今日もワインを飲んでます そして思いついたことを書きつづる

  • シャトー・フェラン・セギュール1981

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    以前にブログでも紹介しましたフェラン・セギュール。

     

    前は1979年だったが、今回は1981年ヴィンテージ。

    生産者から直買いし、フランスより空輸したもの。

     

    クリュ・ブルジョワに格付けされるこのワインは、非常に優れたテロワールの恩恵を受けている。

     

    81年は平凡な年だが、前回の79年よりは少し良い年として位置づけされている。

     

     

    ブーケは誘惑的で、甘く、肉厚であった。

     

    味も同様であったが、タンニンがエキスにより昇華されるにはまだ至っていない。

     

     

    かなりの成長能力を秘めているこのワイン。

    後5年後に飲みたい。

     

  • シャトー・マルキ・ド・テルム1994

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    旨安ワインばかりを飲んでいたここ最近。

     

    久しぶりにフランスはメドック格付け第4級シャトーの逸品です。

     

    格付けワイン……「グラン・クリュ・クラッセ」

    懐かしい響き。。

     

    AOCマルゴーのこのワインは、1855年の格付け以後、そのステータスにふさわしいワインを造っていた。

    しかし90年代の10年間ヴィンテージの評価ははっきりいって低く、日本での知名度も低い。

     

     

    実は私はワインにハマりだした頃、マルキ・ド・テルムの97年を飲んだ。

    評価の低い90年代だ。

     

     

     

    感動した。

     

    「こんなに旨いワインは初めて飲んだ!」

     

    心の中でそう想った。

     

     

    以後、96年と98年も飲む。

    やっぱり旨いと思った。

     

    もちろんそれ以後、更に素晴らしいワインに数多く出合ってきたが、当時の私にとって、あの時あの瞬間の感動は、今も色あせることはない。

     

    AOCマルゴーの真髄を、教えてくれたワインである。

     

     

     

    この94年は、自己でフランスから空輸したもの。

     

    色調は濃く、肉厚で素晴らしいブーケを放つ。

     

    瓶詰から15年近くが経過しているが、トースト香と樽香が前面に香る。

    非常に長期の熟成能力が伺える。

     

    香りはかなり立つ。

    カシス、ミント、枯れた草に、若干青臭さもある。
    味わいは、タニックにも関わらず、かなり軽い感じがする。
    それは「中身が詰まっていない」という意味で、ライトボディということではない。
    ボディとしてはミディアムボディ。

    酸味はあまり感じられない。

     

    良くも悪くもAOCマルゴーの特徴を兼ね備えており、古典スタイルのワインだ。

     

     

    私のようにカベルネ主体物の最高頂は「ボルドー」だと信じて疑わない者には、非常に面白みに富むワインだ。

     

    このワインと美味しく付き合うには、それなりのエスコートが必要である。

     

  • そろそろ恋しい…ヴィンテージワイン

    最近はブログの通り、旨安ワインばかりを飲んでます。

     

    満足できる物も結構ありましたが……

     

     

     

     

    しかし……そろそろ仏グラン・ヴァン

    プレスティージュなヴィンテージワインが恋しくなってきましたね。

     

     

    渇望、渇望……

    この渇望感が、次回のヴィンテージワインとの時間をより素敵なものにしてくれるはず。

     

     

    ボルドーの高貴さ……

     

     

    ブルゴーニュの奇跡のアロマ……

     

     

     

    次回は旨安じゃなく、「とっておき」にしようと思います。

     

  • コノスルのカベルネ・ソーヴィニヨン

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    旨安ワインのレビューです。

     

     

    この生産者コンスルは、前にピノ・ノワールのレビューでべた褒めしました。

     

    難しいピノであのクオリティなのだから、きっとカベルネ・ソーヴィニヨンもレベルが高いのだろうと期待してましたが……

     

    その通り!

     

    旨い!

     

     

    コノスル20バレル・リミテッドエディション・カベルネ・ソービニョン2006。

     

    チリワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンでは既に定評を得ているワインも多く、コノスルも例によって素晴らしいワインを造っております。

     

    コノスル20バレル・カベルネ・ソーヴィニヨンは、コノスルのカベルネ最上位ワイン。

    それでも価格は2千円半ばと非常にリーズナブル。

     

     

    新世界のカベルネに通ずる、ダークルビーレッド。

    第一印象はキャラメルやシナモン、キャンディ、それからフルーツ一杯のフルフレーバーなワインです。

    なかなか複雑。

     

    バルサム質の豊満なニュアンスで、パスタや肉料理など、濃い料理にピッタシ。

     

     

    しかし、他の新世界ワインほどの「こってりさ」だけではなく(十分コッテリだが……)、それほど飲み疲れもしない。

     

    芳醇なアロマに豊満で重厚なボディだが、品やフィネスなどの爽やかさが乏しい新世界ワインだが、このワインは”旨安ワインとしては”十分フィネスなスタイルも持ち合わせており……やっぱりピノ・ノワール同様コノスルは素晴らしい!

     

    95~100点!!

     

    カジュアルに飲むシーンには、十分すぎるクオリティであり、2千円代としては最上位クラスであることは間違いない。

     

     

    また買います!

     

    というか今さっき注文しました♪

     

  • シャトー・ラローズ・トラントドン2004

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    旨安ワインのレビューです。

     

    旨安ワインの候補に挙げてますが、AOCはオー・メドック。

    しかもクリュ・ブルジョワのシュペリュールにしっかり格付けされている逸品です。

     

    価格は近所のスーパーで2500円。

     

    実は1週間程前に一度飲んで、「旨くなかった」のです……が評判はよく、しかも2006年ヴィンテージ物はフランス本国で名誉ある賞も受賞しているワインなので、もしかすると自分の体調が悪くそう感じたのかもとの思いで、昨日再度飲みました。

     

     

    結果は

     

    やっぱり旨くないですね。。

     

    セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%とメルロ40%。

    結構メルロの比率が高い。

     

    第1アロマはクレーム・ド・カシスの甘い香り。

    しかし同時に前回も感じた青野菜臭さがある。

    いわゆるピーマン香。

     

    それと妙な渋みがある。

     

    それはボルドーの、特にAOCマルゴーが持つ貴族的な「気難しさ」で、飲み手がさまざまな条件をエスコートすれば、最高のアロマやテクスチャーを放つワインへと変貌するような「面白い」ものではなく、カラムしようが何をしようがどうしようもない、本来の成分構成から来る悪い意味での「気難しさ」である。

     

    しかも渋いのだが、それはタニックというようなものとは少しニュアンスが違い、薄く安っぽいタッチの渋さ。

     

     

    まぁ、ボルドーワインが放つ「爽やかさ」は持ち合わせているが、かなり期待していただけに残念です。

     

     

    ラローズ・トラントドンの名誉を守るために補足しておくと、このワイン、イギリスへ輸入されたワインを日本へ再輸入したものであるのと、裏ラベルには「リーファー」と記載されているが、同じインポーターの立場として価格面から考えて100%常温での海上輸送であることは明白であり(このワインをリーファー輸送すると小売価格3千円にはしないと採算が合いません)、かなりコンディションが悪かったのかも知れません。

     

    ちなみにリーファー輸送と記載されているワインの8割は、常温輸送です。

    本当です。

    食品の産地偽装や賞味期限のごまかしなどと同じく、ワイン業界ではリーファー偽装が常識化しているという現実があります。

    困ったものです。

     

    何はともあれ、私が飲んだワイン自体はお勧めできるレベルのワインではなかったです。

    旨安ワイン度=60~68点

     

    機会があれば、自分でシャトーから直に空輸したものを飲んでみようと思います。

    また違った意見が出るかもしれません。

     

  • これはNG、コノスルのスパークリング

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    旨安ワインのレビューです。

     

    前回、べた褒めしたチリワインの生産者「コノスル」のスパークリングワインですが……。

     

     

    酷い!

     

    価格は1千円代後半とかなり安いのですが、それを考慮してもまずい。。

     

    泡は硬いし口中に含むとすぐに消える。

    変な甘味もあり、優美さなどはまったくない。

    かなり厳しいです。

     

     

    ピノの出来が素晴らしかったので期待しましたが、おそらくスパークリングワインにはそれほどこだわっていないのでしょうね、この生産者。

    全然ダメです。

     

    これなら私が以前から愛飲している旨安カヴァ、「フレシネ・コルドン・ネグロ」の方が圧倒的に旨いし、価格も変わらないので、このコノスルを今後飲む理由はまったく見当たりません。

     

    40~50点。

     

  • 旨い!コノスル20バレル・ピノ・ノワール

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    旨安ワインのレビューです。

     

    既にチリワインのワイナリーとしては有名な「コノスル」。

    このコノスルのピノ・ノワール・ワインです。

     

    この造り手は、ピノ・ワインを3段階でリリースしており、廉価版、プレミアム版の中位に位置する物が、この「20バレル・リミテッド・エディション」です。

     

     

    価格は2千円半ばとリーズナブルな価格設定で、既に欧米では旨安ワインとして確固たる地位を築いています。

    難しいといわれている新世界のピノ・ノワールにおいて、大成功を収めているワインとのこと。

     

    う~~ん……

     

    確かに。

     

     

    旨い!!

     

     

    例の通り新世界ピノに通ずる力強くてボリーミーなピノ・ノワール。

    しかし、ブルゴーニュ”ちっくな”高貴さや品をかすかに感じる。

     

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    深い澄んだなルビーレッド。

     

    フレッシュなチェリーやストロベリー、ラズベリープラムと、皮やスモーキーのハーモニー。

    複雑さが感じられる。

     

    力強くて長い余韻……と同時に優しさも兼ね備えている。

     

    これで2千半ばとは。

     

    デイリーワインとしてまとめ買いしておく価値は十二分にあります。

    これを称賛しないと、旨安ワインというもの自体が成立しない。

    それほど完成されたピノ・ノワール。

     

     

    ブルゴーニュ・スタイルを意識して造られたとのことだが、「た・し・か・に」。

     

    この生産者「コノスル」、難しいピノでここまでのレベルなのだから、カベルネやメルロなどはさらに完成されているのだろう。

     

     

    欧米ではそれこそさまざまな賞を取りまくっているのだが、それも理解できます。

     

    旨安ワインとして95~100点!!

     

     

    自宅のセラーに大量に並ぶことでしょう。

     

  • チリワイン…カサマリンのピノ・ワイン

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    チリの「旨安ワイン」のレビューの続きです。

    カサマリン(生産者)のカルタヘナ・ピノ・ノワール2005

    先のチリワインはカベルネ・ソーヴィニヨン物。
    しかし今回はピノ・ノワール。

    人によってさまざまな意見があるが、どのような理屈を並べようがピノ・ノワール・ワインは「ブルゴーニュ」がお手本となっていることは認める認めざるに関わらず周知の事実。

    カベルネの場合はそれほど心配はしていなかったのだが、ピノとなると・・・。

    まぁ……いつもいってますが、2千円代だということを常に考慮しなければならないので、価格帯が異なるブルゴーニュを比較対象に持ってくること自体ナンセンスなのだが……。


    色目はやはり濃い。

    深い凝縮感がある。

    涙はかなり粘り気があり、エキス分は濃い。

    (※すべてブルゴーニュと比べると)

    区画は海洋性気候の影響で、海からの冷涼な空気が流れ込むことによって、チリの他のどの地域よりも涼しい気候とのこと。
    この説明には心を揺さぶられていますが、さて香りや味わいは・・・。

     

    輝く濃いルビー色、イチゴやラズベリーなど酸味の強い赤い果実と、モカ、コーヒーなどのスモーキーなニュアンスのハーモニー。

    しっかりしたタンニンでピノ・ノワール固有の力強さが感じられます。

    一言でいうならパワフルでボリーミーなピノ・ノワール。

    しかしながら、新世界ピノにありがちな「アルコールの熱さ」は感じられず、これは特筆すべきポイント!

    十分に合格点の90点。


    この価格レンジのピノ・ノワールの中では最高評価レベルの逸品です。

    (散々ブルゴーニュと比較したので、最後は逆に2千円台のブルゴーニュ産ピノ・ノワールでこの品質レベルのワインがあるかというと・・・私は出会ったことないですね。。)

  • チリワイン…コンチャ・イ・トロの逸品


     

    コンチャ・イ・トロ(生産者)のマルケス・デ・カサ・コンチャ・カベルネ・ソービニョン2006

    チリワインです。

    コンチャ・イ・トロといえばコンビニに並ぶサンライズで有名ですが、サンライズはとてもおいしいとはいえませんね。。

     

    さて、以前「旨安ワインの発掘」を行うと宣言しておりましたが、そのレビュー。

     

     

    写真の通り、新世界ワインに通ずる凝縮された深く濃い赤。

     

    新世界のカベルネ・ソーヴィニヨンは総じて、心地よいスパイスとバルサム質の風味が口の奥深くまで満たしてくれる。

    簡単にいうと芳醇なアロマに、肉厚があり豊満なボディ。

    いわゆる「コッテリ」したワインで、グラス1~2杯目は取り合えず旨い。

    素人筋(失礼な表現だが)が飲んで、旨い!と思わせる、わかりやすい旨さを持つ。

     

    ただ、ボルドー・ワインが放つ貴族的な良い意味での「気難しさ」、高貴なニュアンスは期待できない。

     

    とはいっても2千円代の旨安ワインということなので、そこら辺は妥協が必要だ。

     

    で、このコンチャ・イ・トロのカサ・コンチャ・カベルネ・ソーヴィニヨン2006。

     

     

    強めのタンニンに支えられた引き締まったワイン。

    黒い小果実、杉、ペッパーの香りとヴァニラ香。

    2千円代というリーズナブルな価格だが、フレンチオーク樽熟成18ヶ月。

     

    おそらく新樽での熟成なのだろう。

    ヴァニラのアロマはちょっと強すぎるキライがあります。(それともオークチップ??)

     

    しかしカベルネの安物ワインに見られる青臭さは皆無だし、タニックでもない。

    厚みがあって柔らかいテクスチャーなのである。

     

    正直、一人でフルボトル1本を開けようとすると、後半は少し飲み疲れするが、それでもこの価格でここまで楽しませてくれるコンチャ・イ・トロは素晴らしい!

     

    カジュアルシーンにピッタリの旨安ワインとして今後もお付き合いしたいと思いました。

     

  • グロ・フレール・エ・スール2005

    グロ・フレール・エ・スール


    優秀な造り手のブルゴーニュは、最高に美味い!


    グロ・フレール・エ・スールのヴォーヌ・ロマネ。


    やっぱり素晴らしい☆


    ビロードのような舌ざわりが素晴らしく、1980年代の並外れたヴォルネイのジェラール・ポテルが造った傑作を思い出させるような味なのである。


    実に香り高く、2005年とグッド・ヴィンテージでしかも若いワインなのに、既に驚くほど開花しており……後10数年もすればその真価に値するセンセーションを巻き起こすことだろう。


    見つけたら即買って、セラーにて10年寝かすことを強くお勧めします。猪鍋とのマリアージュは微妙でしたが。。。


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