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91~93年と、3年間苦しんできたフランスワインですが、久々に良好な収穫年を迎えることができた1994年(平成6年)。ブルゴーニュのみ苦しみましたが、それ以外のワイン主要産地はビッグヴィンテージの90年ぶりの順調なヴィンテージになりました。
1994年(平成6年)のボルドー赤ワインは春先から収穫期までの雨量が557mm、累計日中気温は3,441℃。ここ3年間続いた大雨とは打って変わって晴天が続き、暑くフランスらしい乾燥した夏と順調にブドウは育ちました。総括としては、またここ3年間と相対的に評価をすると「良好」といえる年でしたが、収穫直前の9月前半から雨が続きます。この雨が、正規のビッグヴィンテージをも期待したワイン生産者達の夢を打ち砕きましたが、総じて良好な収穫年という結論で締めくくれる一年になりました。
右岸/左岸ともに良好の中、唯一貴腐ワインのバルサック/ソーテルヌのみ、78ポイントと寂しいヴィンテージです。
1994年において唯一残念な評価となったのがブルゴーニュです。マイナーなボジョレーを除き、南北に長いブルゴーニュ地方は全域に渡り天候に悩まされました。繊細なピノ・ノワール及びシャルドネを主セパージュとする1994年もののワインは、一部の偉大な生産者の上級キュヴェ以外、長期熟成させる価値はないでしょう。
フランスワインにおいて1994年は、特段ビッグヴィンテージという概念はありませんが、実はあるアペラシオンに限っては正規のビッグヴィンテージとして大変高い評価を得ています。それはアルザスです。90ポイントという高い評価で、90年の93ポイントに迫ります。
他、ローヌやロワールも良好な収穫年となりました。
【免責】
1994年のワイン・ヴィンテージ評価を上述しましたが、ヴィンテージチャートは評価付けする各機関によってバラツキがあり、絶対的な指針には成り得ません。
またヴィンテージチャートとは、あくまでも各産地におけるブドウ作柄評価をチャート化したものです。その収穫されたブドウを原料とし、各生産者が最終的に造り出すワインの出来とは随分と乖離していることも珍しくありません。
良質なブドウでも、人の技術が劣れば低品質なワインとなり、出来の悪いブドウでも、匠の技により見事なワインが産まれます。
最終的に完成されたワインの評価は、各生産者やキュヴェの違いはもちろん、飲むタイミング(熟成期間)によりヴィンテージチャートとはまったく異なった評価となるのです。
1994年の降水量 | 623mm(平年の162%) |
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1994年の積算温度 | 3,335(平年の105%) |
30℃以上の日数 | 27日 |
収穫日 | 9/12~9/24日頃まで |
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