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1979年(昭和54年)はボルドー赤ワイン全体で豊作となり、非常に収穫量が多い年となりました。私たちは別名「奇跡のヴィンテージ」と呼ぶ1979年ですが、実は一般的な評価よりも内実は優れていると判断しています。雨量は中庸、春先から収穫期までの気温は決して温暖ではなく、むしろ冷涼といえるものでした。夏の雨、例年収穫期を襲う9月の雨によるダメージがありましたが、現地の情報ではさほど深刻なものではなかったということです。このように全体的には決して良い条件ではないヴィンテージであることは確かですが、各シャトーが造り出した瓶詰めされたワインは、後に多くの著名な評論家から高い評価を受けるワインがゴロゴロしており期待以上のものとなったのです。1979(昭和54年)は一般的なヴィンテージチャートでは評価は低めですので、その分お値段も値頃感がり、特に左岸ボルドーの1979ワインは見つけたら即買うべきです。
ブルゴーニュの赤にとっては極めて標準的なヴィンテージ。良くもなく悪くもありません。白も同じく。まだまだ1979年(昭和54年)と若めですので、ワインは安心して今でも美味しく愉しめます。事実、この1979年のサヴィニー・レ・ボーヌ村名白ワインをを何本か飲みましたが、繊細なシャルドネにも関わらずとても美味しく飲めました。
ローヌ、ロワール、アルザスも標準から標準より少し出来が良いといえます。これらのアぺラシオンについては、細かな情報はありません。
上記のように、1979年は至って平均から平均以上のヴィンテージです。またボルドーに関しては世間の評価よりも内実は優良で、しかも割安なので大変うれしいワインに出会えます。
ただし、ヴィンテージチャートは各機関によって評価にバラツキがあるもので、特に1979年(和暦は昭和54年)当時の情報は信頼性が高いといえるものではありません。正確な調査・情報を収集するには、技術的にも時代背景的にも大変難しい時代だったのです。
またヴィンテージチャートとは、あくまでも各産地におけるブドウ作柄評価をチャート化したものです。その収穫されたブドウを原料とし、各生産者が最終的に造り出すワインの出来とは随分と乖離していることも珍しくありません。
良質なブドウでも、人の技術が劣れば低品質なワインとなり、出来の悪いブドウでも、匠の技により見事なワインが産まれます。
最終的に完成されたワインの評価は、各生産者やキュヴェの違いはもちろん、飲むタイミング(熟成期間)によりヴィンテージチャートとはまったく異なった評価となるのです。
1979年の降水量 | 346mm(平年の90%) |
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1979年の積算温度 | 3252(平年の102%) |
30℃以上の日数 | 34日 |
収穫日 | 9/13~23日頃まで |
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