今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • ワインはコーカサスより始まる

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    ワインの歴史は古く遡ることができます。今回はコーカサス山脈近くのジョージアです。

     

     

    2017年11月13日、アメリカ科学アカデミーの機関誌で、ワインの歴史について注目すべき記事が掲載されました。
    ジョージアの首都トビリシの近郊で発掘された土器のかけらから、ワインをつくるためぶどうを発酵させた痕跡があったという内容でした。この土器はおよそ8000年ほど前のものだといいます。つまり、人類最古のでワイン製造地域の最有力地域を裏付けたともいえることでした。
    ちなみに近くのアルメニアでは、6000年前のワイン醸造跡が発掘されています。

     

    この地域は地理的にコーカサス山脈一帯といえる場所で、メソポタミア文明にも近いといえます。メソポタミア文明の遺跡でもブドウ果汁をしぼる石臼が発見されています。この石臼の年代も紀元前4000年ごろといわれています。

     

    ジョージアとワインとは、あまり連想できないかもしれませんが、あのクレオパトラもジョージアのワインを愛していたといわれています。そのことからコーカサス周辺からメソポタミアを経由して、エジプトまで広まったワインは、別名「クレオパトラの涙」と呼ばれています。

     

    ところで、ジョージアという国ですが、馴染みがあまりないかもしれません。
    2015年4月22日の「在外公館名称を変更するための法改正案」が成立する以前は、国家名称として「グルジア」を、それ以後は「ジョージア」と表記することになりました。

     

    東西冷戦時代はソビエト連邦の構成国でした。
    この国の中央部・ゴリはスターリンの出身地です。

     

    独立したのは1991年です。
    歴史的に、ロシア帝国、ソビエト連邦により支配された地域であったことから、独立後はロシアとの対立路線を取ることが多いといえます。
    1997年に、ウクライナの呼び掛けにより、アゼルバイジャン・モルドバと共にGUAMを結成し、2009年には独立国家共同体 (CIS) を脱退しました。

     

    地理的には北にロシア、南にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接していることから、古来より数多くの民族との交流が激しいエリアです。しかも他民族により支配された歴史もありながら、独自の伝統文化を保っているのは特徴といえるでしょう。東西ローマ帝国の分裂以来の東方教会も守られ、カトリック以上に伝統を守ったキリスト教信仰も残っているようです。

     

    それだけ伝統を保持している地域だけに、世界最古のワインも守られ、現在でもワイン生産は盛んです。
    コーカサス南麓から始まったワイン、そんな歴史を感じながらプレゼントに贈るのはいかがでしょうか。

     

  • 古代エジプトとワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    ワインの歴史は古く遡ることができます。今回は古代エジプトです。

     

     

    古代エジプト人はワインを飲んでいました。
    しかし、中心となる酒はワインでなく、ビールだったようです。家庭で醸造して、日常生活の一部として飲まれていたともいわれます。

     

    一方ワインは、といえば、庶民的な酒ではなかったようです。
    それはワインの原料であるブドウに関係していました。古代エジプトでは王家の農園などの限られた場所でしかブドウは栽培されていなかったからです。またビールと比較してワインの製造工程のほうが面倒だたことも関係あったかもしれません。

     

    紀元前3100~1500年に栄えたエジプト王朝では、ピラミッド壁画にブドウ栽培やワイン造りの様子を描きました。庶民とは異なる飲み物だからこそピラミッドに描かれたのかもしれません。

     

    では、古代エジプトで最初にワインが作られた場所は?
    聖地アビドスだったようです。

     

    紀元前2世紀ごろからは、文字としてもワインは記録に出てくるようになります。
    ワイン造りの詳細な文書なども数多く残っていて、古代のブドウ畑の風景、ワイン生産の様子だけでなく、保存方法や飲み方まで、克明に記録されているといいます。

     

    ちなみにワイン専用のブドウというのは、当時はなかったようです。
    食用と共通でしたが、当時からすでに白ワイン、赤ワインが存在したともいわれます。

     

    栄華を誇ったエジプトもその後、ローマの属州になってしまいます。
    この時代になると、良質なワインの産地となっていて、アレキサンドリアの港からローマにむけて多くのワインが輸出されていたようです。地中海に難破した当時の船から、確認されたことです。

     

    古代エジプトは歴史の教科書で、最初のほうに出てきます。
    それだけ重厚な歴史を誇るエジプトですから、ワインとの関わりという側面でも興味深いかもしれません。

     

  • ワインは「ギルガメシュ叙事詩」から

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    ワインの歴史は古く遡ることができます。今回は「ギルガメシュ叙事詩」です。

     

     

    ワインに関する文献として最も古いものが「ギルガメシュ叙事詩」だといわれています。
    「ギルガメシュ叙事詩」は、古代メソポタミアの文学作品です。古代メソポタミアの伝説的な王ギルガメシュを巡る物語で、現在の時点で人類史上最も古い作品の1つです。

     

    主人公のギルガメシュは実在の王で、紀元前2600年ごろにウルクという国家の王でした。
    国家といっても都市国家で現在の感覚での国家とは異なります。このシュメールの都市国家の王が、伝説化したようで、物語の主人公になったようです。

     

    主人公のギルガメシュは英雄であり、同時に暴君でした。
    市民たちは王の横暴を嘆き、その訴えを天神アヌは聞き入れました。女神アルルにギルガメシュの競争相手を造るよう命令します。そこで女神アルルは、粘土からエンキドゥを造りました。
    ウルクから少し離れた場所でエンキドゥは野獣のように暮らし始めました。狩人がエンキドゥに狩りを妨害されるようになり、ギルガメシュに助けを求めました。
    そこでギルガメッシュはエンキドゥのもとに神聖娼婦シャムハトを遣わしました。
    エンキドゥはシャムハトの魅惑に惹かれ、6夜と7日を共に過ごすことになりました。
    エンキドゥは野獣のような生活から変化し、人間らしい作法とともに、姿も人間らしくなっていきました。
    シャムハトからはギルガメシュのことが聞かされ、エンキドゥはギルガメッシュを仲間にしようとウルクに向かうことになりました。
    一方、ギルガメシュもエンキドゥと友人関係になることを夢で見ていました。

     

    しかしエンキドゥは、ギルガメシュが国の花嫁を奪い去るという噂を耳にし、その瞬間に憤激してしまいます。
    二人は出会って早々、大格闘を繰り広げることになりました。
    大格闘は決着がつかず、二人はお互いの力を認め合うようになります。その後、親友となりました。

     

    ギルガメシュとエンキドゥは様々な冒険を繰り広げることになります。
    暴君から変貌したギルガメシュと、野獣を消し去ったエンキドゥは、ともに英雄となり、冒険を続けていくのでした。しかし、その先に彼らを待っていたのは──。

     

    ちなみにですが、「ギルガメシュ叙事詩」の頃のワインは、現在ほど糖度が高くなく、しかも酸化していたようです。そのためワインに水や蜂蜜を混ぜて飲むのが一般的だったようです。

     

    さらに余談ですが、「ギルガメシュ叙事詩」で有名な部分として大洪水の話があります。

     

    エア神から伝えられた話により、船をつくり、家族、船大工、全ての動物を船に乗せました。
    嵐が6日間続き、人間は粘土になってしまいました。船がニシル山の頂上に着地して7日目、鳩、ツバメ、カラスを放ち、乗船者を解放し、神々に生贄を捧げ、多くの神が集って来ました。

     

    旧約聖書の「創世記」(6章-9章)に登場するノアの方舟と共通する部分が多いのは、おそらく当時から語り続けられた大洪水があったのであろうと思われています。
    実際にメソポタミア地方周辺の地質調査の結果、実際に洪水跡と推測される地層の存在が確認されているそうです。ただし、このときの洪水がそこまで大規模であったのかどうかは分かりません。もしかしたらローカルなレベルではあっても、この当時の大惨事の記憶が衝撃的で、文字を持つ人々によって後世に残されたのかもしれません。

     

    ワインから逸脱しましたが、時には歴史に触れるのも良いのかもしれません。

     

  • ディオニュソスとヒポクラテスとワイン

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はワインの歴史について語りたいと思います。全てを語るのは大変なので、ヨーロッパに伝わった頃に焦点を当てます。

     

     

    ワインといえばヨーロッパというイメージが強いと思います。
    歴史的にもヨーロッパに伝わったのは紀元前3000年以上前ともいわれます。
    伝わった地はギリシアです。

     

    フェニキア人によって伝えられたといわれ、古代ギリシャでワインは盛んに造られるようになりました。
    ギリシャ神話では、酒の神であるディオニソスの登場です。豊穣とブドウ酒と酩酊の神です。

     

    ワインの伝来の神話も残っています。

     

    エジプトやシリアなど、各地を遍歴したディオニュソスはイーカリアー村で農夫イーカリオスのもてなしを受けた。
    ディオニュソスはそのお礼として、イーカリオスに葡萄の栽培と、ワインの製法を伝授した。イーカリオスはそのワイン製法を実践し、完成したワインを村人たちに振舞った。
    しかしここで悲劇が起きた。
    生まれて初めて酒を飲んだ村人にとって、「酔う」ということそのものが理解できなかった。毒を盛られたのではないか、と誤解するようになり、村人たちはイーカリオスを殺害してしまった。
    娘のエーリゴネーはその死体を見て、激しいショックと悲嘆により、その場で首を吊ってしまった。

    この悲劇の次第を知ったディオニュソスは怒った。
    村の娘を全員、狂気に陥らせ、しかも集団縊死させたのである。

    やがて村人たちはワインが毒ではないと知り、誤解であったことを気づいた。村人たちによって殺された父と自殺した娘を丁寧に供養した。これによりディオニュソスの怒りも収まった。
    これ以降、この地は葡萄の産地として名を知られるようになった。

     

    何ともいえないギリシア神話のワイン伝来物語でした。

     

    神話はともかく、紀元前1100年ごろには、既にギリシャは有数のワイン輸出国だったようです。

     

    もう一点、古代ギリシャとワインの関係を。

     

    医学の父と呼ばれるのがヒポクラテスですが、ワインについて医薬品として扱う記述があります。効能効果は、解熱作用・利尿作用・疲労回復でした。
    古代ギリシャは、ディオニュソスに代表される「酒」という役割だけでなく、医薬品でもあったというのは、何とも興味深いことです。

     

  • ワインのコルクはなぜ長さが違うのか?

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    今回はワインそのものではなく、コルクについて知られざる秘密を語ります。

     

     

    まず、コルクの長さですが、3cm~6cm程度が一般的です。従って一定の長さというわけではありません。

     

    実は、この長さの違いは値段の高さに比例すると、いわれています。

     

    コルクが長ければ長いほど高価なワインであるといわれるのは、当然ながら理由があります。
    コルクが長いほどボトルの密閉性は高まります。そのため熟成期間が長いワインには密閉性を重視するため、5.5cm以上のコルクを必要とします。それゆえ高級ワインは長いコルクになるという図式になるわけです。
    逆に熟成させる必要のないお手軽ワインは、そこまでの密閉性が必要ないので、短いコルクで十分だということです。

     

    では、金属キャップは?

     

    さらに手頃なワインとなると、コルクすら使わず、金属キャップが使われる場合があります。
    手でひねるだけで開くので、何とも便利です。
    当然ながらこれも、長期熟成させるタイプのワインではないので、まず問題ありません。

     

    最後に、そもそもコルクとは何でしょうか?

     

    コルク樫の樹皮から作られるものです。主にスペイン、ポルトガル、イタリアの原産が多いようです。弾力性と復元力が優れている素材のため、圧縮し、ボトルの内側に押し込めば、復元して密閉性が高まる効果があります。

     

    余談ですが、時々、コルクの表面に結晶がついていることがあったり、カビが生えていることがあったりします。何だか危なそうに思う人もいるでしょうが、これはどちらも問題ありません。

     

    結晶は「酒石」で、カビは湿度が保たれた場所で保管されていた証拠ともいえます。品質が悪くなったことを意味しません。まして飲んで危険になる、という意味ではありません。

     

  • ワインを飲む順番

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    ワインを複数用意した際、どの順番で飲むのが良いでしょうか?
    勝手に語っていきます。

     

     

    同じ銘柄・同じ年代のワインなら、飲む順番は関係ありませんが、タイプの異なるワインの場合、どちらを先に飲むか、考えてみるもの良いでしょう。
    基本はライト感覚のものからヘビー感覚のものへ、という順番です。

     

    あるいは、こんな図式もあるかもしれません。

     

    食前酒 : スパークリングワイン
    食中酒 : 白 → 赤
    食後酒 : 貴腐ワイン

     

    ビールだったらアルコール度数の低いものから高いものへという順番もありますが、やはりワインと同じように「軽 → 重」が一般的かもしれません。

     

    軽いとか重いというのは、ボディ、要するに舌で感じる味わいの重い・軽いに関係します。
    軽いものから、重いものへ、辛口から甘口、若いワインからヴィンテージワインへ、等々によって、各々のワインの味わいを感じ取りやすくなるといわれます。

     

    よくいわれることで、重いワインのあとに軽いワインを飲むと、味が薄くなってしまったり、甘口のあとに辛口を飲むと、辛さが際立って旨味がなくなるとかというのも、頷ける話といえます。

     

    でも注意しなければならない点もあります。

     

    もし複数のワインをプレゼントで渡し、一緒に食事会で飲む場合、プレゼントした相手があまり飲めない人だとしたら。
    高価なヴィンテージワインを開ける前に、もう飲めない状態になってしまったら本末転倒です。

     

    最も大事なのはプレゼントした相手のことをよく考えることが重要で、順番はその後の話です。

     

  • 知られざる世界のワイン・ランキング

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    知られざる世界のワインについて、ランキングでお伝えします。

     

     

    まずはワインの原料であるブドウの栽培面積です。

     

    ブドウ栽培面積の上位10か国(2016年、単位:ヘクタール)

    • 1位: スペイン(97万5000)
    • 2位: 中国(84万7000)
    • 3位: フランス(78万5000)
    • 4位: イタリア(69万)
    • 5位: トルコ(48万)
    • 6位: アルゼンチン(22万4000)
    • 7位: チリ(21万4000)
    • 8位: ポルトガル(19万5000)
    • 9位: ルーマニア(19万1000)
    • 10位: オーストラリア(14万8000)

     

    この順位で驚くべきは中国でしょう。
    中国とワインの組み合わせは馴染まないかもしれませんが、実はブドウ栽培そのものは多いのです。もちろん、この順位はブドウ栽培面積の順位で、実際に収穫されるブドウの大半はワインというよりは果物としてとか、あるいは加工してジュースにするとかの原料になるわけで、必ずしもワインの生産量と直結はしません。
    それでも世界2位というのは驚きかもしれません。

     

    では、実際のワインの生産量はどうでしょうか。

     

    ワイン生産量の上位10か国(2016年、単位:hl)

    • 1位: イタリア(5090万)
    • 2位: フランス(4360 万)
    • 3位: スペイン(3930万)
    • 4位: 米国(2390万)
    • 5位: オーストラリア(1300万)
    • 6位: 中国(1140万)
    • 7位: 南アフリカ(1050万)
    • 8位: チリ(1010万)
    • 9位: アルゼンチン(940万)
    • 10位: ドイツ(900万)

     

    ブドウ栽培面積とワイン生産量とは一致しません。
    それでも、ここはまた中国に注目かもしれません。もしかしたらワインでも中国勢力が強くなっていくのかもしれません。

     

    日本人がワインで最もイメージするフランスは、イタリアについで2位でした。
    イタリアのほうが生産量が多いというのは、わかるようなわからないような、そんな感じでしょうか。

  • ヴィンテージワイン・「あたり年」と「はずれ年」

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    ヴィンテージワインを語るとき、よく「あたり年」「はずれ年」という言葉が聞かれます。

     

    プレゼントとしてヴィンテージワインを贈る場合、何となく気にしてしまうかもしれませんが、この意味とは何でしょうか?

     

     

    この「あたり年」「はずれ年」というのは、ワインそのものではなく、原料のブドウの収穫時の状態のことを差します。

     

    ブドウは、天候の良し悪しによって味が変わるといわれています。そのため、天候に恵まれた年のブドウは「あたり年」となり、天候不順の年は「はずれ年」となります。
    天気が良い日が続いた年は、ブドウがよく熟すため、糖度が高くなり、濃厚な味になります。一方、天気が悪い日が多いと、酸味が強くなり、味は軽くなるといわれます。

     

    では、「はずれ年」に収穫されたブドウを原材料とするワインはまずいのでしょうか?

     

    答えは「否」か、より正確にいえば「そうとは限らない」となります。

    すでに述べたように、「あたり年」「はずれ年」とは、あくまでブドウの出来不出来のことです。いくらブドウが良くても、必ずしも品質が高くなるとは限りません。極端なことをいえば、ブドウの品質が良いだけで、ワインの造り手が手を抜いたり、素人だったりしたら、決してブドウの品質に比例してワインの品質も上昇するわけではありません。同様に、「はずれ年」のブドウでも、造り手によって十分にブドウの品質をカバーすることができることもあるのです。

     

    ヴィンテージワインをプレゼントする場合、もしとことん拘るなら、「あたり年」「はずれ年」とともにワインの造り手についても考慮しないとならなくなるでしょう。
    しかし、プレゼントとしてヴィンテージワインを受け取る側は、そこまでの気遣いが理解できるかどうかは、その人次第となるでしょう。
    贈る相手によっては、そこまで拘らないといけない人もいるでしょうが、ヴィンテージワイン、特にその人の「生まれ年」のワインをプレゼントするのは、拘るポイントはそこじゃないかもしれません。

  • ボルドーとブルゴーニュ(食事に招かれた場面のプレゼント編) 

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    ボルドーとブルゴーニュの違いについてですが、今回は食事に招かれた場面のプレゼント編です。

     

     

    食事に招かれたので、手土産としてプレゼント用のワインを用意するとします。
    この場合、相手からリクエストがあれば、それに応じたワインを用意するだけですみます。しかし、あくまで気を利かせてワインを持って行くとなると、最初に考えるのは、どんな食事内容かということでしょう。肉か魚か、和食か、フレンチか、イタリアンか等々。

     

    もし料理の内容がわからなかったとしたら、ボルドー、ブルゴーニュ、どちらを選択すれば良いでしょうか?

     

    一般にボルドーのワインは香りが繊細、ブルゴーニュは香りが華やか、といわれます。この側面を捉えれば、ボルドーは女性的、ブルゴーニュは男性的といえます。食事に招いてくれた人の性別で判断することもできそうな気がします。
    しかし、別の見方でいえば、ボルドーはタンニンが強い傾向にあるため男性的なイメージ、ブルゴーニュは淡い色をしているので女性的というイメージもあります。

     

    要するに判断できない、ということになります。

    そこで結論、食事内容にあわせられない、性別にあわせられない、ということであれば、以下の選択肢が良いでしょう。

     

    もし、招待してくれた人がワインに詳しいなら、話のネタにもなるので、高価でもヴィンテージ・ワインを、詳しくないなら、質より量で、タイプの異なるものを複数プレゼント。

    細かいことは考えず、ボルドーでもブルゴーニュでも良いのです。食事に招いてくれた人へのお礼、気持ちなのですから。

  • ボルドーとブルゴーニュの違い

    プレゼント専門シエル・エ・ヴァンの店長・ハヤシです。
    本日はボルドーとブルゴーニュの違いについてです。

     

    どちらもフランスワインの代表産地で、ワインに詳しくない人でも「ボルドーとブルゴーニュ」を聞いたことがあるという人も多いことでしょう。

     

    違いを説明しましょう。

     

    まず、場所が違います。
    何を当たり前なことを、とお怒りになるかもしれませんが、日本人はフランスだけでなく欧州の具体的な地域について、よく知らないのではないかと思います。

    ボルドーはフランス南西部の大西洋の近くに位置し、パリからは直線距離で498kmです。ワインはジロンド県全域にわたる地域が「ボルドー」を名乗っています。
    ブルゴーニュは広大な地域を指し、コート・ドール県のコート・ド・ニュイ、オート・コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、オート・コート・ド・ボーヌ、ソーヌ=エ=ロワール県のコート・シャロネーズ、マコネー、ローヌ県のボジョレー、さらにその遥か西方に位置するヨンヌ県のシャブリの8つの地区のワインになります。

     

    「ボルドーはワインの女王、ブルゴーニュはワインの王様」

     

    フランスワインで双璧をなすともいえます。
    歴史的にはボルドーは長い期間、イギリス領でした。そのため、フランス王室に知られていたのは、ボルゴーニュで、その当時から「ワインの王様」といわれていました。
    ボルドーは、いわばフランス領になってからボルドーの言葉にかけて、「ワインの女王」になったともいわれます。

     

     

    では、肝心な味の違いは? 特徴は? ぶどうの品種は?

     

    勉強しましたので、このブログでおいおい語っていきましょう。

     

1 2

ワイン通販なら

想い出生まれ年ワイン、デザイン自由オリジナルワイン

スペシャルコンテンツ

オールドワインの魅力

最新のブログ記事

カテゴリー

タグクラウド

月別アーカイブ