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当ページでは、1995年のワイン(平成7年)におけるヴィンテージ評価を記していますが、これまでもシエル・エ・ヴァンでは、1950年代という古くからのヴィンテージ評価を各年毎に記してきました。しかし、各年のヴィンテージ評価を調べるうちに気づいたことは、ボルドーやブルゴーニュといった超メジャー産地の情報は豊富にあれど、それに続くワイン産地についは情報量が非常に乏しいということです。
そこで、1995年ワイン(平成7年)については、ローヌ地方とアルザス地方のヴィンテージ概観をまとめることにしました。
1995年、ローヌ地方は素晴らしい、上出来、納得のヴィンテージが完成しました。
北部では開花時期の結実不良が懸念されましたが、シラーやグルナッシュは素晴らしく完熟し、かなり密度の濃い、力強いタンニンや酸味を持つ見事なブドウが育ち、1995年のワインは現在もパワフルかつエレガントで、まだまだ熟成を続けるポテンシャルを秘めています。結果、1995年のワインはグッドヴィンテージとなりました。
1995年、ローヌの主要ワインについては以下の通りです。
シャトー・ヌフ・デュ・パプ、シャトー・ド・ボーカステル / ペラン 1995年
1995年のワインは、フルボディな深みと力強さを持ち、赤黒系果実のアロマが魅力的。タンニンもしっかりしており、酸は爽やかでこれがフィネスを表現しています。
シャトー・ヌフ・デュ・パプ / ドメーヌ・ペゴー 1995年
ペゴーの1995年のワインはエレガントな仕上がり。ミディアムなボディに、メントールと微かなアスパラガスの香り。余韻には見事な酸味があり、清涼感を強く感じる赤ワインとなっています。
アルザス地方の1995年ワインは、天候不順により発芽が遅れ、開花から結実に至るまでは不作を思わせる状況でした。しかし、初秋から収穫までの間はほぼパーフェクトといえる好天気に恵まれ、これまでの遅れを一気に挽回。多くの生産者が収穫を意図的にずらしたこともあり、1995年のワインはとびきり長命となる偉大なワインが出来上がりました。
アルザスの1995年ワイン主要評価は以下の通りです。
リースリング・グラン・クリュヘングスト / ジョスメイエ 1995年
ジョスメイエの1995年のワインは、透明度の高い薄めの色調。非常に魅力的で果実味に富むアロマ。リースリングらしく程よい中程度の辛口で、それが長く爽やかでドライな切れ上がりへと続きます。上質な風味と酸は1995年ワインならでは。
ピノ・グリ・クロ・ジュブザル SGN / ツィント・フレブレヒト 1995年
ツィントの1995年ワインは輝く黄金色が美しく、まるで初蜜を思わせるソーテルヌのような濃い色調です。とはいいながらも飲み口にくどい甘さはなく、サラッと飲み干せる清涼感があります。
この1995年ものワインは間違いなく万人受けするでしょう。
1995年の降水量 | 461mm(平年の120%) |
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1995年の積算温度 | 3005(平年の89%) |
30℃以上の日数 | 15日 |
収穫日 | 10/1~10日頃まで |
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