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以下の日程で決済代行のシステムメンテナンスを実施致します。
2021年4月19日(月)AM01:30~AM05:00
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2010年のワインの評価は、フランスの主要産地を基に解説していきます。
最初に、2010年という年は、フランスワイン業界にとって歴史に残る一年になったという結論から書かせていただきます。一部の地方(シャンパーニュ)を除き、2010年はフランス全域でブドウがよく育ち、ワイン造りは大成功の一年になりました。ボルドーワイン、ブルゴーニュの赤、そして白ともに、ヴィンテージチャートの評価として満点が付けられた年です。
ボルドーでは五大シャトーやサン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセA、そしてペトリュスやル・パンなど一流ポムロールを筆頭に、高級ワインがゴロゴロ造られており、ブルゴーニュでもDRCやルロワなどの超一流生産者による超一流ワインが、同じくゴロゴロ造られるなど、この2つの産地は世界トップの二大銘醸地なわけですが、この地の2010年産ワインとなると、後20~30年は余裕で熟成を続け、価格はほぼ確実に値上がりします。現時点でも高い同産地のグラン・ヴァンとはいえ、この先の値上がりが十分に期待できることから、2010年のワインは先行投資として買っておいて損はないでしょう。
この先続く、来年再来年の不作は、2010年当時解るはずもありませんが、翌年以降少なくとも3年は続く不作が、後の結果として2010年のワインの価値を更に押し上げる要因となったことから、今のところ価格は青天井が見込まれています。
2010年はシャンパーニュを除くフランス全ワイン産地は大成功しました。ローヌ北部・南部も、アルザスも、ロワールまでもが秀逸な年。フランスワイン業界はまさにお祭りの様相を呈し、2010年物のプリムールでも有名どころの評論家は軒並み最高得点を連発し、世紀のバブルプライスと揶揄された2005年当時を、多くのワイン関係者に思い起こさせました。
さて、2010年、唯一の例外として不作となったのがシャンパーニュです。フランス最北に位置するワイン産地ですが、この年は残念ながら失敗に終わってしまいました。
シャンパーニュでは、秀逸な年のブドウのみを原料とする「キュヴェ・プレスティージュ」として、ヴィンテージ・シャンパーニュが造られるのが恒例ですが、2010年は殆どのメゾンやレコルタン・マニピュランにおいてヴィンテージ・シャンパーニュはリリースされておりません。
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