今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • 久しぶりの北野ホテルは本格フレンチ「アッシュ」

    先日、加藤くんのお誕生日祝いということで、彼を引き連れディナーに出かけました。

    場所は超お久しぶりの北野ホテル、本格フレンチレストラン「アッシュ」。

    スタッフ側にとっては、年に一度の私との「2人っきり」で過ごす、ブレスト形式の共有共感タイムなので、いつもこの機会だけは奮発するよう心掛けています。

    さて、例のごとく、当日は私の大好物である白ワインはシャルドネ、赤はピノ・ノワールを持ち込んだわけですが、ワインリストは以下の通りです。

    白ワイン:
    コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ / ドメーヌ・ラペ・ペール・エ・フィス 2011
    赤ワイン:
    ポマール・プルミエ・クリュ・クロ・オルジュロ / クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ 2011

    ここへ来た時はいつも、メニューオーダーの際にジビエの入荷があるかどうかを確認するのですが、当日は残念ながら入荷なし・・・ここのところ3回連続でジビエにありつけておりません。
    何だかヨーロッパの方でも、動物愛護の波がさまざまな領域に広がってきており、昔ながらの食文化にまでその波は押し寄せてきているようで、最近は調達が難しいようです。

    ってことで当日は仕方なく、家畜肉=牛肉をメインディッシュにチョイスしました。

    家畜肉ならここへ来なくてもどこでも食べれるんだよなぁ~~。

    先ずワインは、レストランご用意のグラスシャンパーニュは「ボランジェ」をアペリティフに一杯。
    グラン・メゾンの有名どころなので、当たり前のように満足の一杯。

    しかし、グラススパークリングにボランジェとは、さすがは北野ホテルですね。

    アスティなんかを出された日には、じょぼじょぼ~~って・・・やめときましょう。

    軽く一杯食前酒を楽しんだ後は、メインのワイン。
    まずは白から。
    こちらはシャルドネの聖地、コート・ド・ボーヌの特級畑、コルトン・シャルルマーニュ。ドメーヌはラぺさんで、古くからペルナン・ヴェルジュレスのトップ生産者として白ワインでは有名です。

    オーク樽熟成14ヶ月と、白ワインの造りとしてはしっかり長めの熟成で、しかしながらハイ・プライスなグラン・クリュとしては新樽比率は30%と控えめで、八田浩一的には好みのエレガントなスタイルです。

    特に香り高いとか、リッチでふくよかなテクスチャーとか、そんな大げさな表現はマッチしない、しかしながらスタンダードなシャルドネでは表現できない世界観が確かにあり、自らが主張し過ぎない、お料理を引き立てる、トータルバランスに優れた白ワインです。

    いよいよメインのメイン、そう赤ワインです。

    私のデイリーワインの1本にオンリストされているオー・モワーヌのピノ・ノワールですが、最近はイタリヤやスペインの土着品種(サンジョヴェーゼやモレリーニョ)を主に飲んでいましたので、ちょっとだけ久しぶりに向き合います。

    こちらも素晴らしい古典で、オーク樽熟成は最長で20ヶ月もの期間を設けますが、新樽は30%とこちらも控えめ。やはり最近流行りのモダンスタイルではなく、昔ながらの古典式にてワイン造りに励んでおり、これまた古典でしか表現できない最上のフィネス、エレガントがあり、やっぱりモワーヌさんのワインは格別です。

    ビオということもり、グラス1杯目あたりは独特の、余り好ましくない香りがしないこともないですが、まぁ土の香りという褒め言葉にてごまかせなくもないレベルなので何の問題もありません。

    ビオならではの味わいは確実に表現されており、エレガントなわりに物足りなさは皆無です。

    しかし、最近の日本の星付きフレンチのお料理は、いかんせん和のテイスト(ダシなんかを使ったり、妙にライトな食感や味付け)がふんだんに落とし込まれています。

    確かに、多くの日本人にはそれが良好で、美味しく、実質的なお店の評判や売り上げに貢献するのでしょうが、それが本格フレンチなのかどうか、イエスかノーで答えろといわれたら、やっぱり答えは「ノー」なわけです。
    ※それは当のシェフ本人もわかってはいるんだろうけど。。

    それに比べ、北野ホテル、アッシュのお料理は、良くも悪くも本格フレンチに近く、他のグラン・メゾンといわれるハイ・レベルなフレンチレストランとの比較なら、間違いなくアッシュは本格フレンチだといえます。

    今や、和テイストのフレンチの方が実は多く、北野ホテルのような本場に近いスタイルを頑なに踏襲しているレストランは滅多にありません。そこら辺の欧米系一流ホテルのフレンチなんかでも、やっぱり和のテイストが前面に押し出されており、良くも悪くも「フレンチはこんなにライトではない!」と突っ込みたくなります。

    今では返って珍しい、北野ホテル「アッシュ」は、やはり素晴らしいグラン・メゾンだったことを改めて再認識しました。
    ※もっとジビエの調達に力を入れてはいただきたいが。。

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