プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
今回はテュービンゲン(Tübingen)の思い出を語ります。
初めてドイツでクルマを運転したのは21歳のときだったと記憶しています。そのときは、若さだけの勢いで、ドイツの交通事情もよく分からずに運転していました。
その後、ドイツを離れ、再びドイツに戻ったときには、少し慎重に運転するようになった気もします。
ドイツで自由にクルマを乗り回していると、地方への移動ではすごく楽になります。特にホーエンツォレルン城などは、バスではなく、クルマでいったおかげで、かなり楽だった記憶があります。
【参考ページ】
ホーエンツォレルン城
ホーエンツォレルン家( Haus Hohenzollern)
そのホーエンツォレルン城に程近い都市にテュービンゲン(Tübingen)があります。ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の中心部に位置する都市です。バーデン・ヴュルテンベルク州のワインについては、以前にご紹介しています。
【参考ページ】
バーデン=ヴュルテンベルク州のワイン
テュービンゲンといえば、大学都市であり、街中は中世のままの雰囲気を残すことで知られています。
大学の設立は1477年で、大学がこの町の中心となっています。そのため居住者の3分の1は大学関係者だといわれるほどです。
キリスト教神学の研究では世界に名を知られた大学で、そのためドイツでは、キリスト教ルター派神学研究部門では中心地といえます。
人口は9万人弱で、それほど大きな都市ではありません。
シュトゥットガルトからアウトバーン81号線で向かいました。
それほどの距離があるわけではありません。わずか30㎞程度です。そのためクルマの移動では短時間で、かなり快適に行くことができます。ただ、アウトバーンは、直線的にテュービンゲンに向かっているわけではなく、ヘレンベルク(Herrenberg)へと向かい、そこからアウトバーンを離れ、296号線で西側からテュービンゲンの街中に入ることになります。
もし鉄道で訪問する場合は、中央駅に到着します。ただ、この駅は町の中心部へはネッカー川を渡らなければなりません。
このネッカー川を挟んで街の印象はかなり異なるかもしれません。伝統的な街並みは渡った先で、クルマでは直接、ここへと入ります。
この小さな都市には、21歳のときと、25歳のときの2回訪れています。
別にここの大学に用があったわけではなく、初めて訪れたときにその雰囲気が気に入り、二度目の訪問を生んだのでした。ここは大学生が多いので、当時の同世代の人々、しかも留学生も多かったので、それぞれの国の人たちとの交流が楽しかった思い出があります。
北ドイツ中心の生活から、ここまで南下してきて気に入った街ができたことが、それだけでうれしかったのかもしれません。
もう、あの時代には戻れません。