今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • 日本のワイナリー(大阪)

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は日本のワイナリーから、大阪府について語ります。

     

    日本のワイナリー(東京)

    日本のワイナリー(埼玉)

    日本のワイナリー(神奈川)

    日本のワイナリー(新潟)

     

    大阪とワインもあまり結びつかないかもしれません。
    しかし、あまり知られていないでしょうが、大阪はかつてブドウの産地でもあったのです。昭和の初期のことです。
    しかもその時代、ブドウ収穫量が全国1位を記録したときもあったようです。

     

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    現在でも大阪にはいくつかのワイナリーがあります。
    柏原羽曳野地域では100年もの歴史を持つワイナリーもあります。
    また、大阪府内6社により「大阪ワイナリー協会」も設立されています。さらに大阪だけでなく近畿2府3県14社による「関西ワイナリー協会」もあります。

     

    大阪府としても府立環境農林水産総合研究所に「ぶどう・ワインラボ」という研究施設を開設しました。かなり本格的な施設で、20リッタータンク8基の醸造室や分析室では、発酵の進み具合や原料の成分測定などができるようになっています。
    府としても、大阪の気候に合ったブドウ品種を開発したり、改良していく姿を見せているようです。

     

    この施設のある羽曳野市といえば、ブドウ栽培の他に、古代史跡の多い地としても知られています。古代より生活しやすい地域だったのかもしれません。
    こんな角度で見ると、大阪のイメージも少し変わるかもしれません。

     

  • ワインと酸化防止剤

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はワインと酸化防止剤について語ります。

     

     

    酸化防止剤とワインとは切り離せない関係といえます。
    この酸化防止剤の正体ですが、亜硫酸塩です。他ではアスコルビン酸やソルビン酸などもありますが、圧倒的に亜硫酸塩が多いといえます。

     

    酸化防止剤を入れる最大の理由といえば、文字通り「酸化」を防止することです。
    ワイン製造過程で酸性が強くなり、この酸化が進むと酢酸菌などにより、味に大きな差が出てきてしまいます。その際に、硫黄臭などが発生する場合もあります。

     

    また、酸素に触れることにより酸化が進むと、化学反応による劣化も引き起こします。つまり品質が悪化するわけです。
    このような点から酸化防止剤とワインとは切り離せない関係になっているのです。

     

    しかし、酸化防止剤はワインにとって添加物であることには変わりなく、気になるという人もいるでしょう。
    そこで、実際に飲む際にどれくらいの酸化防止剤を口に入れてしまうでしょうか?

     

    これは難しい問題で、添加したものがそのまま残留しているとは限らないからです。亜硫酸塩はワインの中で遊離亜硫酸と結合亜硫酸とに分離します。そのため、亜硫酸分子の量は少なくなります。
    当然ながら酸素に反応し、揮発性化合物にも反応します、そのため、半年も経過すれば亜硫酸そのものが消失してしまっている可能性が高いといえます。

     

    品質を守る働きをする一方で、時間経過とともに消失するのが亜硫酸といえます。そう考えれば、酸化防止剤を気にする必要はないともいえます。

     

  • 神は水を作ったが、人はワインを作った

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はヴィクトル・ユーゴーについて語ります。

     

     

    「神は水を作ったが、人はワインを作った」
    これはフランス・ロマン主義の詩人・小説家のヴィクトル・ユーゴーの言葉です。
    ヴィクトル・ユーゴーといえば、『レ・ミゼラブル』の著者として有名です。また1965年までフランスの5フラン札紙幣の肖像画になっていたことでも知られます。

     

    ヴィクトル・ユーゴーの父はナポレオン軍に属していたジョゼフ・レオポール・シジスベール・ユーゴーで、ヴィクトル・ユーゴーは父の任地だったブザンソンで誕生しました。
    もともとユーゴー家は農民の家系ではあったものの、父だけがフランス革命以来の軍人で、母は資産家の娘でした。

     

    ヴィクトル・ユーゴーの才能が世間に最初に知られたのは、17歳のときでした。アカデミー・フランセーズの詩のコンクールで1位になったのです。
    23歳のときには、この若さでレジオンドヌール勲章を受けることにもなりました。
    1822年刊行の『オードと雑詠集』では、国王ルイ18世に気に入られ、年1000フランの年金をもらえるようになりました。ヴィクトル・ユーゴーは、この年金があることで、結婚することを許可されたといわれます。

     

    代表作とも言える『レ・ミゼラブル』は、1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンが、どのような劇的な生涯をおくったかの物語です。
    この作品では、当時のフランスの状況がかなり記載されています。フランス革命語のナポレオン時代、7月革命、6月暴動など、時代背景も興味深い内容となっています。

     

    そんなヴィクトル・ユーゴーの名言こそが、「神は水を作ったが、人はワインを作った」なのです。

     

  • ワインは一つの道徳的・心の素直さを運ぶ物質

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はカントについて語ります。

     

     

    「ワインは一つの道徳的・心の素直さを運ぶ物質である」
    これはドイツの哲学者カントの言葉です。
    カントといえば規則正しい生活で知られ、起床時間も、散歩の時間も、すべて同じ時間を徹底していたことから、周囲の人は、カントの行動を見れば時計がなくても時間が分かるといわれていた人です。
    健康的で規則正しい生活をしていたカントでも、ワインは好んでいたようです。

     

    カント3つの批判の書(『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』)が哲学・思想の世界では最も知られ、そのため批判哲学とも呼ばれます。
    ただ、日本語で「批判」という文字だけを見ると、なんでも批判する万年野党のようなイメージがあるかもしれません。しかし、そこは哲学の世界です。そう単純なものではありません。
    批判はドイツ語で「Kritik」、女性名詞です。
    カントは「批判」「評判」などの意味を持つこの「Kritik」に、真理・真実に向かうための準備や予備的要素を与えました。それが批判哲学で、これを追い求めることで、人間の理性能力の限界値が分かります。この段階にならなければ、真の哲学、この場合は形而上学としての哲学になりますが、構築されないと考えていたのです。

     

    従って「Kritik」は、理性・悟性・感性・判断力による人間の認識能力の限界を見極めるためのものだとなります。
    なんだか難しい話になりましたが、もともとこの単語の由来はギリシア語の「krino」だそうで、意味は、選別や吟味などです、よりよいものを選ぶということで、それこそが「批判」だと解釈するのが分かりやすいかもしれません。

     

    偉大な哲学者といわれるカントですが、実は一方で人種理論で白人至上主義などの問題点も指摘されています。
    その代表的な個所は、1764年の「美と崇高との感情性に関する観察」に掲載されています。アフリカの黒人と白人とは、その差異において本質的な差異があることを論じているのです。
    まだまだアフリカ諸国の黒人についての情報が十分でなく、また、当時最先端の文化水準だった欧州の固定観念から脱却できていない時代とはいえ、カントのこの論じ方は、それこそ批判(Kritik)の段階に達していないともいえます。

     

    逆にそうだからこそ、規則正しく、健康的な生活を送るカントも、ワインの魅力に取りつかれていたのかもしれません。

     

  • 豊穣とブドウ酒と酩酊の神

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は豊穣とブドウ酒と酩酊の神について語ります。

     

     

    豊穣とブドウ酒と酩酊の神といえば、ギリシア神話に登場するディオニュソスです。
    別名はバッコス。これはリュディア語に由来する名で、ローマ神話ではこの別名で呼ばれています。
    また、豊穣神のリーベルと同一視されました。エジプトでもオシリスと同一視されました。日本の神話に登場する神々が仏教世界の「神」などと同一視されるのと似ているかもしれません。

     

    実はこの神話で、ディオニュソスの生誕から発育過程の物語は、かなり特殊です。
    生まれたばかりディオニュソスは、イーノーに引き渡され、娘として育てられたのです。夫のアタマースも黙認していました。
    このことが悲劇を生みました。
    ヘーラーが、ディオニュソスを娘として育てることに反対し、憎しみからアタマースに狂気を吹き込んだのです。そのため、アタマースが狩りで鹿に矢を射たつもりが、実は鹿ではなくイーノーとの息子レアルコスでした。狂気に満ちたアタマースは、次にレアルコスの体を八つ裂きにしてしまいます。
    イーノーはもう一人の息子であるメリケルテースとともに逃げます。しかし、アタマースは、親子を追いつめ、親子で海に身を投げることになってしまったのです。これには別の説もあり、それはもっと残酷です。イーノーも狂気になってしまったという説です。そのため、イーノーも息子メリケルテースを殺し、その遺体を抱いていたというものです。しかもその殺害方法が沸騰したお湯に入れたというのですから、何とも後味悪いものです。
    このような状況で、ディオニュソスも発狂してしまいます。

     

    神話には残虐なことがありますが、豊穣とブドウ酒と酩酊の神の生誕から発育過程でのこの逸話は、何ともいえません。
    ディオニュソスは、キュベレーによって狂気を解かれ、ゼウスによって、イーノーを女神レウコテアー、メリケルテースは海神パライモーンとなりました。

     

    ワインはキリストの血でもありますが、ギリシア神話の神・ディオニュソスは、ワインの神になる前に、このような悲惨な状況で誕生したのです。

     

  • パキスタンとワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はパキスタンについて語ります。

     

     

    イスラムの国々では飲酒が禁止されていることから、それらの国でワインを飲むことは想像できないかもしれません。パキスタンもイスラム教の国ですから同様に思われることでしょう。
    パキスタンの飲酒に絡む事故では、2016年のクリスマスにありました。

     

    パキスタン東部ファイサラバードで密造ワインを飲んだキリスト教徒地区の市民が死亡したという事故です。
    死者の数は23人だったようです。また、重症者もかなりの人数になっていたようです。
    時期的に、クリスマスだったことから、キリスト教徒が家庭で密造ワインを飲んだことが原因とされ、その密造ワインがどのようなものだったか、また、入手ルートがどうだったかが捜査されたようです。
    パキスタンでは、非イスラム教徒であっても、酒類の入手が厳しく制限されていることから、ワインを必需品とするキリスト教徒の一部の間では、密造ワインが出回っているというニュースでした。

     

    もうひとつ、パキスタンの酒類絡みの事件を紹介しましょう。
    2017年、北朝鮮外交官ヒョン・キヨン氏宅の窃盗事件です。
    ヒョン氏は警察に対してダイヤモン、現金で数千ドルだででなく、ジョニー・ウォーカー・ブラックラベル、ビール60箱、ワイン200ケース、テキーラ数十本も奪われたと届け出ました。
    これが単なる窃盗事件なら、世界的なニュースにはならななかったでしょう。実はこの事件を報じたロイター通信などは、この事件の窃盗犯こそが警察官だった可能性があると示唆していたのです。他のメディアでは、これは窃盗事件ではなく、酒類を禁止してるパキスタンで、外交官とはいえ、酒類を大量に持っていることから、警察によって摘発する作戦だったとしているのです。外交官には個人消費用の酒類を所有することは許可されていますが、これだけの量となると、一部が闇市場に出回っていると疑われるのも想像できなくありません。
    北朝鮮の外交官は許可された四半期のアルコールの割り当て量をはるかに超えた量の酒をパキスタンに持ち込んでいたことがこのニュースでわかりました。なぜ、そのようなことができたのか、それが第一の謎。
    さらに、どんなにアルコール好きでもあまりに多すぎる量だったことから、余った酒を闇市場に流していたのではないかという疑惑、これが第二の謎です。

     

    外交官ではなく一般の外国人旅行客はどうでしょうか?
    パキスタンで絶対に酒類を飲むことができないか、というと、必ずしもそうではありません。ワインだけでなく、ビール、ウォッカ、ジン、ウィスキーなどを飲むことは不可能ではありません。
    外国人が宿泊するホテルなどでは、裏メニューとして提供されたりします。

     

    また、外国人の行くレストランでも基本的に酒類はメニューにありません。
    持ち込みでこっそりと飲むしかないようです。
    ただし、入国の際に酒を持ち込むのは禁止になっています。ついでにいえば、入国に必要なビザも現地では取得できず、隣国のアフガニスタンは危険地域だし、現在は中国でビザをとるのもできなくなっています。まだまだ治安がいい国ではありません。

     

    かなり不自由な感じがします。
    特にテロが多発する地域もあるため、そこには近づかないことです。アフガニスタン国境だけでなく、カラチなども外国人を狙ったテロが多いとききます。
    観光地として人気のあるラホールは、比較的治安が良いといわれていましたが、やはりテロが発生しているようです。

     

    そんなパキスタンですが、人口は世界6位の多さであり、中国・インド・米国に次ぐ世界第4位になると予想されています。
    100万人以上の都市も7都市あります。
    貧困国で、一人当たりのGDPで見ると、世界平均の約10%程度の水準で、少し古い資料ですが、2011年のアジア開発銀行の資料では、1日2ドル未満で暮らす貧困層が国民の半数を超えているそうです。(Wikipediaより)

     

    現在のパキスタンでは、自由に観光できて、ディナーにワインというのは、夢の夢かもしれません。それでも実は魅力的な国なので、もし機会があれば注目してください。

  • 日本のワイナリー(新潟)

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は日本のワイナリーから、新潟県について語ります。

     

    日本のワイナリー(東京)

    日本のワイナリー(埼玉)

    日本のワイナリー(神奈川)

     

    新潟といえば米どころで、日本酒で有名です。
    しかし、実はワインも負けず劣らずなのです。コンクールで金賞を受賞したワインもあるのです。

     

     

    新潟県にはいくつものワイナリーがあるので、まずは市が運営するワイナリーを紹介しましょう。
    胎内市の胎内高原ワイナリーです。
    新潟県北部に位置する市で、人口は3万人弱です。新潟らしく稲作が中心ですが、野菜や花き栽培、畜産とともに、果樹栽培も盛んな市です。その果樹栽培にブドウが含まれ、市営ワイナリーがあります。
    国内の品評会で高評価を受けたワインを生産しています。合わせる料理は、もちろん、地場産のハムがベストです。しかし、和食にもあうような、バランスのいい味だと評判です。

     

    カンティーナ・ジーオセットというワイナリーは、フランスではなくイタリア品種のワインが中心です。
    所在地は新潟市西蒲区の角田浜です。角田浜といえば、日蓮伝説の残る地として知られてます。また、戦後に新潟市の近郊砂丘農業地として砂丘地が開発された地域でもあります。
    ワイナリーは1990年代以降の設立で、越前浜とともに新潟市のワイナリーの集積地となっています。

     

    同じく角田浜には、角田山を望むロケーションにカーブドッチワイナリーもあります。
    新潟の気候にあったブドウにこだわり、さらに敷地内にレストランだけでなく、温泉施設があることでも知られています。

     

    角田浜に隣接する越前浜には、Fermierとういブドウ畑に佇むワイナリーもあります。ここもレストラン併設で、旬の地場料理とワインの相性は絶品といわれます。

     

     

    まだまだご紹介したい新潟のワイナリーはありますが、まずは、日本酒だけでない新潟の魅力を少しでも分かって頂けたらと思う次第です。

     

  • キリスト受難劇にワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はキリスト受難劇で有名なオーバーアマガウについて語ります。

     

     

    10年に一度、世界最大規模の「キリスト受難劇(パッションプレイ)」が開催される小さな村をご存知でしょうか?
    ドイツの南側・バイエルン州ガルミッシュ=パルテンキルヒェン郡で、山々に囲まれたオーバーアマガウ(Oberammergau)です。次回の公演は2020年5月16日から10月4日の期間です。東京オリンピックと重なる期間があります。

     

    受難劇とは、イエス・キリストが十字架で殺される場面を受難として、そこに至る過程を劇化したものです。日本では名古屋の南山大学の野外宗教劇で知られます。
    行われるのは基本的には聖週で、これはカトリックでは聖週間、プロテスタントでは受難週、東方正教会では受難週間といいます。オーバーアマガウは世界規模であり、最も有名な受難劇となっているため、現在では観光的要素もあり、聖週だけでなく行われます。

     

    このキリストの受難は次に復活祭へと繋がります。
    エルサレムでの苦難から、復活するまでの聖なる週が受難であり、「神は、すべての預言者たちの口を通して、キリストの受難をあらかじめ語っておられた」(使徒言行録 3:18)というように、使徒によって広められた思想ともいえます。

     

    では、なぜオーバーアマガウという小さな村が受難劇を行うようになったのか?
    それは1633年までさかのぼります。

     

    その時代はドイツ30年戦争の頃です。
    オーバーアマガウはペストの蔓延によって大多数の村人が死亡するという状況になっていました。このままだと村が全滅するのではと、恐怖を抱く村人たちは、神にお願いをしました。
    「ペストの蔓延を終わらせ、この村を助けてほしい」
    村人たちはその祈りとともに、村を救ってくれたなら、
    「イエス・キリストの受難と死と復活の劇を10年に一度上演します」
    と誓ったのです。
    その結果、ペストはおさまりました。村人は神への約束を守り、1634年の聖霊降臨日にペストで亡くなった人々の墓の上を舞台として、初演を開催したのでした。それ以来、10年に1度を厳守して、村人総出の受難劇が繰り返し上演されてきたのです。

     

    オーバーアマガウの人口はわずかに5,000人程度です。
    この中で、半数の約2,500名が、この受難劇に関わっています。
    現在はこの受難劇のチケットが発売され、期間中には数十万人が訪れます。旅行会社も宿泊付きのパッケージツアーも用意します。

     

    受難劇を観たあと、ホテルに宿泊し、ドイツのワインを飲むのも良いでしょう。

     

  • 日本で最初の本格的ワイン醸造場

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は日本で最初の本格的ワイン醸造場について語ります。

     

    日本のワイン醸造といえば、真っ先に山梨県を連想するかもしれません。
    しかし、ブドウの栽培から醸造、さらに瓶詰めまでを一貫して行う本格的なワイン醸造の先駆けとなったのは、必ずしも山梨県とはいえません。
    日本で最初の本格的ワイン醸造場は、つまり日本のワイン発祥地となりますが、その一つとして知られているのは、茨城県の牛久市にあります。
    明治36年(1903年)のことです。

     

    しかも、それを建設したのが浅草の神谷バーで知られる神谷傳兵衛です。これが牛久シャトーです。
    明治の文明開化の雰囲気が残るレンガ造りの建物に、きれいに整備された庭園が広がり、桜の季節には花見で賑わいます。

     

    神谷傳兵衛が牛久シャトーをつくったのは、二代目になる養子に、フランスのボルドーに行かせたことにも関係します。3年間のワイン醸造の留学のあと、帰国してワイナリーの最適地を探しました。
    それが牛久だったのです。
    なんでも、ボルドーと気候風土が似ていたのだとか。

     

    そんな茨城県の牛久ですが、他にも見どころがあります。

     

    牛久大仏です。

     

     

  • デンマークワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回は日本では馴染みのないデンマークのワインについて語ります。

     

     

    北欧に位置するデンマークは、バルト海と北海に挟まれたユトランド半島を中心とした国です。
    他の北欧諸国とは海を挟んでいますが、陸上ではドイツと国境を接しています。それがユトランド半島です。
    首都のコペンハーゲンはこの半島になく、バルト海にあるシェラン島に位置します。大陸に領土がありながら島に首都があるというのは、世界的には珍しいといえます。

     

    北欧だけあって、デンマークはブドウ栽培に適した地域とはいえません。ワインベルトの北緯30度~50度よりもわずかに北に位置します。ユトランド半島が北緯55度です。
    しかし、地球温暖化の影響や、ワイン生産合法化により、今世紀からワイン産業が活発化しました。2005年には、EUからワイン国の認定まで受けました。

     

    デンマークのワイン産地は、ユトランド半島とロラン島ですが、ブドウ園はどこも小規模です。それでもボトル約40,000本のワインを生産している(2006年・Wikipediaより)そうです。

     

    ユトランド半島は北がデンマーク、南がドイツという半島で、「ジュート人が住む地」という意味です。
    ジュート人とは、西方系ゲルマン人で、ゲルマン民族の大移動の時代に、アングル人やサクソン人とともに、ブリテン島に渡ったといわれます。その後にアングロ・サクソン人と同化したことで、現在は純粋なジュート人はいないといえます。

     

    戦史で有名なのは、ユトランド沖海戦でしょう。
    イギリス海軍とドイツ海軍の激しい戦闘でした。ともに多大なる犠牲により、人的損害は相当数になりました。この戦闘ではイギリス海軍の方が損害は大きかったものの、本国艦隊には影響しなかったのに対し、ドイツ海軍は大洋艦隊の戦闘能力が維持できない状態になりました。

     

    そんなユトランド半島で生産されるワインですが、主要品種はカベルネ・コーティスです。国内消費が主のため、日本では馴染みがないでしょうが、ぜひとも味わいたいワインです。

     

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