉大な一杯を味わえば、脳天に強い衝撃を受けることでしょう。

     

    そう、私のように……。

     

  • 失敗!シャトー・オリヴィエ・ブラン 1988

    シャトー・オリヴィエ・ブラン 1988 


    グラーヴはペサック・レオニャンのシャトーが造る逸品。

     白ワインとしての評価はまだまだ高いとは言えないが、昔に一度飲んで結構気にいったので、88年(20年物)が近所のスーパーにあったので思わず買ってしまいました。 

    古酒の白なのでちょっと不安だったのですが、案の定……もうNG。 

    飲めたもんじゃない!

    クリュ・クラッセに必要とされるコク、豊満さ、余韻に欠けている。

    枯れた白ワインの典型的な香りである「干し草」のアロマもキャッチ。

    通常、白ワインは熟成するほどにまろやかなコクや甘味が増すものだが、逆に抜けた感がする。

    グラス2杯飲んだところで、ジョボジョボ……台所に流しました。

    う~~ん、やはり白の古酒は余程完璧な保存をしなければ……残念。 


    銘柄:シャトー・オリヴィエ(Chateau Olivier)
    ヴィンテージ:1988
    アぺラシオン:ペサック・レオニャン
    格付け:格付けなし
    購入先:某大手スーパー(某大手インポーター取扱物)

  • シャトー・フェラン・セギュール1979

    シャトー・フェラン・セギュール1979 シャトー・フェラン・セギュール1979

    モンローズとカロン・セギュールの間に畑があり、両ワインの特徴を併せ持つワイン。
    メルローの比率が比較的高いので、骨格がしっかりしていながらも、口当たりは柔らかくソフトです。

     

    ボディを前面に押し出さない、味わいとタンニンが実にエレガントな魅力あるワイン。

    決して派手ではないが、完璧にバランスが取れたこのワインは、非常に長期熟成に耐えられるポテンシャルを秘めているように思われた。

    テロワールの血筋の良さを最大限に表現している。

     

    クリュ・ブルジョワ・シャトーで、ぶどうの平均樹齢は35年で、熟成は新樽50~60%で18ヶ月と上級クラスのワインに一歩も引けを取らない醸造を行っており、それでいて比較的安いので私のお気に入りワインの一つです。

     

    銘柄:シャトー・フェラン・セギュール(Chateau Phelan Segur)
    ヴィンテージ:1979
    アぺラシオン:サン・テステフ
    格付け:ブルジョワ級
    購入先:生産者直買い

     

  • ラ・ダーム・ド・モンローズ1985

    ラ・ダーム・ド・モンローズ1985 ラ・ダーム・ド・モンローズ1985

     

    私の大好きな2級シャトー、モンローズのセカンドです。

    主観ですが、ラ・ダーム・ド・モンローズは、AOCサン・テステフのセカンドの中で、間違いなくもっとも上品なキュヴェだといえるでしょう。

    評判としては、「気品があるが硬い」といわれるワインですが、それも若い内の話であり、20年以上の熟成により完全に開花している。

     

    液面レベルもボトムネックと、23年物としては極上品です。

    シャトーのカーヴにて木箱内保存だったのでエチケットも真新しく、オールドヴィンテージマニアとしては若干物足りないかも知れません……まぁここら辺は好き嫌いの問題でしょう。

     

    カシスのアロマはしっかり感じられ、ボディは強すぎず弱すぎず……どちらかというとフィネスよりもボディの力強さが見立ちました。

    非常に風格のあるタンニンを包み込むような果汁には、優れた丸みと厚みがあり、古酒ならではの複雑さも見られる。

     

    典型的な「クラシックスタイル」、良い意味での「古典主義」が、このワインに見られた。

     

     

    銘柄:ラ・ダーム・ド・モンローズ(La Dame de Montrose)
    ヴィンテージ:1985
    アぺラシオン:サン・テミリオン
    格付け:メドック2級 セカンドワイン
    購入先:生産者直買い
     

  • 35年の古酒、シャトー・カノン1973

    シャトー・カノン1973 シャトー・カノン1973

    この美しさを見てください。。

     

    永らくの間、湿度の保たれた場所で動かされずに時を経たワインの枯れ感、ハァハァ……たまりません。

     

    これはレストラン出しで、木箱ではなくカーヴにワインむき出し状態で保存されてたのでエチケットはさすがにボロボロです。

    しかし私のようなオールド・ヴィンテージワイン好きには、この経年変化による枯れ感が芸術作品のように思えてしまいます。

     

    更にこの液面の高さ!

    35年物でここまで液面を保っている代物は、国内では有り得ません!

     

    実際、知り合いのソムリエさんに、「これ、リコルクしてるの?」といわれ、「してません」というと「有り得ない!」と疑いの目を向けられる程です。

     

    シャトー・カノン1973 シャトー・カノン1973

    フォイル内は想像通り、かなり砂埃で汚れてます。。この汚れも私のテンションを上げてくれます。

    一応、念の為、コルクが割れるかもしれないので茶こしも用意。

    これは古酒を飲むときの必需品です。まぁゆっくり抜けば、95%以上は失敗しませんが...。

     

    シャトー・カノン1973

    さて、カノンと言えば一時期(1980年後半から90年前半)貯蔵庫の汚染が原因でブショネワインを連発し、テクスチャも滑らかさを失っていたが……、こいつはどんなものか。。

     

    縁はオールド・ヴィンテージに相応しいレンガ色。でも中心は透明感のあるきれいなガーネット。

     

     

    あまぁ~~く、まろやか。

    とてもとても優しい香り。

    そのテイストは……もう最高というしか表現方法がありません。

     

    お気に入りのミモレットとのマリアージュで、ものの1時間で1本開けてしまいました。

     

    銘柄:シャトー・カノン(Chateau Canon)
    ヴィンテージ:1973
    アぺラシオン:サン・テミリオン
    格付け:第1特別級B
    購入先:パリのレストラン
     

     

  • カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト1988

    五大シャトーならぬ、一大シャトーと言われるシャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドヴァン、カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルトの88年物を飲みました。

     

    素晴らしい☆

     

    セカンドとはいえ、さすがラフィット。。ちょい枯れなテイスト好みの私には、まだまだ若かったです。

     

    間違いなくメドックで最上のテロワールを持っていると実感してしまう代物。

    石灰質を基盤とする砂利層の土壌は、粘土質の上に砂利が多い近隣のシャトーとは大いに異なる。

    この土壌から世界で無二のエレガントで天性のフィネスを誇るワインが生まれる。

    また西洋スギ、スミレを思わせる卓越したアロマは、ボディの重さに決して負けることのない神がかりといえるほどの複雑なタンニンと結びついている。

     

    さすがはカベルネ・ソーヴィニヨンの最高銘醸地ポイヤック物といった感じで、20年熟成でもまだタンニンはしっかり過ぎるほど残っている。

    ヴィンテージ的にも、ラフィットにとって88年は感嘆させられる素晴らしい出来だったので、そのせいかも。

    セカンドといえど、並みのクリュ・クラッセのファーストでは太刀打ちできないポテンシャルを秘めている。

    それはラフィット(ファースト)のキュヴェが、平均して生産量の1/3しか残さないという徹底したセレクションが成す結果であろう。

     

    色もオールドヴィンテージワインとは思えない程しっかりとしたガーネット。

    十分力強いが、フィネスがそれをはっきりと上回っているエレガントな仕上がり。

    いずれにしても、とっても素晴らしい☆ワインでした。

     

    銘柄:カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト(Carruades de Lafite Rothschild)
    ヴィンテージ:1988
    アぺラシオン:ポイヤック
    格付け:メドック1級 セカンドワイン
    購入先:パリのオークション

  • シャトー・ブラーヌ・カントナック1976

    シャトー・ブラーヌ・カントナック1976 シャトー・ブラーヌ・カントナック1976

    大好きなAOCマルゴーの、2級シャトーです。

    テクスチャーの密度、輪郭のはっきりしたアロマが素晴らしい。
    よくAOCマルゴーのワインは、良い意味で「曖昧さ」のあるワインと評されますが、曖昧という表現はいかがなものか……。
    複雑といった方がマッチすると個人的には思う。
    力強さとフィネスという本来相反するスタイルが、高いレベルで混在する。
    まさにグラン・ヴァン!
    76年はヴィンテージ的には「標準」、、、既に飲み頃の出口に差し掛かっており、オールドヴィンテージワインとしての醍醐味を満喫できる逸品。
    最高でした☆
    銘柄:シャトー・ブラーヌ・カントナック(Ch Brane Cantenac)
    ヴィンテージ:1976
    アぺラシオン:マルゴー
    格付け:メドック2級
    購入先:生産者直買い

  • シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ1975

    シャトー・ダルマイヤック・ムートン・バロン・フィリップ1975 シャトー・ダルマイヤック・ムートン・バロン・フィリップ1975 

    このワインはちょっとややこしく、現在のシャトー・ダルマイヤックに当たるのですが、、。
    1933年にプィリップ・ロートシルト男爵が手に入れた当時は、 ムートン・ダルマイヤックと呼ばれ、1956年にムートン・バロン・フィリップと改名され、1975年にはムートン・バロンヌ・フィリップに改められました。
    そして1989年からは、再びダルマイヤックという名称に戻っています。
    今回のワインは、ちょうどムートン・バロンヌ・フィリップに改名された年、75ヴィンテージです。
    中身のコンディションは最高なんですが、レストラン出しのワインなので木箱内での保管ではなく、ワインそのままでの保管ということでエチケットはボロボロです。
    まぁ私はこのボロボロ感が逆に雰囲気があり好きなんでまったく問題ありませんが。。
    キャップシールチェック、液面チェックはまったく問題なし。
    うぅ~~ん、またまたオールド ヴィンテージワイン特有のトリュフ香が香ります。決して優美や甘味といったテイストではなく、飲み頃の最終局面、「ちょっと枯れた感」が存分に味わえました。
    この「ちょっと枯れた感」が私は大好きで、古酒にハマってからは樽香やバニラ香が強すぎるワインには興味がなくなりました。
    アメリカ人や日本人は、樽香のウッディーなフレーバーを好む人が結構いますが、最近の物は醗酵中にチップ(ウッドチップ)を使用して安易にウッディー感(杉のような香り)を出すワインが横行してます。私もワインにハマりかかった当初はウッディー感が大好きでしたが、今はちょっと飲み疲れします。
    完全に煉瓦色に縁取られているが、中心は美しいガーネット色。強すぎたタンニンもすっかりバランスが取れており、楽しい時間が過ごせました。
    ムートン・バロンヌ・フィリップ1975  美味かったです!


    銘柄:シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ(Ch Mouton Baronne Philippe)
    ヴィンテージ:1975
    アぺラシオン:ポイヤック
    格付け:メドック5級
    購入先:パリのレストラン買い

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