今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • ブルゴーニュ・ルージュ/マルセル・ゴーティエ 1980年

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    フランスのほぼ全ワイン産地において、1980年は非常に残念な年。いわずと知れたバッド・ヴィンテージです。

    しかし唯一、コート・ド・ニュイに限ってはグレートなヴィンテージとして知られる1980年物。

    個体数も大変少なく、1980年物は大変貴重です。

     

     

    さて、マルセル・ゴーティエのブルゴーニュ・ルージュ。

    若いワインならリーズナブルに買えるブルゴーニュ広域ワインですが、だからこそ30年もの長きに渡る熟成に耐えられるのか?

    正直不安を感じながらのお愉しみとなりましたが・・・

     

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    綺麗な色。清澄度も良好で、絵に書いたような美しいローヴが写真からでも確認できます。教科書通りの色調に、見た瞬間コンディションの良い古酒ピノであることがわかります。

     

    ラズベリーやアンズ、サクランボなど果実の香りと、なめし皮やキャラメルのブーケが芳しく、まだまだワインが健康的だと思わせます。

    口に含んでも好印象な酸味と、ココナッツの甘いニュアンスが絡み合い何ともいえない甘酸っぱさ。

     

    「これ、本当にブルゴーニュ・ルージュ?」

     

    低級キュヴェの30年ピノが、未だにマチエールをしっかり保ち、こんなにもおいしいなんてちょっと感激です。やっぱりワインは保管が重要なんだと改めて思わせられますね。こいつは生産者の地下蔵で誇りを被って眠っていた物を、1ヵ月前に空輸したものなんで。

     

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    あっという間にフルボトルが無くなってしまいました。。

     

  • サンセールの30年物(1980)に驚き!

    さて、今回は「至高のオールドヴィンテージ」という響きには似つかわしくない、サンセールの30年物です。

     

    サンセールはロワール河を挟んで プイイ・フュメ の対岸にあるワイン産地で、個別のワイン評価は別としても総体的には庶民的な産地として知られ、「小さくかわいいワイン」というキャッチフレーズが良くも悪くもピッタリなACです。

     

    ワインは熟成さえすれば美味いわけではありません。当たり前ですが、「真の飲み頃」が美味いわけで、構成が巨大な高級ワインなどに限っては数十年もしくは世紀を超えて熟成させることにより、絶妙のバランスが取れるのです。これは逆にいえば、ポテンシャルの低いワインなどは若い内の方が美味いということです。

    そのような理屈から考えて、はたしてサンセールの、しかもタンニン分を殆ど含まない白ワインが、30年も経過した今おいしく飲めるのか??

    私はリスク覚悟で、ある意味ワインに生きる立場として経験値を上げるためにトライしました。

     

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    見た目は教科書通り、白ワインのオールドということで褐色化して、一見するとロゼ?と思ってしまう色調です。

    意外と清澄度が高く、ワインはクリア。

    「ほぉ~~、思っていたより健康だな」

     

    アロマが予想を超えて豊かで香り高いので少し驚きましたが、「香りだけ」良い「終わったオールドワイン」は良くあるので、まだ不安が消えたわけではありません。

    しかし、そんな不安はまったく必要なかったのです。

    口に含んでも、ソーヴィニヨン・ブランの要素がはっきりと活きており、フルーティーといえるほど。さすがにボディはライトですが、酒質感はしっかりしておりアロマも風味も全然若々しくはっきりいって美味い!

    驚いた私は嫁さんにも勧めましたが、嫁さんも「普通においしいやん」とのこと。

     

    う~~ん、ワインの不思議。

    このワインは想像以上に私の経験値を上げてくれました。

     

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    驚きの美味さです。

    食パンと6Pチーズというデフレ仕様のおつまみで、ほんの1時間足らずでボトル1本がサクッと空きました。

     

  • シャトー・ブリー・カイヨ 1969年

    どうもお久しぶりでございます・・・およそ1ヶ月半ぶりの更新です。

     

    毎日受注業務やら出荷作業やらに追われ中々ブログを更新する時間と気力がありませんでした。。

    とはいってもその間も当然ワインは飲み続けており、テイスティング記がたまっています。

    今日は、自分の経験値を上げるためにトライした、クリュ・ブルジョワの40年物のテイスティング記です。

     

     

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    シャトー・ブリー・カイヨ 1969

     

    メドックのクリュ・ブルジョワに序列されるワインで、クラス的には良品といった立ち位置。

    このクラスの20~30年物などは、結構頻繁に飲む機会があり、枯れ感を好む私としてはブルジョワ級でも30年熟成までならそこそこ愉しめるということは理解していましたが、さすがに40年物となるとメドックならグラン・クリュ・クラッセ(1~5級格付けされる高級品)しか経験がなく、はたして良品のこのワインがおいしく飲めるのか??

    ある意味、ワインに生きる者として経験値を上げるための作業としてこのワインを飲みました。

     

    さて、キャップシール内には砂埃が詰まっており、さすがに40年古酒。写真はウェットティッシュで軽く拭った後の状態なので、相当キャップシール内にも砂埃が侵入していたのかがわかるのではないでしょうか。ここら辺は逆にオールドの雰囲気があり、カッコよいところです。 

     

    色調は当然ながら琥珀化しており、薄いレンガ色。

    思っていたより清澄度は良好で、40年物としてはまだワインは健康のようです。 

     

    香りは、カシスのアロマはまだはっきりと活きています。しかしグラスをスワーリングすると、足はまったくといっていいほど確認できず、これまた当然ですがエキス分は軽くなっていることがわかります。

     

    実際に飲むと、「う~~ん・・・」

    ある意味、古酒に対する褒め言葉である”枯れ感”というレベルを超えた枯れ感。厚みや酒肉感も乏しい。構成が巨大な高級ワインが熟成により調和が取れ、絶妙のバランスを保ったときに発する複雑な風味というのがオールドヴィンテージワインの魅力なのですが、このワインはエキスがこなれ過ぎています。非常に飲み口は軽い。他のエキスが弱まったことにより、酸味も目立つようになっています。

     

    ・・・まぁ、とはいっても飲めないわけではなく、ここら辺はブルジョワ・クラスの40年物なので仕方がないでしょう。真に美味いといえる40年物を求めるなら、最低2~3倍の出費が必要になるということなのですね。

    正直、純粋にワインを味わうことが目的ならこのワインはお勧めできません。当店では約8000円で販売していますが、これだけ出せば若いワインなら、例えば同じメドックでいえば格付け3級当たりの高級ワインが買えるからです。

    おそらくこのワインの飲み頃は10~20年。その後10年ほどはピークを過ぎた”枯れ感”を楽しめるといったところで、40年経った今もう飲み頃は過ぎています。

     

    しかし、1969年というヴィンテージに何かしらの価値があり、40年物のスティル・ワインをリーズナブルにお求めの方には価値ある逸品でしょう。

     

    お誕生日プレゼントや周年記念など、1969年にゆかりがあり、「1969年のワインを飲むんだ」という明確な目的があるのなら、十分選択できるワインだと思います。

    乾杯の1杯だけとか、食前酒とか。それで物足りなければ他のワインにシフトすれば良いだけです。それくらいの余裕があった方がスマートというものですよね。

     

  • やっと入荷しました。

    以前から買い付けていたDRCとムートン、ペデスクローがやっと本日入荷しました。

     

    フランスからの輸入ですので、送金してからこちらに納品されるまで諸手続き等で2週間ほど掛かるので、潤沢な資金などまったくない当店としては本当にしんどいです。。

     

    航空便なので手続き等が済めば、あっという間に入ってくるのですが、とにかく事前の通関処理の打ち合わせや必要書類の用意などが煩わしくてなりません。

     

    また納品されたから検品、現地カーブ出しなのでボトルは誇りがこびりついているのでそれを細心の注意を払いながらの拭き掃除。

    んでもって写真撮影に商品詳細ページの作成と・・・今日はそれだけで丸一日がつぶれてしまいました。

     

    なんせすべてのことを私が処理してますので。。

    実はとってもアナログで手作りな当店。

     

    はぁ~~、スタッフ増強したいなぁ~~と思いつつ

    人件費がカバーできない現実。

    もっともっとがんばらなければ!

     

    取り合えず上記ワインが入荷しました。

    特にDRCはネット最安値、破格値でお出ししてますのでクリスマスに向けとっておきを狙っているお客様はぜひお買い求めくださいませ。

     

    フランスワイン|ヴィンテージワインのワインショップ – シエル・エ・ヴァン

     

  • DRCを最安値で

    ワインの王様

     

    DRC

     

     

    リシュブールとロマネ・サンヴィヴァンをフランスでおさえました。

     

    近日中に到着しますのでシエル・エ・ヴァンにアップします。

     

     

    通常DRCのような超高額ワインは大きな利益を乗せるのが通例ですが、

    そこはシエル・エ・ヴァン!

     

    当店のような小さなワインショップは少しの利益でも十分採算が合います。。

    また現地から当店まで直送なんで、中間マージンも一切掛かりません。

     

     

    予告です!

    DRCの

    リシュブールとロマネ・サンヴィヴァン

     

    ネット最安値で販売します。

     

    近々ですので、ご興味おありの方はこまめにチェックしておいてくださいね。

    100%どこよりもお安く出しますので。

     

    フランスワイン|ヴィンテージワイン販売ワインショップ【シエル・エ・ヴァン】

     

     

  • シャトー・ダルマイヤック 1990年・・・美味い!

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    いや~~、久しぶりに感嘆させられたボルドー・ワイン。。

     

    一般的にカベルネ・ソーヴィニヨン物は重厚といわれますが、実はメルロの比率が低い物はテクスチャーは薄目で、爽やかな清涼感に富むがコクはそれほどあるわけではありません。

     

    しかしこのダルマイヤックの90年は・・・

     

    素晴らしい凝縮感!!

    素敵な柔らかな赤色で尚熟成中。まだまだ成長しそう。

    豊かな焦臭、果実味と深み。

    中甘口、美味しい豊かな風味、肉づきがタンニンを覆っていて刺々しさもない。

     

    さすがは秀逸なヴィンテージのワインというところか。

     

    最後までスルスル~と飲み干せました。

     

  • 1949年物のワインが入荷しました。

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    やっと入荷しました。

     

    ドメーヌ・ミューズのリヴザルト1949年。

     

    実は当店のホームページのプログラム的に、現在ヴィンテージが1960年が最古の設定となっており、本当は1949年なのに1960年と表示されてます。。

    現在プログラム改編中ですので、来週までには正しく1949年と表示されるようになります。

     

    お急ぎのお客様は、そのままご購入いただければ正しく1949年物を手配いたしますのでご安心を。

     

    1949年物のワインは、今年還暦のプレゼントをお考えのお客様にピッタリのワインですので、どうぞよろしくお願いします。

     

    フランスワイン|ヴィンテージワイン販売ワインショップ-シエル・エ・ヴァン

     

  • シャトー・モンローズ 1991年

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    本日のホスピタリティーは、サン・テステフのラトゥールといわれる2級シャトー、ご存知モンローズの1991年です。

     

    モンローズのワインは、セカンドのラ・ダム・ド・モンローズを飲むことが多いので、今回は気持ちが高揚します。。看板ワインですからね。

     

    エチケットは古酒らしくもうボロボロで最高にカッコイイ!

    永らくの高湿度状態での保管で紙が相当弱っており、ポロポロっとめくれてしまってます。

    汚れや剥がれは良いのですが、ちょうど「1991」の年号が部分が剥がれており……お客様は年号を気にされるでしょうから・・・・・・これはお客様にはお出し出来ません。

     

    ってことでマイ処分☆★♪(半分喜んでます。。) 

     

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    漆黒のモンローズが、永らくの熟成により明るいローブを示しています。

     

    初口は甘く、余韻は爽やかなハーブやミント。

    サン・テステフのラトゥールといわれるモンローズですが、肉厚というニュアンスも重さもなくちょうど良い。

     

     

    ・・・・・・やっぱり美味い。

     

  • ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール

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    ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・カイユレ・クロ・デ・ソワソント・ウヴレ1984年

     

    ブルゴーニュといえど、赤ワインでは少し地味なイメージのコート・ド・ボーヌはヴォルネイ。

    アぺラシオン的にはニュイの6つの村と比べれば、ブランド力には劣ります。

     

     

    しかしどうしてどうして。

    ヴォルネイというテロワールが、ピノ・ノワール種の栽培においても十分対応できることをこのワインが証明しています。

     

    コクよりもテロワールの個性と繊細なアロマを優先させた構成で、ニュイと比較してもまったく引けを取らない完成度。

    ピノの勢力図も時代と共に変化するのですね。

     

     

    当店に来る直前まで、プス・ドールの地下蔵で眠っていた代物で、エチケットはかなりくたびれていて美しい。

    まさに退廃美。。

     

    古酒らしい断層のある綺麗なローブで、ゆっくり丁寧に熟成したことが伺える。

     

    既に20年以上が経つが、ピノの特徴である酸はしっかり生きており、しかし誇張とか大袈裟といった尖ったものではなく立体的な球体。

    フローラルのアロマにスパイス系、動物系のブーケ。

     

    シルクのようなテクスチャー。

     

     

    ニュイの格上に、このプス・ドールは負けていません。

     

  • シャトー・カロン・セギュール 1986

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    ケース買いしたカロン・セギュール。

    オールドヴィンテージですので、エチケットの汚れや多少の破れはアリというスタンスなのですが、このカロンはまだ23年目。

    23年目にしてはちょっとエチケット行き過ぎで……しかもヴィンテージのところが擦れ破れで消えかかってます。。

     

    これではさすがに売り物になりませんので、自分でサクッといただきました♪

     

    フランスではボトルを人の背ほどの高さまで積み上げるので、擦れてエチケットが破れることが良くあるのです。。

    中身はまったく問題ないのですが、日本のお客様は世界一見た目にうるさいので……。

     

    と色々な言い訳を付けては……実は自分が飲みたいだけだったりして。。

     

     

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    ってか久しぶりにやっちゃいました。。

     

    引き抜く途中でコルクが砕け、瓶口内に残ってしまった。。

     

    しかし、焦る必要はありません。

    普通にその上からスクリューを差し込みます。

     

    すると、ホラッ★

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    問題なく抜けました。

    古酒の抜栓は、ゆっくり丁寧さえ守れば特別難しくはありませんのでご安心ください。

     

     

    見てください。

    このセピアに染まった淡い色調。

    凝縮感に富むカロン・セギュールとは思えませんね。

     

    例の如く、オールドヴィンテージらしい乳酸香が出迎えてくれます。

    複雑です。

     

    飲み干すまでに1時間足らず、、、美味かった。

     

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